talk_19010501
アルデバラン:サダルメリク殿いろいろと嗅ぎ回っているようだな
サダルメリク:なんのことだ?
アルデバラン:……マザーコア
サダルメリク:…………
アルデバラン:ククク……お得意の間者を使って情報を集めているのは知っている
サダルメリク:それは……当たり前のことではないか経緯は別として我々の手にあるならそれを調べる必要はある
サダルメリク:得体のしれないものを帝国内に置いておく訳にはいかない
アルデバラン:得体の知れないものか……その様子では何もわかってないな?
サダルメリク:…………
アルデバラン:無理もないマザーコアは遥かな昔から触れてはならぬ物として
アルデバラン:光の巫女と13の神人に守られていたのだからな
サダルメリク:……アルデバランマザーコアを使って何を企んでいる
サダルメリク:軍事転用でもするつもりか?
アルデバラン:ククク……ハッハハハハ
サダルメリク:何が可笑しい! 真面目に答えろ!
アルデバラン:軍事転用か……ククク、ハッハハハハこいつはいい
アルデバラン:兵器としてのマザーコアかそれは思ってもみなかったな
サダルメリク:何……!?
アルデバラン:そう怒鳴るなそのうちに分かる
アルデバラン:マザーコアの本当の力がどんなものかがな
サダルメリク:本当の力?
アルデバラン:まぁ、後方支援戦略軍団長殿は我ら実戦部隊が刈り取ってくる獲物をご賞味頂ければよろしいかと
-:アルデバランは仰々しく一礼をするとその場を立ち去った。サダルメリクは言い返せずその場に立ち尽くす他なかった。
talk_11011102
スピカ:へえ、ここがセントラなんだすごく活気があるんだね
スピカ:でも、どうしようお七さん、情報があるって言ってたけど……
スピカ:こんな大勢の人、手分けして聞いて回っても無理だよ
ソル:町の有力者に聞けば1回で済むと思うな
スピカ:それって、町長さんとか?
ソル:いや、ここは商人の町だろ?だったら行政系よりギルドの方が力を持っているはずだ
ソル:ってわけで、偵察部隊が……お、戻ってきた
モモ:ソルく~ん! ただいま~
ソル:お、どうだった?
モモ:この町で一番大きいのはラクーン商会ってお店だって
モモ:組合長の越後屋さんって人がラクーンが好き過ぎてラクーンの人になった、超変わり者のアスラ人で
モモ:今ではアスラの人なのに首席ギルド長……? になってるんだって
モモ:でも変な噂も色々あるみたい
ソル:上等、アスラとも繋がりがあるなら申し分ねーな
ソル:サンキュー、やっぱり桃さんは話を聞いてくるのがうめーな
スピカ:……え、その人に会いに行くの?
ソル:会いに行くに決まってんだろ
モモ:いきなり行って大丈夫なのかなぁ
ソル:うーん、確かにそうだな……お願いすんのに、手ぶらってのはちょっとマズイか
ソル:まずは手土産でも用意しねーとでも、何を用意すりゃいいんだ?
スピカ:そそ、そういう問題じゃ……
ソル:相手は大金持ちだから……用意するからには最高級品じゃねーと受け取ってもくれねーな
ハント:そう言うことなら、以前狩った緑のヤンチキ肉は格別だったが
スピカ:高級グリーンヤンチキいいね!特Aランクの超高級肉って聞いたよ!
ソル:よし、決まりだなそいつを調達しに行くぞ
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ハント:高級グリーンヤンチキだ、ハント完了
ソル:26
ソル:肉だけってのも少し寂しいか
モモ:脂っこい料理には烏龍茶だね~
ソル:ただの烏龍茶じゃダメだよなぁ
モモ:だったら高級な黒烏龍茶はどう?
モモ:糖質と脂肪の吸収を抑えて健康にもすごくいいんだよ~
ソル:おお、いいねそれ
ソル:黒烏龍茶、採りに行こうぜ!
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モモ:黒烏龍茶、採ってきたよ~
ソル:サンキュー、桃さん
ソル:あとさ
ソル:肉巻きも持っていかねーか?
レン:何故だ
ソル:プネウマの名産みたいでさ
ソル:オレ達がそれ作ったら気に入ってもらえると思って
レン:100点
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スピカ:見て見て、ほら!
スピカ:800000121
ソル:流石、スピカ!
ソル:美味そうだな
スピカ:桃ちゃんもね
スピカ:ニアちゃんも
スピカ:沙璃ちゃんも
スピカ:たまもちゃんも
スピカ:オメガちゃんも
スピカ:女子全員で頑張ったんだよ[0012]
オメガ:オメガ、火を起こした!
オメガ:オメガ、消火もした!
ソル:それは料理なのか? まあいいか
ソル:26
talk_11011106
スピカ:……じゃあ行こうか
ソル:何だよ、スピカ恐いのか?
スピカ:う~ん、どんな人かわかんないし……
スピカ:話を聞けば聞くほどすごい人のような……
レン:大丈夫だ、俺達だってこの星ではガイアスといういわば特殊な人間なんだ
ソル:オレは会うの楽しみだぜ
スピカ:……まあでも、頑張るしかないよね!
ソル:へへ、そう来なきゃな楽しまないと損だぜ
-:一行はお土産を手に意気揚々と越後屋邸へ向かった。
-:僅かな情報でもよいのでそれを得るために……
talk_19010503
スピカ:完成したね……じゃあ行こうか
ソル:何だよ、スピカ恐いのか?
スピカ:う~ん、どんな人かわかんないし……
スピカ:話を聞けば聞くほどすごい人のような……
レン:大丈夫だ、俺達だってこの星ではガイアスといういわば特殊な人間なんだ
ソル:オレは会うの楽しみだぜ
スピカ:……まあでも、頑張るしかないよね!
ソル:へへ、そう来なきゃな楽しまないと損だぜ
-:一行はお土産を手に意気揚々と越後屋邸へ向かった。僅かな情報でもよいベガの情報が得られると信じて。
エチゴヤ:ええ、あっしが越後屋と申すケチな商人でごぜぇやすお見知りおきを
エチゴヤ:本日は遠路遙々よくぞ起こしでしかもこんな立派なお土産まで
エチゴヤ:へへへ、こいつぁ何やら相当なものを求められそうですなぁくわばらくわばら
スピカ:やっぱりこっちの考えてることバレてるけど、大丈夫……?
ソル:いいんだよ、別に細かい駆け引きなんてするつもりなかったんだからな
スピカ:越後屋さん、いきなりで申し訳ないんですが私達ある人を探してるんです
エチゴヤ:ほう、探し人ですかいそいつぁどんなもんで?
スピカ:アスラの帝国軍にさらわれた女性なんですが……
エチゴヤ:ほう、黒騎士がさらったと言う例のお人形のことでしょうかね
ソル:やっぱり知ってたか
レン:しかもこの重要な情報を惜しげもなく漏らすあたり、かなり精通していると見える
エチゴヤ:へへ、そりゃまぁ情報は商いの命ですからねぇ
エチゴヤ:しかし、この程度のお土産で渡せる情報ではありませんぜ
レン:確かに情報は、この世で最も価値のあるモノと言っても過言ではないな
エチゴヤ:ふふ、どうやら皆まで言う必要はないみたいですねぇ
レン:お前が求める対価はなんだ?
