talk_19020501
サダルメリク:おい、貴様聞いているのか!?
ヒアデス:はァ? なんですかァ?
サダルメリク:とぼけるな!貴様、ユノ山中で何をしていた!?あれは諜報部隊の技術の転送陣だろう
ヒアデス:確かにそうですが
サダルメリク:あんな巨大な転送陣周囲のエーテルを消費しきってしまうではないか
ヒアデス:だから人気のない所で実験したノデスヨォ褒めて欲しいくらいデスゥ
サダルメリク:……あんなものエーテルの量が足りるはずがない成功するはずがない
ヒアデス:……足りるとするならばァ?供給する術がァあるとするならばァ?
サダルメリク:なん、だと……?
ヒアデス:まァ、もう少し掛かりそうですけどネェ
サダルメリク:くっ……
ヒアデス:ヒッヒッヒィ!ヒイッヒッヒッヒ……!
-:ヒアデスの冷たく薄気味悪い笑い声が室内に響く。サダルメリクはそれを諜報しきれない自分の無力さに打ちひしがれるのだった。
オメガ:ぴこーん!オメガセンサー、いい匂い感知!
スピカ:わ、わわわ、本当だ~!美味しそうな匂いがいっぱーい!
レン:フン、どこかで見たと思ったら異世界にも中華街はあるのだな
???:あらまぁ、ガイアスの方はそう呼んでいるのですね
レン:き、貴様は……
???:皆様、美食の殿堂ベイサイド22へようこそおいでくださいました
ハナヨ:その節はプネウマでお世話になりました越後屋の娘、花夜でございます
モモ:えー、あの人体模型の~?お久しぶりです!
タマモ:ふふ、よかったねヒアデスの魔術が解けて
ハナヨ:ええ、お陰様で
レン:フン、そんなことはどうでもいい貴様、何故ここにいる
ハナヨ:まぁ、いやですわそんなの、蓮様を追って来たからに決まっているではありませんの
レン:何、だと……
ハナヨ:私の中をあんなにくっつけられてしまっては……私、もう……蓮様のものになるしか……
タマモ:ちょっと、蓮ちょんアンタ、この子に何したのよ!?
レン:だ、黙れ! 貴様等も見ていただろあれはクロムの仕業でだな!
クロム:いや、全く覚えていませんね……
レン:貴様……
ハナヨ:うふふ、というのは半分冗談で実は父がこの町の出身なのでそれに付いてきたんです
タマモ:な~んだ、そうだったんだ
ハナヨ:そうしたらアトランティアからこちらにガイアスの集団が向かってるっていうのを聞いたので
ハナヨ:きっと皆さんだなと思いまして待ち受けていたんです
スピカ:そうだったんですね!
モモ:まぁまぁ、せっかく再会したんだし~美味しいお食事でもしながら~ゆっくりお話しよ~、ね、ね~?
レン:おい、桃! 何を勝手なことを!
モモ:ほらほらー、いくよ~♪恋バナ、恋バナ~♪
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-:一行はレストランに入り注文を待っていた。
ハナヨ:へえ、それでレトロジカコアをつまりレトロジカ様を復活させるためにーー
ハナヨ:各地の祠を回っていると……
スピカ:そうなんですこのハマリヤ地方にもあるって聞いて……
ハナヨ:確かにそうですね……あ、料理が来ましたよ!頂いてしまいましょう
スピカ:うん!いっただきまーす!もぐもぐもぐもぐ……
スピカ:ん~、これこれこの匂いがした時からずーっと食べたかった──
スピカ:────あれれ?なんか一味足りないっていうか……
モモ:……なんだか、味がしない?
???:やはり、そうなりやしたかそいつぁ、あっしが説明致しやしょう
モモ:あー、越後屋さんだ~
エチゴヤ:どうも、ご無沙汰しておりやすプネウマの商人、越後屋でごぜえやす
エチゴヤ:いや、実はですねぇ今、ハマリヤの料理という料理が全て美味しくなくなっちまって
モモ:えー、なんでなんで~?
エチゴヤ:何ででしょう突然のことで、さっぱりで……
エチゴヤ:このベイサイド22では毎年、料理人が腕を競い合って究極の一皿を決めましてね
エチゴヤ:でもって、選ばれた料理は食神の祀られる祠に奉納するのが習わしなんでさぁ
スピカ:この町ではレトロジカ様は食神として崇められているんですね
エチゴヤ:このままだと奉納する料理が作れねえで
エチゴヤ:レトロジカの各地で起こってるみてえに、ハマリヤの祠もなくなっちまうかもしれねえ
エチゴヤ:早いとこ原因を特定したいところなんでさぁ
クロム:……今年だけと言うのも妙な話ですね……
クロム:それに、この現象、前に……
モモ:越後屋さん、良かったら一度作ってみてもいいかなぁ?
エチゴヤ:ん、お嬢さん、何をですかな?
モモ:神様がにっこにこになる~スーパー美味しい桃まんじゅうを作ってあげたいんだ
エチゴヤ:すーぱー美味しい桃まんじゅう?
モモ:そう、スーパー美味しい桃まんじゅう~!略して、スーパー桃まんだよ~♪
モモ:それが美味しかったらもうそれを奉納できるよね?
モモ:そしたら食神様は祠を消したりしないしみんなの食べ物も美味しくなるかも♪
エチゴヤ:ま、まあそうですが……
モモ:よぉし、やってみよう!うんうん♪
-:ハマリヤ地方の料理が美味しくなくなっているーーどこかで経験したような状況の中桃が試しに自分でも桃まんじゅうを作ってみると言い出したのだった。
エグゼ:ちょ、桃さん!
エグゼ:あんなこと言っちゃって本当に大丈夫なんすかー?
モモ:えー、何が~?
エグゼ:桃まんすよー、桃まん!
エグゼ:プロの料理人の人達でもダメだった原因があるんすよー?
モモ:ふふふ、エグゼ君ってモモの桃まん、食べたことあるでしょ?
エグゼ:いっぱいあるっすよ!桃さん、いつも自分が実験台にされてんの忘れたんすかー!?
エグゼ:いつも苦かったり、酸っぱかったりするじゃないすか……
モモ:むぅー、ひどーい!モモの桃まん、美味しいんだから~!
スピカ:そうだよ、桃ちゃんの桃まんと~っても美味しいもんね♪
サリ:確かに、桃様の桃まんは大変美味でございます
ニア:ニアも大好物にゃーたくさん作ってみんなで食べるにゃー
モモ:ほらほらー、ね~エグゼ君だけだよ、そう言うの~
エグゼ:うううぅ、絶対おかしいっすー何でみんなわかってくれないんすかー
モモ:エグゼ君、ゼリーばっかりだからーきっと舌が変になってるんだよ~
エグゼ:まぁ確かに自分、偏食すからーそう言えば、そうかもしんないすけど……
モモ:よし、決めちゃったもんね~!
エグゼ:ちょ、何すか、いきなり
モモ:モモね、新作にチャレンジするの~
モモ:でねでねー、完成したら~エグゼ君に1番に食べさせたげる~♪
モモ:で、それをレトロジカ様にお供えする!
エグゼ:いや、だから話聞いてたすかー?自分、桃まん苦手だって言ったすよね?
モモ:ふふふ、普段は使わない素材に~チャレンジしちゃうもんね~♪
エグゼ:ちょ、それダメなヤツすよー!メシマズのテンプレじゃないすかー!
モモ:えー、エグゼ君、ありがとう~材料集めるの手伝ってくれるんだね~
モモ:じゃあね、お肉と玉ねぎが欲しいな~♪
エグゼ:ちょ、そんなの言ってないっしょ!勝手に進めないでくださいすよー
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モモ:ねーねー、エグゼ君どう? お肉、手に入った~?
エグゼ:まあ、何とかなったすけどー
エグゼ:202102181
エグゼ:大変だったんすよーミノタウロス、強いんすからー
モモ:ねーねー、玉ねぎは~?玉ねぎ、玉ねぎは~?
エグゼ:それもとってきたすよ!!
エグゼ:マジ、話聞かないすよねー
エグゼ:202101051
モモ:わー、すごーい、えらーい♪
モモ:エグゼ君、すぐに持ってきてね~モモ、待ってるから~♪
エグゼ:桃さんって、マジで自由すよねー
talk_11021903
モモ:できた~! ホカホカ~!
エグゼ:そうすねー
モモ:よ~し、花ちぃの所で試食だよ!エグゼ君、一番に食べてくれるよね?
モモ:エグゼ君用の桃まんもあるんだから!
エグゼ:え~~っ!
talk_11021904
ハナヨ:お待ちしていました桃さん完成したんですか?