エチゴヤ:物分りのいい旦那で助かりやす
エチゴヤ:そうですねぇ、奇遇なことにあっしもお人形を探しておりましてね
スピカ:お人形? コレクターなんですか?
エチゴヤ:今この町では伝説の人体模型の噂で持ちきりなんでさぁ
スピカ:じじじ、人体模型……!?
エチゴヤ:先日数人の町人達の所に人体模型のパーツが転がり込んできやしてね
エチゴヤ:それを全部集めて完全な人体模型に戻すと――
エチゴヤ:ま、早い話が大金に結びつきそうなんでさ
エチゴヤ:あっしも子分を使って情報を集めてるんですがどうにも集まりが悪い
レン:つまり町の人々から人体模型のパーツを手に入れ人体模型を作り上げれば
レン:お前から情報が引き出せるそういうことか
エチゴヤ:話が早い、ですな
レン:フンッ、なら俺達が探してこようじゃないか
エチゴヤ:……本気ですかい?
スピカ:はい、本気です!
レン:そうでなければお前には会いに来ない
エチゴヤ:ほう、言い切りますかいいでしょう、商談成立です
エチゴヤ:では、お持ち頂ける時を楽しみにお待ちしておりやすよ
スピカ:はぁ……勢いで変なことになっちゃったね……
ソル:気にする必要ねえって
ソル:人体模型を集めるだけで情報が手に入るなら安いもんさ
レン:その通りだむしろ良い商談だったと思うべきだな
エグゼ:人体模型ですか……フィギュアみたいなのならわかるんすけど……
レン:正確には人体模型のパーツだな
エグゼ:ちょ、パーツってバラバラってことすか!?穏やかじゃないすよー!?
エグゼ:そもそも、どうやって手に入れるんすか?
エグゼ:既に誰かが手に入れてるかもしれないすよ?
スピカ:そこは話し合いでなんとかしてみる!
エグゼ:そんなムチャクチャな……
レン:ふむ、勢いで言っただけの言葉だろうが……面白い
エグゼ:何がっすか?
レン:どうやらそれが今回のミッションの攻略法になりそうだ
エグゼ:えっと……?
レン:スピカの力とこの町の流儀が合わされば、奇跡は奇跡でなくなるという話だ
レン:この町の流儀、即ち商売と言っても、物々交換にも似た独特のシステムだがな
エグゼ:意味がわかんないっす……
レン:フン、百聞は一見にしかずだあれを見てみろ
エグゼ:え、スピカさんを?
スピカ:みんな! もらっちゃった
-:quest_910100503_01
エグゼ:どしたんすか、そのパン?
スピカ:子どもたちと交換してきたんだ道端に落ちてたこれで
エグゼ:ちょ、鬼すか!? 落ちてた石で子どもからパン巻き上げたんすか!?
スピカ:ごごご、誤解だよ!向こうからお願いしてきたの!
エグゼ:石ころとパンを?価値がまったく見合ってないと思うんすけど……
スピカ:友達と石切り勝負をするらしくてすべすべの平らな石を欲しがってたんだって
エグゼ:じとー、話が出来すぎじゃねーすか?
レン:物の価値など人それぞれということだ
エグゼ:まあ、確かにそうっすね
エグゼ:でも、その人にとって価値のあるものなんてわかんないっすよ
レン:わからないなら聞けばいい
エグゼ:あ……
レン:どうやら気づいたようだな
スピカ:こうやって物々交換を続けていけばいつか人体模型が手に入るかもしれないね!
エグゼ:ははは……まるでわらしべ長者すね
レン:そう、これぞオペレーション・ワラシベ
レン:商人の町セントラにこそ相応しい
エグゼ:ハハ……ハハハ……
-:ひょんなことから人体模型のパーツを集めることになった一行。
-:果たして最後まで集める事はできるのだろうか……?
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スピカ:みんな、ついに模型のパーツを持っている人を見つけたよ!
スピカ:美味しい朝ごはんを譲ってくれたら渡してもいいんだって!
ショウドウジ:なんと!?して、その人物はいずこに!?
スピカ:向こうだよ、急ごう!
ショウドウジ:待たれよ! 拙者を置いていかないでほしいですぞぉおおおおおおおお!!
サイロック:ノー! おにぎりノー!
ショウドウジ:なぜでござるぅ!?この握り飯であれば腹が膨れるではございませぬかぁ
サイロック:だから何度も言ってマース私、生粋の帝国人ですから朝はパンと決まってマース
サイロック:特に私、純血種の一等国民デース伝統的にパンしか口にしないと千年前から決まっているのデース!
ショウドウジ:なんですとぉ!?通も唸る、100%メトロシアン産のたぬきこまちの握り飯だというのに!
ショウドウジ:こんなに美味いというのに……もぐもぐ……
サイロック:ふん、その言葉そっくりそのままお返ししマース
サイロック:パンの美味しさがわからない輩と話すことなどないデース!
サイロック:そもそも、この模型を欲しがったのはそっちデース
サイロック:私は別にパンが貰えなくてもいいんデスよ~?
ショウドウジ:むぅ、仕方ござらぬスピカ殿、先ほどもらったパンをお渡ししましょうぞ
ソル:…………
レン:…………
スピカ:…………
ショウドウジ:皆の衆、何故目を反らすので?
ソル:それがだな、スピカが小腹空いたって言うから、つい……
ショウドウジ:なんで食ってしまってるのですかぁ!?
ショウドウジ:オペレーション・ワラシベはどこへ行ったのですかぁああ!!
レン:あえて言うならばスピカの腹の中だ
スピカ:ごごご、ごめんね!
ショウドウジ:むぅうう、こうなっては……!
ショウドウジ:生粋の帝国人よ!
サイロック:ん~~? なんですか~?
ショウドウジ:貴殿が満足するパンを持って来るそうしたら模型と交換してもらえぬだろうか!?
サイロック:オー! 私が満足するパンですか!面白いデスね~
レン:商談成立ということでいいか?
サイロック:成立デース。私も商人デス等価交換は約束しマース
スピカ:そ、それじゃそういうことで商人さん!しばらく待っていてください!!
chattalk_11011202
ソル:無事手に入れたぜ
ソル:800000071
スピカ:29
ショウドウジ:28
スピカ:本当に美味しそうだね[0010][0009]
ショウドウジ:41
ショウドウジ:もう食べないでくだされ!
スピカ:36
レン:38
talk_11011203
サイロック:オウ! 美味しそうなパン!本当に持ってきましたネ~!
ショウドウジ:これで良いですかな?
サイロック:アリガト! アリガト!商談成立デース!
サイロック:やっぱりオニギリよりパンデース! パン、サイコー!
サイロック:ではこれ、私からの対価デース
-:quest_110103103_01
スピカ:…………
ソル:…………
エグゼ:こ、怖っ!? 怖ぁぁぁぁっ!?
エグゼ:マジマジと見るとやっぱ怖いすよ……
レン:この心臓こそが越後屋が求めている模型の一部だ
エグゼ:いやいや、意味不明っしょ?めちゃくちゃホラーなんすけどー!
レン:そんなことは知らん俺達にできるのはこれを全て集めきることだけだ!
サイロック:あとサービスでこれもプレゼントデ~ス!心臓だけに神像!
-:quest_110103103_02
スピカ:あ、ありがとうございます
エグゼ:神像……って?何に使うんす?
ショウドウジ:崇めるのではないか?
スピカ:だ、誰が?
ショウドウジ:ううううううううむ……僧とか!?
スケロク:おほーーーー!?お前らが越後屋が話してた奴らか~ええのもっとるのぅ?
レン:何者だ?
スケロク:いや、ワシは助六っつう商人だがこのシンゾウ、いいなぁって
ショウドウジ:なぬぅっ!? 心臓がですかぁ!?
ソル:ちげーよ、神像の方だって!
スケロク:でも、ちょっと見栄えが悪いかのうもっと綺麗な台座をつけてだなぁ
レン:絵画に必要な額縁のようなものか
スケロク:そうそう! まさにその役割よ!
レン:助六とやらよ。もしこの神像に合う台座を見つけてきたら何かと交換してくれるか?
スケロク:おうよ、そしたらワシがもっとるこの肝臓をくれちゃろうぞ
エグゼ:お! こんなところにも!
レン:商談成立だなしかし、越後屋から話を聞いたとは……
スピカ:越後屋さんも手伝ってくれてるんだね!
レン:……ならばなぜ自分で集めきらない?俺達が集めることに意味があるということか……?
chattalk_11011204
ソル:ゲットしたぞ
ソル:202100721
スケロク:おほーーーー!
スケロク:これよこれ、最高じゃねーか!
レン:では、これを助六に届けに行こうか
エグゼ:しかし、神像なんて何に使うんすか?
ショウドウジ:そうか! 助六殿は僧であったか!!崇めるのですな!?
エグゼ:いや、商人っすよ……
レン:そんなことより早く帰るぞ
ショウドウジ:そ、そんなこと!?
スピカ:これでまた1つ前進だね
talk_11011205
スケロク:おほーーーー!?兄ちゃん、あんがとよぅ
スケロク:わしゃ、ダジャレが大好物でのぅそういうのを探しとったんじゃぁ!
スケロク:この神像……しんどいぞう!なんつって、うしゃしゃしゃしゃ
ソル:…………
スピカ:…………
レン:…………
エグゼ:まさか、モノボケしたかっただけすか
ショウドウジ:ぐははははははははははははは!!
ソル:バカ受けかよ!
スケロク:おっと、忘れるところだったほらよっ!
-:quest_110103105_01
スケロク:それに兄ちゃんよお礼にわしが大事にしとる錦鯉も1匹くれちゃろう
-:quest_110103105_02
ショウドウジ:助六殿、感謝する!
スピカ:ありがとうございます!
???:おっちゃん、急に呼び出したりしてどうしたん?
スケロク:おうおう、鯉乃ちゃんこの前人体模型の何か拾ったって言ってたじゃろ
コイノ:おう、確かに目玉は拾ったけど越後屋さんが探してたから何かと交換しようとしてたところじゃ
コイノ:お~、ガイアスじゃの!このへんじゃあ、めずらしいのぅ!
コイノ:ガイアスだったらヤキウ知ってるじゃろ?
レン:ヤキウって、野球のことか?
コイノ:そうそう、ヤキウ!!うちのヤキウボール知らん?
レン:野球ボールを探してるのか?
コイノ:ほうなんよ、ヤキウボール見つけてくれたらこの目玉、あげてもええよ
-:quest_110103107_01
スピカ:わわわっ! びっくりした~!
エグゼ:ちょ、なんなんすかーこの人達は臓器を渡さねーと死ぬ病気でもかかってんすかー
chattalk_11011206
ソル:ふぅ、見つけたぞ
ソル:ヤキウボールってこれか?
ソル:202100451
レン:26
レン:間違いない、野球ボールだ
コイノ:さっきから思ってたけどノー、野球! イエス、ヤキウ!
レン:だから野球だろう
コイノ:ノー、野球! イエス、ヤキウ!
レン:やきう?
コイノ:イエス、ヤキウ!
レン:この世界に伝わる時に変化したか……
スピカ:早く届けに行こう!
talk_11011207
コイノ:おぉ! ありがとのぅ!それ探しとったんよ!
コイノ:ほい、お礼の眼球
-:quest_110103107_01
スピカ:やっぱりちょっと怖いね……
コイノ:うちねぇ、目指しとるんよ
レン:何をだ?
コイノ:コーシェン言うとこじゃけど知っとるかのう?
レン:甲子園だろう?
コイノ:ノーノーコーシェンじゃ
コイノ:ヤキウ好きのガイアスが集まるっつう伝説の町なんじゃ!
ソル:そんな町があるのか?
コイノ:ヤキウ島ってのがこの世界のどこかにあっての
コイノ:その島の中心にはコーシェンっつう理想郷があって毎日ヤキウしてるんじゃ!
コイノ:みんな、ヤキウ島を見つけたら是非おしえてな!
ソル:わかった、見つかったらな
???:ほう、これはこれは見事な鯉ですなぁ
コイノ:何言うとるんね、写楽斎のじいちゃんうちのこと褒めても何もあげんよ
シャラクサイ:ほぇぇぇぇ、鯉乃ちゃんのことじゃなくて、この方々が持ってる錦鯉のことなんじゃよ
ソル:助六にもらった錦鯉……
スピカ:おじいさんはどちらさまですか?
シャラクサイ:ワシは写楽斎この町で画商を営んでおりますがその昔は画家でしての
シャラクサイ:この錦鯉、絵の題材として非常にスバラシイですな
スピカ:なら錦鯉と何かを交換しませんか?
シャラクサイ:そうですな、その錦鯉と絵の具を持ってきてくれたらこれと交換してやろうぞ
-:quest_110103107_02
レン:……どうせ越後屋に聞いてやってきたんだろう
シャラクサイ:あれま、よくおわかりでしたな
レン:やはりか
スピカ:とりあえず商談成立!みんな、絵の具を取ってこよう!
サダルメリク:御前会議が中止だと!?
臣下:陛下はご体調がすぐれないとのこと皆様方には各自職務に精励するようにとのことです
サダルメリク:そうか、それならば致し方ない陛下には十分にご静養頂くように
臣下:失礼します!
レグルス:陛下の体調不良は今に始まったことではないがいささか心配だな
サダルメリク:殊勝な言葉ではないか
サダルメリク:エルファとの戦線が膠着状態で長期化の懸念もでていると報告があがっているが?
レグルス:うぐ……それは……あと、3割いや2割増援があれば
レグルス:エルファなど赤子の手をひねるが如く粉砕してやるんだが!