モモ:うん、できたよ~
モモ:モモ特製のスーパー桃まんだよ~!
-:quest_110202001_01
オメガ:オメガ、食べたい!桃の桃まん、食べたい!
ショウドウジ:オメガ殿はメカである故ぇぇぇぇ食べ過ぎは御法度ですぞおおおお!
ショウドウジ:しかし心配御無用ですぞおおおお!オメガ殿の分は拙者が食べて差し上げますぞおおおお!
モモ:ふふふ、大丈夫だよ~いっぱい作ったからみんなの分もちゃんとあるよ~
モモ:でもでもー1番最初はエグゼ君だからね~
モモ:ねー、エグゼ君~
エグゼ:そういうのだけはよく覚えてるんすね……
モモ:越後屋さんに持ってく前に~味見させてあげるんだ~♪
エグゼ:うーん、女子の手料理すかー
エグゼ:超SSレア体験なはずなのに何故か全然嬉しくないんすけどー
エグゼ:えーい、ままよ!パクー!
エグゼ:ままままままずーーーーーーーーい!!!
モモ:うえーん、うえーん……ど~しよ~エグゼ君が、エグゼ君が~
タマモ:ちょっと、どうしたの!?何かあった?
モモ:エグゼ君にねースーパー桃まんを食べてもらったの~
モモ:そしたらエグゼ君が~いつもみたいに泡吹いて倒れちゃって~
タマモ:えー、なんでそうなるの!?
モモ:ううう、たまちぃど~しよ~
タマモ:もう、仕方ないなぁ
タマモ:いいよ、わらわとハントっちで[item:202101681(薬草)]探して来てあげる
モモ:でもエグゼ君が……
タマモ:エグゼっちはわらわにまかせてももちぃは越後屋さんとこで料理の審査、受けて来なよ
モモ:うううぅ、ありがとう~
ハント:おい、たまも
ハント:何故、僕まで[item:202101681(薬草)]を採りに行くことになっている
タマモ:いいからいいからハントっち、細かいこと言ってるとモテないよ♪
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エチゴヤ:おお、お嬢さんついにできやしたかい?
モモ:じゃーん、見て見て~モモ特製のスーパー桃まんじゅうだよ~
-:quest_110202001_01
ハナヨ:まぁ、ふかふかで美味しそうですわ!父様、これならばきっと
エチゴヤ:ふむ、ではお1つ失敬してまぐぅ、むぐむぐむぐ……
ハナヨ:私もいただきますわまぐぅ、むぐむぐむぐ……
モモ:どきどき……
モモ:どうかな~?お口に合うかな~?
ハナヨ:────!?
エチゴヤ:がっ…………がはっ
モモ:ええっ!? なんでなんで~?
近くのお客1:がはっ…………
近くのお客2:がはっ…………
近くのお客3:がはっ…………
エグゼ:ちょー、ほらほらほらー!自分だけじゃなかったんすよー!自分は[item:202101681(薬草)]で助かったすけど!
モモ:えー、違うよ~ 桃まん食べたの~越後屋さんと花ちぃだけなの~
エグゼ:え、どういうことすか2人だけ?
クロム:ふむ、この症状……間違いありません、食中毒ですよ他の料理も要因になっています
エグゼ:ええっ!? 桃さんの料理がメシマズで倒れたんじゃないんすかー
モモ:むすぅー、エグゼ君~そんな言い方ってないよ、も~
クロム:早く、この方達を介抱して差し上げませんと
モモ:でもー、どうすればいいの~
クロム:とにかくまず脱水症状がおきないようにして皆さんを安静にしましょう
エグゼ:さっき自分に飲ませてくれた薬はどーすか?
クロム:なるほど……胃腸を整えるだけならば効きそうですね
タマモ:おっけおっけー、任せてよ
タマモ:わらわとハントっちがいっぱい[item:202101681(薬草)]採ってきてあげる!
モモ:うん、ありがとう
ハント:だから、たまも勝手に僕を巻き込むなと言っているだろう
タマモ:堅いこと言わないの山に詳しいのわらわ達だし助けてあげれば?
ハント:フン……わかったよ
タマモ:うん、じゃあ行っくよー♪
ハント:おい、たまも、話を聞け!