サダルメリク:戦争屋がこれでは陛下の心労も耐えぬというものか
アルデバラン:で、わざわざ御前会議を開いてまで報告したい情報とはなにかな?
レグルス:全くだ文句なら戦が終わった後にすればいい
サダルメリク:そのことではない
サダルメリク:面白い報告が上がってきたので貴殿達の意見を伺おうと思ってな
レグルス:何だそれは?
サダルメリク:最近、ラクーン皇国内であるガイアスの一団が様々な事件を解決して回っていると
アルデバラン:…………
レグルス:それがどうかしたのか?
サダルメリク:しかも、その一団は仲間を集めつつ帝国の国境付近にまで近づいている……とのことだ
レグルス:ふん! それがどうしたというのだ!ガイアスが何人集まろうと俺様の部隊が捻り潰してくれる!
サダルメリク:アルデバラン殿のご意見は?
アルデバラン:所詮他国のこと我々には関係無い勝手にさせておけばよい
サダルメリク:ほう……マザーコア大神殿に乗り込んでおきながら、関係無いと
アルデバラン:…………
サダルメリク:それともう1つこれらの件にこの場におらぬモノが関係しているとかいないとか
サダルメリク:ま、こちらはあくまで噂だがな
レグルス:ヒアデスがか?
アルデバラン:それは初耳だ直接本人に聞いてみるのが早かろう
サダルメリク:……そうかではそうすることにしよう本日は以上だ。解散!
アルデバラン:サダルメリク殿は心配性だなそのガイアスどもの件にも俺が関わっていると疑っておられる
サダルメリク:違うのか?
アルデバラン:俺の手はそれほど長くなくてな身の回りのことで手一杯だ
サダルメリク:そうか。では失礼する
アルデバラン:サダルメリクの耳にはいるまで……そろそろ次の段階に進む頃合いか
chattalk_11011208
シャラクサイ:首尾はどうですかな?
ソル:バッチリだぜ!
スピカ:29
シャラクサイ:おお! この目で見たいので持ってきてくれますかな?
ソル:わかったぜ
スピカ:1
talk_11011209
シャラクサイ:おお、少年!よう来た、早く、絵の具を
ソル:おう、これでいいんだよな
-:quest_110103109_01
シャラクサイ:おお、ありがとうよこれが欲しかったんじゃぁ
ソル:あと、これもだったよな
-:quest_110103105_02
シャラクサイ:そうじゃ、これじゃよこれは良い錦鯉じゃ!
シャラクサイ:インスピレーションの爆発じゃ!すぐにでも描かねば!
ソル:じいちゃん、待ってくれ!オレ達まだ何ももらってねーぞ
シャラクサイ:おっと、そうかそうかそいつぁすまんかったのう
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シャラクサイ:それにこいつもおまけじゃ!
-:quest_110103109_03
シャラクサイ:この絵は我が皇国を象徴する国土をシュルレアリスムで抽象的に表現したワシの最高傑作なんじゃよ
ソル:うーん、よくわかんねーなぁでもありがたくもらっとくぜ
エグゼ:って、いいんすか、ソル君!?こんな落書き
シャラクサイ:何じゃと、この絵をすんごぉく欲しがる奴だっておるんじゃぞ!
エグゼ:マジすかー? どんな奴っしょー?
シャラクサイ:外国の商人が一番商いたいんじゃないかの
レン:外国の商人だと……そういえばつい最近会ったな
ソル:パン好きのアスラ商人だな!
ショウドウジ:ああ、あのおにぎりの良さがわからん男ですな!
talk_11011210
サイロック:へい、ガール!また会いましたデスネー!
スピカ:前に会ったアスラ商人のおじさん!
サイロック:ほう、これまた面白いものをお持ちのヨーデ……
スピカ:ん? この絵のことですか?
サイロック:そうデス! それデース!
サイロック:よろしければ、お譲りいただきターイ無理デースか?
スピカ:もちろん、いいですよ
サイロック:ええええっ!? いいんデースか!?
スピカ:え、ダメなんですか?
サイロック:いえいえいえ……とんでもナイス!まさか本当に譲っていただけるとは夢にも思っていませんデーシター!
サイロック:越後屋様がおっしゃるにはあなた方がこの町に流通する人体模型を集めているガイアスなんデスネ
レン:……? まあ、そうだが
サイロック:ソウデスカ、これがワタシがようやく手に入れた人体模型の本体デス!
サイロック:デハ、マタ!
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スピカ:す、すごい……
レン:越後屋、様……子分……か
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スピカ:ソル君、凄い凄い!これで全部そろったみたいだよ!
ソル:おお、ついにそろったか
スピカ:なんか、ジグソーパズルみたいだねちょっと気持ち悪いけど
ソル:……で、どうすんだ、これ?
スピカ:うーん、越後屋さんに届けちゃう?
???:これじゃ惜しいな!
ソル:なんだよ、いきなりやってきて惜しいって
モンバーン:ああ、これは失礼僕はこの町を守る衛兵のモンバーンさ
ソル:衛兵の門番って紛らわしい名前だな
モンバーン:門番じゃない、モンバーンだ!
モンバーン:話はみんな聞かせてもらったよその模型を越後屋様に持っていくって言うんだろう?
モンバーン:だめだめ、そのままじゃだめさ
ソル:何でだめなんだよ?
モンバーン:何でって! そんなの未完成だからに決まっているだろう?
スピカ:えーっと、未完成ってまだ足りないパーツでも……?
モンバーン:おいおい、本気で言ってんのかい?君達はこれを見て、可哀想だとは思わないのかな?
モンバーン:これじゃあお嬢様がバラバラじゃないかっ!
モンバーン:バラバラだと可哀想すぎる!これじゃあただの模型じゃないか
ソル:お、おう……そうだけど……
モンバーン:早く! 早く繋ぎ止めるものを持ってくるんだ!
ソル:繋ぎ止めるものって言うと
クロム:ふふ、要は接着剤が欲しいとそういうことでしょう
ソル:だよな、ったく仕方ねーな探してきてやるよ
モンバーン:早く、早く……!
chattalk_11011302
ソル:やっと集まったな[0007]
ソル:これでモンバーンも満足だろう
スピカ:それじゃあ
スピカ:早く戻って
スピカ:モンバーンに見せてあげよう!
ソル:26
talk_11011303
モンバーン:これではダメですっ!
モンバーン:くっつくはずがありません!
スピカ:ええ、どうして……?
モンバーン:これは接着剤の素ですから
ソル:何が違うんだ?
モンバーン:接着剤にするにはこれにねばねばした塊を混ぜる必要があります
ソル:それじゃ、ねばねばした塊を手に入れればいいんだな?
クロム:そう言うことならば、手に入ったら僕が何とかしましょう
ソル:オッケー、頼んだぜ!
モンバーン:はやくはやくぅ!
chattalk_11011304
ソル:よし、これで揃ったな
レン:ああ、問題ないはずだ
レン:とっととこいつをモンバーンのところへ持っていくぞ
ソル:わかった
talk_11011305
ソル:ほらよ、これで文句ねーだろう
モンバーン:おお!これで完璧な模型が作れる
モンバーン:じゃあ早速接着剤の素とねばねばした塊と合わせて塗ってくれい
クロム:言うまでもありませんそれなら今蓮が練っているところですよ
レン:おい、クロム
レン:俺にだけやらせるな貴様も少しは働け
クロム:僕には僕のやることがあるんですほら蓮、ちゃんと混ぜないとダマになってますよ
レン:……フンッ!
クロム:そろそろじゃないですか?ほら、塗ってください固まってしまいます
-:蓮ができた接着剤を模型に塗ると、すぐさまそれは固まった。
-:quest_110103204_01
モンバーン:完璧だ、完璧な模型だよ!流石ガイアスだ
レン:…………
クロム:どうしました?
レン:この模型……おかしくないか?
クロム:おかしい?
レン:そうだ、やはりおかしい
レン:見ていると、何やら見つめられているような気に……
レン:いや、それだけではないカタカタと震えているような
クロム:恋ですね
レン:……は?
クロム:それは蓮が恋をしているのですよ
クロム:ピグマリオンよろしく蓮は模型に恋をしているのです
クロム:いえ、逆に模型が蓮に恋をしているのかも……
レン:フン、実にくだらん貴様等の戯れ言などに付き合っている暇はない
モンバーン:いやいや……
ジンタイモケイ:カタカタカタカタ……
スピカ:きゃあああ──ッ!?模型が動いてるぅぅぅぅ!?
レン:だから言ったのだ!俺はおかしくなどなかった!
ソル:うーん、どうなってんだ?何が何だかさっぱりだぜ
???:おお、やはりガイアスの方々成し遂げましたかぁ!
モンバーン:越後屋様!
スピカ:あなたは、越後屋さん!どうしたんですか?
エチゴヤ:へえ、ようやくあなた方が我が子を集め終えたと聞きましてね!
スピカ:え、我が子?今、我が子って言いました?
-:越後屋は震える人体模型を抱きかかえると、優しく語りかけるように話し始めた──
エチゴヤ:ある日、突然、あっしの子が消えてしまいやしてねぇ
エチゴヤ:お金に糸目をつけず方々を探し回したのですが、一向に足取りはつかめず
エチゴヤ:そんな時、夜あっしが眠っていると枕元に悪霊がやってきたんでさあ
エチゴヤ:我が子は人体模型に変えられてバラバラになっている
エチゴヤ:それをもうじきやってくるガイアス達に集めさせて完成させることが復活の鍵だと
エチゴヤ:誰がやったのかはわかりやせんがこんなことができるのは魔術師以外にはございません
レン:だから、お前は子分のサイロックやモンバーンを使って俺達が集めているていを取った
エチゴヤ:……見抜かれていやしたか
レン:人体模型が元は人だとは思っていなかったがな
エチゴヤ:あっしは、我が子が元に戻るなら何だってするつもりでいやすぜ
エチゴヤ:ガイアスだって利用してやるんでさあ……
レン:……別にお前を断じるつもりはない
-:この時──越後屋の瞳から大粒の涙が頬を伝い人体模型にぽたりと落ちた
-:するとどうしたことだろう人体模型は再びカタカタと動きだしゆっくりとその手をあげていく
レン:どうなっている……模型が指をさしているぞ
ソル:あっちには何があるんだ
モンバーン:プネウマ大森林、ですかね
エチゴヤ:きっと、そこに行けば我が子を斯様な姿に変えた者の手掛かりがあるはず
エチゴヤ:いや、ややもすれば元に戻す手掛かりが残されておるやも知れやせん
エチゴヤ:どうか、お願いでさぁ……
レン:フン、皆まで言うな、越後屋要は俺達がそこへ行って確かめて来ればいいだけのことだろう
レン:それにな、俺達の追っている者とよく似た臭いがするのだ
レン:その嫌な予感が、外れていると良いのだがな……
クロム:ふふ、蓮にしてはやけに感情的ですねどうしちゃったんですか?
レン:フン、くだらん挑発には乗らんぞ
talk_11011401
レン:よし、準備はできたか
ソル:ああ、いつでもいいぜ
スピカ:う、うん、頑張る
タマモ:なになに?スピカっち、怖いの?
タマモ:森のことなら大丈夫わらわがサポートするよ
タマモ:それにハントっちもいるしね
ハント:ああ、問題ない
スピカ:うん、ありがとうすごく心強いよ
レン:かなり深い森だと聞いている頼もしい限りだ
クロム:ふふふ
レン:何がおかしい
クロム:そりゃおかしいですよ蓮がやけに熱くなっているみたいですからね
レン:フン、ほざいていろ
レン:俺も一教師子を思う気持ちがわからなくはない……それだけだ
talk_19010508
スピカ:はあ、はあ、はあ……何とか辿り着いたけど
スピカ:ここって、別に普通の森だよね?
ソル:おい、こっちだ!何か変なのがあるぞ!
ニア:これは……魔方陣にゃ
タマモ:また魔方陣?どうしてこんなところに?
ハント:誰かが描いたに決まっているだろう
サリ:一体、どなたでしょう?
レン:フン、大方の見当はついている
クロム:そうですか、やはりそうなりますよね
クロム:でしたらこの陣を破壊すれば越後屋の子も元に戻るのでしょうか
スピカ:ちょっと待ってよどうしてそんなことわかるの?
ソル:そりゃヒアデスの奴が描いた魔方陣だからに決まってるだろ
スピカ:え……そうなの?
ソル:人形遣いの異名をとる魔法使いだぜあいつらしい嫌がらせじゃねーか
レン:嫌がらせなどとカワイイものではなさそうだがな……
クロム:気をつけてくださいよ、ソル君
ソル:ああ、わかってるって
ソル:ヒアデスのことだこれ見よがしに残してるってことはほぼ間違いねーよな
-:そう言ってソルは魔方陣の端を足でかき消した
-:その瞬間──
レン:くっ、離れろ! 何か出るぞ!
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レン:くっ、どうだ、やってやったぞ!
ニア:ああ、魔方陣が消えていくにゃー
スピカ:これで呪いも解けるんだよね
レン:ああ、だと思うのだが
ソル:でも、蓮すごかったじゃねーかクロムじゃねーけど、オレ、正直蓮がここまでやるとは思わなかったぜ
ソル:蓮ってよ、中学の頃は冷めた口ぶりで淡々と説明するいけ好かない奴だと思ってたけど……
ソル:案外、熱いやつだったんだなオレはそっちの方がいいと思うぜ
レン:フン、見当違いもはなはだしい俺は何時だって冷静で──
-:──と、その時だった
モンバーン:おーーーーい!
スピカ:あ、みんなだ!追って来たんだね
エチゴヤ:いやはや、皆さんには本当に感謝してもしたりない
エチゴヤ:この度は、我が娘の呪いを解いてくださり、誠にありがとうございやす
???:ありがとうございます!