クロム:……しかしこの症状、不思議です地球の食中毒とは何かが根本的に違うようです……
クロム:いいでしょう、本気で調べてみると致しますか……
-:桃が意気消沈する中他の仲間達が提案をしながらすかさずフォローをする。
-:越後屋や花夜にはもう既に彼らは数年の時を共に過ごしたかような団結力を持っているように見えたのだった。
chattalk_11022002
タマモ:ももちぃ、見つけたよー
タマモ:ほらほら、いっぱい!
タマモ:202102201
モモ:たまちぃ、ありがと~♪
モモ:クロム君にお薬作ってもらって~みんなのとこ持ってこ~♪
スピカ:17
モモ:どしたのー、すぴにゃん?
スピカ:お薬飲んでも、治るまでに少し時間がかかるんだって
スピカ:だから、それまで
スピカ:毛布とかもあったらいいと思わない?
モモ:すぴにゃん、えらーい!この毒消しは誰かに渡して毛布の材料集めて来よ~♪
chattalk_11022003
サリ:桃様、大漁でございます
モモ:えー、本当に~サリサリ、見せて見せて~♪
サリ:はい、これでいかがでしょう
サリ:202101071
サリ:202101081
モモ:ふふ、ふっかふかだね~
サリ:ええ、とってもふかふかでございます
サリ:42
モモ:どうしたの~
サリ:桃様、大変でございます
サリ:嗚呼、ニア様が
モモ:えー、にあちんが?ど、どうしたの~
サリ:大切な素材の上で
サリ:おねんねしておいでです
モモ:も~う! 早くみんなのところに帰るよ~!
talk_11022004
モモ:みんな、お疲れさま~これでお薬できるの待つだけだね~
クロム:ところがですそうも言っていられなくなりました
モモ:えー、なんでなんで~
クロム:どうにも怪しくないですか
モモ:えーっと? あやしいって~?
クロム:食中毒のことです
モモ:どういうこと?
ソル:……ただの食中毒じゃねーってことだな
ソル:エグゼと越後屋達だけならまだしも桃まん食ってねーヤツまで倒れんのは変だろ
クロム:そうです、それで皆さんが食べたものを再検査してみたのですが
クロム:ほぼ全ての食品に魔術的な痕跡が見つかりました
ニア:ニアが調べたにゃ!そんで見つけたのにゃー
モモ:見つけたって、何を~?
クロム:ふふ、懐かしい痕跡ですよ
ソル:懐かしいだって?……やっぱり、そう言うことかよ!
モモ:え、えっと、みんなわかってるの……!?
ニア:すぐに準備が必要にゃ!
ニア:とりあえずまず精度の高い調査のためにおまじない人形を使うにゃ!
クロム:もう毒消しは対処療法の役目しかありませんここから先はニア君に任せましょう
ニア:にゃー、任せるのにゃー!
chattalk_11022005
モモ:にあちん!
モモ:ほらほら、見て~
モモ:202102211
モモ:これでいいんだよね~
ニア:ばっちりにゃー[0024]
モモ:花ちぃの人体模型の時も思ったんだけど~
モモ:これってよく見るとカワイイね
ニア:かわいいにゃ[0028]?
ニア:うーん、わからないにゃー[0028]
モモ:えー、なんでなんで~?こんなにかわいいのに~
ニア:いいからすぐに町に戻るにゃ[0028]早く人形に魔術を込めるにゃ[0024]
talk_11022006
モモ:どう~、これで大丈夫~?
ニア:にゃ、大丈夫にゃ貸してほしいにゃ
モモ:うん
ニア:これは、やっぱり……そうかにゃ
ニア:クロムを呼んでくるにゃ
モモ:それじゃあ、あたしは越後屋さんと花ちぃのお見舞い行ってるね~
ニア:ふにゃ、あの2人元気になったのにゃ?
モモ:エグゼ君みたいに毒消しがちょうど体に合ったみたいで少し楽になったんだって
ニア:よかったのにゃ
モモ:でも、魔法じゃないと完全には治らないんだよね
モモ:ニアちん、頑張ろうね~
ニア:にゃー、任せるのにゃ!
ハナヨ:はい、どうぞ
モモ:花ちぃ~、無事だったんだぁ~
ハナヨ:あらあら、桜華様どうしたのですか、突然そんな──
モモ:花ちぃ~、ごめんねぇ~元気になってよかったよぅ~
ハナヨ:えと、食中毒のことですか?でしたら桜華様が原因ではないことは存じております
ハナヨ:ほらほら、どうか気になさらないでくださいまし
エチゴヤ:お嬢さん、花夜の言う通りでさぁ全てクロム殿から聞いておりやす
エチゴヤ:むしろ皆様には、調査をしていただいているそうで
モモ:あー、それずるーい~!モモは知らないのに~どうしてみんな知ってるの~?