ショウドウジ:どちらさまでござるかな!?
ハナヨ:え、私は……越後屋の娘、花夜ですさっきまで人体模型でしたが皆さんのおかげで元に戻れました
ショウドウジ:おおおお、女子でござったのですかぁ!
モンバーン:元に戻れてよかったな!
レン:ふむ……可能であれば経緯を教えて欲しいものだな
レン:俺達のこれからに役立つかもしれん
ハナヨ:は、はい!ある夜、私は薬草を摘みにこの大森林に来ていたんです……
ハナヨ:えっと、これくらいでいいかな……そろそろ暗くなってきたし帰らないと……
ハナヨ:なんだろう……ここ、すごく気持ち悪い……
???:ほう、素晴らしい魔素と瘴気堪りませんネェヒヒヒヒッ!
ハナヨ:……誰かいるの?
???:おやおや、コレはァ……見つかってしまいましたかネェ
ハナヨ:貴方達、ここで何を……
???:素敵な素敵なこのカプセルをこの町で披露しようと思っていたのですよォ
-:cutin_00007_00
???:そォダ、このダークカプセル人体に使うとどうなるか試してみましょうかネェェ
???:ヒヒッ、ヒヒヒヒヒィッ!
ハナヨ:な、なにをする気なんですかやめてくださいっ!
???:初めての人体実験たまりませんネェ、ヒッヒッヒィィッ!
ハナヨ:か、体が動かな……や、やめてぇええええっ!
ハナヨ:それから、私は人体模型の姿に変えられ、その後は不要になったのか町にばら撒かれたのです
ハナヨ:でも、皆様に集めて頂き繋ぎ止められていた楔も断ち切られたので――
ハナヨ:こうして元の姿に戻ることができました……
エチゴヤ:我々をあざ笑うかのように人体模型が娘であると噂を流した男
エチゴヤ:噂の出処とその容姿そしてあっしが見た悪霊……
エチゴヤ:恐らく男の名はヒアデスアスラ四天王の1人でしょう
ソル:やっぱりか、ヒアデス……!オレ達、あいつらを追ってるんだ奴の所に仲間が捕まってて……
ソル:大体なんでこんなひどいことを何の目的で……
クロム:目的? 目的なんてきっとありませんよ
クロム:強いて言うならそのダークカプセルというのを使いたかったんじゃないですかね
ショウドウジ:そんなことで……不義、不義ですぞおぉおお!
エチゴヤ:ヒアデスを追うならばアスラの地へ向かわれるのが得策でしょう
エチゴヤ:アスラ帝国へは隣のノール地区から向かうことができやす
ソル:やっぱり向かうはアスラかオッケーありがとよ、越後屋
エチゴヤ:こちらこそ、ありがとうございやすこの御恩はいつかお返しを……
ハナヨ:はい、私も責任をとってもらわなければなりません……
ショウドウジ:責任、ですと……?
ハナヨ:だって、裸どころか内臓の中まで見られてしまってはもうお嫁になどいけませんわ
ハナヨ:責任取ってくださいますよね?
ハナヨ:蓮様!
レン:……なっ、お、俺!?な、何故そうなる!?
ハナヨ:私の中を……あんなにくっつけて……ああもう、何を言わせるんですか蓮様のいじわる……
レン:ち、違うぞ! 俺はただクロムに言われて組み上げて接着剤を塗っただけで……
クロム:僕は手伝ってくださいと言いましたが何もそこまでしろとは……
エチゴヤ:そ、そうでしたか婿殿!婿殿は我が娘を見初めなさってそれであんなにも……
レン:くっ、お、俺は何もしていない!していないんだ!!
ハナヨ:あーん、待ってくださいまし~蓮様ぁ~!
エチゴヤ:婿殿! お待ち下さいぃ~!
ショウドウジ:ははは、羨ましいですなぁ!
クロム:ふふ、良かったですね、蓮両想いになれて、ふふふふふ……
-:cutin_00001_00
ヒアデス:お久しぶりですネェ、姫君……
ヒアデス:あれから寝ても冷めてもあなたのこといえ、あなたの肉体が頭から離れず頭が変になってしまうほどでしたよォ
ベガ:な、何を……する……
-:その言葉は、ヒアデスでなくその後方に立つアルデバランに向けられていた。
ヒアデス:いえね。何事も中途半端は体に悪いと昔から言うじゃありませんか
ヒアデス:あれから実験を重ね、ついに術式を完全なものとしました
ヒアデス:今日はその完全な術式を施しにきたのですよグヒヒヒィィィィ
ベガ:や、やめろ……!私は……!
アルデバラン:始めろ
ヒアデス:それでは……ヒィッヒッヒッヒ!
ヒアデス:魔道注入ゥ、術式投与ォォォォ……穢れし魂を滅し、聖なる体躯を解放するがよろしいィィィィ……
-:cutin_00024_00
-:cutin_00001_00
ベガ:う、うああああああああ……
ヒアデス:ヒヒ、ヒヒヒヒィ……今度こそ完璧ですゥ! 完璧にィ!姫君の魂を除去ですよォォォォ!
ヒアデス:さあァさァ、どうですゥ!この美しき肉の出来映えよゥッ!
ベガ:ううぅうああああああああ……
-:ヒアデスの狂気の笑い声とベガの悲痛な叫び声が研究所に響き渡った。
-:-
ヒアデス:さあァ、旦那、喜んで下さい!術式はァ大成功ですよゥゥゥゥ!
ヒアデス:魂は完全に消去され我らの意のまま動く人形の姫君ですゥゥゥ!
ベガ:殺す。殺す……神人を殺す……
アルデバラン:準備は整った後は奴らに最高の舞台を用意してやるだけだ
アルデバラン:楽しみにしていろマザーコアに選ばれし神人どもよ!ハッハハハハ!!
talk_21010201
カゲチヨ:あ、アンタ達は!?まさか、噂のガイアス!?
クロム:おや?ふふ、僕達に何かご用ですか?
カゲチヨ:アンタ達は天才なんだってな?そこを見込んで頼みがあんだよ!
レン:ほう、面白そうだ聞くだけ聞いてやろう
カゲチヨ:本当か! 助かるよ!
カゲチヨ:俺はヤンチキ愛好倶楽部会員番号9番の影千代って者でずっとヤンチキの謎を追っている
カゲチヨ:実は最近ヤンチキが極まれに宝石を持っていることが判明したんだ
カゲチヨ:だが、それが何故なのか……まったくもって理由がわからないんだ
レン:ふむ、興味深い話だな体内で生成しているのかそれとも収集しているのか
レン:クロム、貴様はどう思う
クロム:ふふ、先生はそうやってすぐ僕を頼るんですね
レン:ふん、自惚れるなよ参考に意見を聞いているだけだ
クロム:ふーん、そうですか……まあ、いいですどうせ簡単な答えですから
カゲチヨ:なに? わかるんですか?
レン:フンッ、つまらんやはり貴様も答えにたどり着いていたか
レン:おい、影千代とか言ったなしばらくここで待っていろ
レン:俺達が答えをここに持ってきてやる!