モモ:もー、教えてよ~
エグゼ:ちょ、桃さん、覚えてないんすかー?
モモ:えー、なんのこと~
エグゼ:ほら、ザントロードで似たようなのあったじゃないすかー
モモ:えーっと、それって~美味しくないお野菜の~?ヒアデスとか言うひとの~?
クロム:ええ、その通りです
ニア:ほぼ間違いないにゃ
レン:だが、まだ憶測の域を出ないこれから最後の確認をするつもりだ
モモ:確認って~色んなお野菜調べるの~?
クロム:ええ、僕が比較実験しますので皆さんよろしく頼みましたよ
-:クロムとニア、そして蓮が思い出したのはアスラ四天王の1人ヒアデスの悪行についてだった。
呪血妖術師団員:申し上げます!巨大物体における転送陣実験ただいま成功致しました!
ヒアデス:ヒィッヒッヒッヒィ!素晴らァしいッ!
呪血妖術師団員:しかし、カプセルを多数利用したため
呪血妖術師団員:ハマリヤの土壌に一部魔術汚染が発生してしまいましたが……
ヒアデス:そんなことは取るに足らないコトォ!問題ゴザイマセンゥ!!
ヒアデス:ヒヒヒヒヒィ!これであれを動かすことができますネェ!!
ヒアデス:待っていてクダサイ姫君ィその力を持って奴等を倒しィ……
ヒアデス:再びその身躰を手に入れて見せましょうゾォ!
ヒアデス:ヒィッヒッヒッヒィ!
talk_11022101
クロム:やはりあのときと同じく奴の姿が見え隠れしますねえ
クロム:しかも……このレトロジカ台地でたくさん
ニア:本当に悪いやつにゃ
ニア:それにアスラは自分達の国にゃ何が目的なのか全くわからんにゃ気持ち悪い奴にゃ
クロム:そうですねまあ、それは一旦置いておいてとにかく比較実験です
クロム:このハマリヤの麦とオルレイクの土地の麦を比較しましょう
クロム:それで結論が出るはずです
ニア:わかったにゃ!
chattalk_11022102
ショウドウジ:ふぉぉぉぉ、召し捕ったりぃぃぃぃ!
ショウドウジ:クロム殿ぉぉぉぉ!ご覧あれぇぇぇぇ!
ショウドウジ:202101121
ショウドウジ:ぬぅぅぅぅ
ショウドウジ:クロム殿ぉぉぉぉ!
ショウドウジ:202101121
ショウドウジ:202101121
ショウドウジ:202101121
ショウドウジ:誰かぁ、誰かおらぬのかぁぁぁぁ!
ショウドウジ:色即是空、空即是色ぃぃぃぃ!
ショウドウジ:嗚呼、無常ぅぅぅぅ!虚しいですぞぉぉぉぉ!
ショウドウジ:せっかくの1番首誰も賞賛してくれぬとは
ショウドウジ:無念、無念、無念んんんん!
オメガ:うるさい、正道寺!
ショウドウジ:おおおお、オメガ殿ぉぉぉぉ!
オメガ:馬鹿なことやってないで、次!オルレイク麦、採りに行くぞ!
ショウドウジ:しかしですぞぉぉぉぉ!拙者はまだ、クロム殿に勝ち名乗りを上げておらんのですぞぉぉぉぉ!
オメガ:うるさい、うるさい、うるさーい!早く、次に行く!
chattalk_11022103
ニア:にゃー[0028]
ニア:見るにゃ、見て欲しいにゃ[0024]
ニア:もじゃもじゃ、いっぱいにゃー[0024]
ニア:202102221
ニア:ふにゃ~[0027]
ニア:沙璃ちゃん、やめるにゃ~[0024]
ニア:それ、ふりふりしちゃダメなのにゃ~[0027]
サリ:ニア様、いかがでしょう
サリ:猫じゃらしみたいで愉しいでしょうか
サリ:愉しんでいただけましたら幸甚でございます
ニア:ふにゃ~、やめるのにゃ~[0024]
モモ:こら~! 2人とも遊ぶな[0004]
talk_11022104
ハナヨ:あのう、クロム様
クロム:ん、何でしょうか?
ハナヨ:クロム様のご指示に従い採取されたもの確かに受け取りました
クロム:ご協力感謝します
ハナヨ:ですが私は科学の知識に乏しく本当にお役に立てるのでしょうか
クロム:ふふふでは、麦の穂から実だけを分離していただけますか
ハナヨ:それだけでよろしいのですか
クロム:そして石臼で細かく砕き粉状にして欲しいのです
クロム:それを各種、用意しておいていただけると助かります
ハナヨ:まあ、それでしたら私にもできそうですわ
クロム:では、それができるまで僕達は[item:202100351(試験薬草)]を採取してきます
ハナヨ:わかりましたご無事を祈っております
chattalk_11022105
ソル:おーい、スピカ
スピカ:ソル君、どうしたの
ソル:クロムが欲しがってる草ってこいつで合ってんのかな
ソル:202100351
スピカ:うん、それで合ってるよ
ソル:よかったサンキューな
スピカ:えー、でもなんで?
スピカ:クロム君に直接聞けば早いのに
ソル:そうなんだけどさ
ソル:全然連絡とれなくてさ
ソル:今、あいつ、忙しそうだし
スピカ:そっか、検査の準備で忙しいのかもね
ソル:OK、そんじゃこいつも届けに行くか
スピカ:うん、そうだね
talk_11022106
ハナヨ:クロム様、準備が整いました
クロム:早かったですね
ハナヨ:何でしょう、やっている内に夢中になってしまいまして
ハナヨ:どうやら私すりつぶすのが好きみたいです
クロム:ふふ、そうですかお手伝い、ありがとうございます
-:数時間後――
クロム:皆さん、お待たせしました検査の結果が出ましたよ
レン:結論だけでいいぞ貴様の話は回りくどい
クロム:ふふ、良い話と悪い話どちらから聞きたいですか
レン:だからそれをやめろと言っているのだ!
ソル:まあ、蓮、落ち着けって
ソル:クロム、悪い話から頼むよ
クロム:結論から言うとヒアデスの魔術汚染これで間違いありません
ソル:うーん、やっぱりそうか
ソル:それじゃ薬は?
クロム:ええ、一部しか効きませんね
レン:フン、想定内だったとは言え厄介なことになったものだ
ソル:だったら良い話ってのは?
クロム:ザントロードと同じ成分が検出されたことです
クロム:そしてその汚染された魔力が大量に消費された後だということも
ソル:消費された、後?
クロム:そうです何かに使われたのか……
クロム:ただ逆に言うと現状の汚染量はそれほど厳しくありません
ソル:まあ、ならやることは1つか
スピカ:え? どういうこと?
ソル:成分が同じってことは対策も同じでいいってことだろ?
スピカ:そっか! ザントロードでやったのと同じことすればいいんだ!
クロム:その通りです
-:こうして一行は再び魔術の浄化作戦を行うためザントロードの時と同じような材料を集めるのだった。
talk_11022201
モモ:ねーねー、にあちん
ニア:なんにゃー
モモ:前と同じやり方ってことは~お野菜とー、鳥の羽でいいんだったよね~
ニア:そうにゃ、それでいいにゃ
モモ:あのねー、前の時って~確か、すっごく特別な羽を使ったと思うんだけど~
ニア:[item:202100691(霊鳥の羽)]にゃ
モモ:そうそう、それそれ~でもそれって、ここにもあるのかな~
ニア:んにゃ……ないにゃ!?どうしよう、できないにゃ!
ハナヨ:あのぅ、それでしたら怪鳥の羽で代用できませんでしょうか?
ニア:怪鳥の羽ってどんな羽にゃ?
ハナヨ:怪鳥シャインクロウという名の大きな鳥の羽でございます
ニア:ふにゃーん、大きいだけじゃダメにゃ
ハナヨ:いえ、大きいだけではありません古代の霊鳥の血統を受け継ぐ子孫だと言われております
ニア:子孫にゃ!?それならいけそうにゃー!すぐに羽をとってくるのにゃー!
モモ:えー、ちょっと待ってよ~その前にお野菜採って来ないとだよ~
chattalk_11022202
モモ:にあちん、見て見てー
モモ:ほらー、ヘンな大根~
モモ:202102231
ニア:んにゃ、グッドにゃ[0029]
サリ:それでは続いて怪鳥の羽です早く浄化を進めましょう
モモ:うん、みんな待ってて~[0030]
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モモ:ハント君、すごーい!