カゲチヨ:お、おお!流石はガイアスの天才と名高い2人だ! 頼んだぜ!
chattalk_21010202
レン:実にくだらん依頼だ
レン:手に入れたぞ
カゲチヨ:24
レン:予想通り過ぎて実につまらなかった
クロム:そうですか?驚きもあるように思えましたが
レン:ふん、なるほどそういう見方もあったか
クロム:ですけど
レン:ああ、納得はできる
カゲチヨ:35
カゲチヨ:アンタ達、何を話してるんだ!?
カゲチヨ:俺にも教えてくれ!
レン:ああ、もちろんだ
クロム:戻ったら説明しますよ
カゲチヨ:はい! 待ってます!
talk_21010203
レン:では講義を開始する心して聞けよ凡夫
カゲチヨ:はい、先生!
レン:時に影千代貴様、ヤンチキの生態をどこまで理解している?
カゲチヨ:へえ、鶏に近い生態だということはわかっていますけど……
レン:40点だ確かに奴は鶏に近いがまったくの別種と見るべきだ
レン:その証明となるのがヤンチキが持っていたこの宝石
カゲチヨ:ですが、先生それはヤンチキ全員がもっているわけじゃない
レン:そうだ。だがだからこそヤンチキという個を証明しえる代物なのだこれは
レン:いいか、よく聞けよコイツは……
クロム:ふふふ……
レン:何がおかしい、クロム俺が何か間違ったことでも言っているか……?
クロム:とんでもない。先生の話はいつだって正しいですよ
クロム:ただ、教えてもらって辿り着く先は、果たして本当に真理なのだろうか、と……
レン:ククク……流石クロムだこれは一本取られたな
カゲチヨ:え、えっと……?なんだぁ、どういうことなんだぁ?
レン:講義はこれまでだ、凡夫!
カゲチヨ:ええええっ!? 何でですか!?
レン:フン、ヒントは出してやったんだあとは自分で辿りつくことだな
カゲチヨ:そ、そんなぁ!全部教えてくださいよ!これじゃ生殺しだ!
クロム:ふふ、違いますよ誤解しています
クロム:自分で辿りつくからこそ真理は愛おしい……先生はそう言いたいのです
カゲチヨ:自分で?……ハッ!?
カゲチヨ:そうか……答えを教えてもらうだけじゃ意味がない……
カゲチヨ:ヤンチキ愛好倶楽部の理念は果てなき探求。俺は、大事なものを忘れるところだったんだな……
レン:100点だ!ヒントが欲しければいつでも来い俺が貴様を導いてやる
クロム:ふふ、良かったですね大事なことを学ぶことができまして
カゲチヨ:蓮先生! クロムさん!ありがとうございました!
talk_21011301
カヤ:失礼。そこの貴女魔女さんのメイドかしら?
ニア:んにゃ?沙璃ちゃんはおともだ――
サリ:ええ、従者ですニア様は私がお慕いする素晴らしいお方ですので
ニア:にゃ……にゃにゃ……
カヤ:なるほど……しかしだとしたらメイド力が貴方には足りてないわね
サリ:メイド……力……ですか?
カヤ:主人を慕い、主人に尽くす……そして何よりも愛!!
ニア:あ、愛ッ!?
サリ:聞き捨てなりませんね。私はこの身すべてをニア様へ捧げていますニア様への想いは本物です!
ニア:にゃっ!?すごい早口でなにを言ってるにゃ!?
カヤ:ならばこの浪速のメイド長こと夏弥がそのメイド力!計ってあげるわ!
ニア:へ、変な奴にゃ……!
カヤ:おほほ! まずは主人の舌を満足させる甘味を作ってごらんなさい!
サリ:甘味……望むところです!
ニア:おやつにゃ?それなら――
サリ:大丈夫です言わずともわかります私はニア様の従者ですので
サリ:お任せくださいませニア様
chattalk_21011302
サリ:材料を集めて参りました
ニア:30
カヤ:26
カヤ:それで
カヤ:何を作るつもりなのかしら
サリ:[recipe:503000201(宝石フルーツポンチ)]です
ニア:[0027]
ニア:丁度食べたかったにゃ!
ニア:前にみんなで食べたときはおいしかったにゃ
カヤ:24
カヤ:主人の求めるものを
カヤ:聞かずに出すなんて
カヤ:25
サリ:3
カヤ:これは相当なメイド力が期待できるかもしれないわ…
ニア:今更だけど
ニア:メイド力ってなんにゃ…[0028]
chattalk_21011303
サリ:800000021
ニア:28
カヤ:なんて美しい
カヤ:でも味はどうかしら
ニア:27
ニア:最高にゃ
カヤ:24
サリ:どうでしょうか
カヤ:素晴らしいメイド力ね
カヤ:でもまだあなたには足りないものがあるわ!
サリ:34
カヤ:それは
カヤ:メイドバトルパワーよ
サリ:35
ニア:[0028]
ニア:全然わからないにゃ[0028]
カヤ:主人を不届き者から守る武力それがメイドバトルパワーメイドには必要不可欠な力
カヤ:メイドギガワスプを倒して
カヤ:メイドバトルパワーがあるかどうか
カヤ:証明してみなさい!
サリ:3
ニア:どういうことなんにゃ…
chattalk_21011304
サリ:討伐完了です
ニア:沙璃ちゃん強かったにゃ…[0028]
カヤ:26
カヤ:大したメイド力だわ…
カヤ:100年に一人の逸材かもしれない…
ニア:そうにゃ[0028]
ニア:沙璃ちゃんは凄いんだにゃ![0024]
カヤ:でもね
カヤ:まだ足りないわ
サリ:35
カヤ:戻ってきなさい
カヤ:教えてあげる
talk_21011305
サリ:メイド長私に足りないものとは……
カヤ:貴女ニアちゃんの想いを本当に汲んでるのかしら?
サリ:ッ!?
カヤ:最初の質問をするわあなた、本当にニアちゃんのメイドさん?
カヤ:いえ、違うわねニアちゃんは貴女のことをどう思ってるの?
サリ:そ、それは……
ニア:沙璃ちゃん……いつも尽くしてくれて本当にうれしいにゃ
ニア:でももう少しだけ友達として仲良くしてほしいんだにゃ……
サリ:ですが……私にとってニア様は……
ニア:それならたまにでいいにゃ友達っぽく振る舞ってほしいのにゃ……
サリ:友達っぽく……あ、あの……それは一体どうすれば……
ニア:……どうすればいいにゃ?
カヤ:ふふふ、でも前進したようねちゃんと、わかったじゃないニアちゃんの気持ち
カヤ:主人の気持ちをちゃんと知る…友達として振る舞ってほしいと願っている主人の本心……
カヤ:努々忘れないことねいつか必ず、友達として振る舞ってあげなさいな
サリ:メイド長……ありがとうございます
ニア:ありがとうにゃ!
カヤ:いいのよ。沙璃、メイド力を高め続けなさいね。それじゃまた会いましょう! おほほほ!
サリ:本当に面白い方が多い世界ですね……
ニア:変な奴かとおもったけど……いい奴だったにゃまた会いたいにゃ
talk_21011601
ヤエ:どうしよー……どうしよっかなー……
モモ:あれあれ~?どうしたの~?
ヤエ:むむっ……?あ、あなた達……!?
ヤエ:やだやだっ!二人ともちょーカワイー!めちゃめちゃモテそーだね!
スピカ:え、えっとーそんなことないかなー……
ヤエ:謙遜しなくてもいいのに!あ、私は八重!
ヤエ:急で悪いんだけど、モテる秘訣教えてくれないかなっ!
ヤエ:今度合コンがあってね、絶対成功させたいの!
スピカ:合コン?
モモ:男女で行うコンパのことだよ~!相性がいい人と出会えればそのままお付きあいできるんだって!
モモ:女の子のモテ力と女子力が試される勝負の場でもあるんだよ~
スピカ:へー……そうなんだ!桃ちゃん詳しい~!参加したことあるの?
モモ:あー……
モモ:そ、それよりも~モテる秘訣だよね!それならモモにお任せだよ~
ヤエ:おおー!心強いっ!
モモ:えへへ、香水はどうかな~?甘い香りで男の人の心をガッと捕まえちゃうの~
ヤエ:香水!香水ならあたし作れるかも!あ、でも材料が……
スピカ:それなら集めてこようか?
ヤエ:本当に!? ありがとー!チョーウレシーよ!
chattalk_21011602
モモ:げっと~[0021]
ヤエ:(´?`)
スピカ:すっごく甘くて優しい匂い!
スピカ:ちょっとだけ美味しそうかも…
モモ:41
モモ:食べちゃダメだよ?
スピカ:流石に
スピカ:食べないよ~[0019]
ヤエ:(・´ω`・)
ヤエ:でも
ヤエ:おいしそーって思えるほど
ヤエ:いい匂いなんだね!はやく嗅いでみたい~!
スピカ:すぐに持ってくね♪[0009]
talk_21011603
モモ:ヤエヤエ、おまたせ~は~い、どうぞ~
ヤエ:わわっ~やだやだっ!チョーいい香り!
スピカ:ホットケーキみたいでいい香りだよね♪
モモ:スピにゃんは本当に食いしん坊なんだね~
スピカ:えへへ……
ヤエ:なるほど……食いしん坊な女の子って男の人好きかも……
モモ:あ、確かに~もしかしてスピにゃん計算してたの~?
ヤエ:お、恐ろしい娘……
スピカ:ち、違うよ~!そんなこと考えてないもん……
ヤエ:くっ……否定する姿もカワイイ……これがモテ力……
ヤエ:それはさておき、ありがとね♪貰ったもので香水つくって合コン成功させてくるから!
モモ:頑張って素敵な出会い、見つけてね~!
ヤエ:うんっ♪
talk_21011701
ヤエ:ずーん……
スピカ:や、八重ちゃん?どうしたの……?
ヤエ:うぅぅぅ~!フラれちゃった~~~!
モモ:う~ん……合コン失敗しちゃったんだね~
モモ:大丈夫だよ~!ヤエヤエならきっと素敵な出会いができるよ~!
スピカ:そうだよ!八重ちゃん可愛いから絶対大丈夫だって!
ヤエ:うん……アタシもそう思う!だからね! 新しい合コンに参加することにしたの!
ヤエ:それでね、次こそは成功させたいんだけど……また何かアドバイスくれないかな?
モモ:それなら!可愛いアクセつけて~女子力アップしちゃおっか~!
ヤエ:アクセ……!その手があったか……!でもアタシ持ってないわ……
スピカ:手作りってどうかな?可愛いと思うな
モモ:うんうんっ! いいと思う~材料、また私達が集めてくるね~
chattalk_21011702
モモ:げっと~[0012][0009]
スピカ:これなら可愛いのつくれそう!
スピカ:26
ヤエ:9
モモ:でも
モモ:物足りないかも[0013][0005]
ヤエ:41
スピカ:確かに…
モモ:ひとまず持っていくね~[0012]
ヤエ:待ってるね(´ω`)ノ[0009]
talk_21011703
ヤエ:ありがとう!これ可愛い~!
スピカ:でもこれだけだと寂しい感じかなぁ……?
モモ:もっと可愛いの作れるように材料集めてくるね
スピカ:何がいいかなぁ
モモ:とりあえず……行ってから考えよう!
スピカ:ふふふ桃ちゃんらしいね!
スピカ:うん、行こう!
ヤエ:ありがとう!
chattalk_21011704
モモ:げっと~[0001]
スピカ:これなら良さそうだね!
スピカ:持っていくね
ヤエ:(人´∀`)アリガトー♪
talk_21011705
モモ:これでどうかなあ?
ヤエ:ありがとうすっごいカワイイ!
ヤエ:でも、なんかまだ不安だな……
スピカ:うーん……
スピカ:あ!恋に効くおまじない!
スピカ:おまじないができる不思議な石のうわさきいたことがあるよ
モモ:それだ~!
ヤエ:すてきなおまじない!
モモ:あたしたちにまかせて!不思議な石、探してみるよ
ヤエ:ありがとう、よろしくね!
chattalk_21011706
モモ:げっと[0012][0021]
ヤエ:わーい(*´∀`)
スピカ:あとはわたしたちが
スピカ:おまじないしておくね[0012]
モモ:1
ヤエ:ありがと~♪
talk_21011901
ヤエ:助けてぇ!
スピカ:どうしたの!?八重ちゃん!
ヤエ:うぅ……モテモテになっちゃったの……
モモ:え~?それっていいことじゃないの~?うらやましいな~……
ヤエ:ううん!違うの! 違うの~!!
ヤエ:モンスターにモテモテになっちゃったの~!
スピカ:えええっ!?ど、どういうこと!?
ヤエ:合コン現場にね……イケメンなヤンチキがね……急に押し寄せてきて……
モモ:イ、イケメンなヤンチキ……?
ヤエ:あたしにはよくわからないけど雌のヤンチキをたくさんはべらせていて……
ヤエ:きっとヤンチキの社会ではイケメン扱いなんだと思うの
スピカ:そっか……
ヤエ:それでね……そいつが合コンめちゃめちゃにしちゃって……
ヤエ:その後、あたしのこと、ずっと追いかけてきてね……ようやく逃げれたんだけど……
ヤエ:まだここらへんにいるみたいで……あたし、こわくて……
モモ:それで怯えてたんだね……ゆるせな~い!!
モモ:素敵な出会いを邪魔するだなんて~!
スピカ:八重ちゃん私達が倒してくるからね!安心して!
chattalk_21011902
モモ:ボコボコ[0012][0008]
スピカ:倒してきたよ!
ヤエ:9
ヤエ:本当にありがとう
モモ:モテモテだね!
ヤエ:モンスターにもてても
ヤエ:うれしくないって……!
スピカ:41
モモ:とりあえず第1歩だって!
ヤエ:まあ、うん、がんばる……