モモ:ふふ、大活躍だったね~
ハント:フン、当然のことだ
ハント:この程度の獲物騒ぐようなことではない
ショウドウジ:左様ですぞぉぉぉぉ!拙者も楽勝でしたぞぉぉぉぉ!
ハント:騒ぐなと言っている、正道寺
ショウドウジ:ハント殿ぉぉぉぉ!勝ちどきは大きな声でぇぇぇぇ!
ハント:38
モモ:へえ、正道寺もいたんだね~全然気づかなかったよ~
ショウドウジ:なっ、桃殿ぉぉぉぉ!それはないですぞぉぉぉぉ!
モモ:ごめんね…[0001]さ、花夜さんに渡しに行こう
ショウドウジ:無念、無念、無念んんんんっ
ハント:38
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ハナヨ:皆様、お待ちしておりました
ハナヨ:こちらが、ハマリヤで最も由緒ある聖地でございます
モモ:案内してくれて、ありがとう~
モモ:にあちん、頑張ってね~
ニア:にゃ、任せるにゃー
ニア:うにゃ、みんな離れてるにゃ
-:cutin_00025_00
ニア:にゃりーん、にゃりーんにゃにゃにゃにゃ、にゃりーん
ニア:穢れし大地を白く浄め豊穣の恵みで埋め尽くすにゃー!
ニア:にゃにゃにゃにゃ、にゃりーーん!
-:cutin_00025_01
モモ:やったー、成功だね~
エグゼ:ちょ、ちょっと待つっしょ!前と同じってことはま、まさか……
-:グオオオオオオオオオオオオ──ッ!
スピカ:わー、何か聞こえた!!
ニア:この地の悪い毒素を全てこの子に集めてあるにゃ
ニア:後は、このモンスターを倒せば浄化は完了なのにゃー
モモ:はーい、わかったよ~モモ、頑張ってくる~
エグゼ:ちょ、桃さん!待つすよー、危ないすよー
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ソル:よし、何とか倒せたな
スピカ:うん、みんな頑張ったね[0009]
ソル:OK、これでヒアデスの魔力汚染は浄化されたはずだ
ハナヨ:皆様、本当にありがとうございます
ハナヨ:これでハマリヤは救われ究極の一皿コンテストが開催できます
モモ:やったー、楽しみだな~
モモ:桃まん、いっぱい食べてもらえるよ[0001]
モモ:そうそう、エグゼ君にも~い~っぱい、作ってあげるからね~♪
エグゼ:ちょ、もういいすよー!
モモ:えー、なんでなんで~今度はもっと美味しくできるのに~
エグゼ:だからもういいって言ってるすよー
モモ:32
モモ:絶対に美味しいって言わせてみせるんだから~!
ハナヨ:さあ、皆様もベイサイド22へ父様がお待ちかねでございます
talk_11022206
エチゴヤ:ああ、皆様よくぞご無事で戻られやした
エチゴヤ:ええ、もちろん、花夜よりご活躍は聞き及んでおりやす
エチゴヤ:ハマリヤの浄化に成功したそうで町の者達も大いに喜んでおりやすよ
子ども1:すごーい! お水飲んでももうお腹痛くならないよ!
子ども2:これで、ごはんいっぱい食べられるねやったね、お兄ちゃん
モモ:ふふふ、よかったね~お姉さんがもっと美味しいもの作ってあげるからね~
子ども1:ええっ、もっと美味しいもの!?
子ども2:なにそれー! 食べてみたいー!
エチゴヤ:そうでした! すぐにでも皆を招集しコンテストを開催致しやしょう!
モモ:よーし、モモ、頑張っちゃうよ~
エグゼ:ちょ、不安しかないっしょー
モモ:みんなーほらほら、できたよ~
モモ:新作スーパー桃まんじゅう~どうぞ召し上がれ~♪
エチゴヤ:…………
ハナヨ:…………
モモ:えー、どうしたの~
モモ:ほらー、いっぱいあるからどんどん食べてね~
ソル:…………
スピカ:…………
モモ:えー、どうして~なんで食べてくれないの~
モモ:もう大丈夫なんだよ~いつもの桃まんなんだよ~
エチゴヤ:申し訳ございません桃様……
ハナヨ:ご、ごめんね、桃さん勇気が出るまで少し待ってね
モモ:はうううぅ……
ハナヨ:ち、違うんです疑ってるんじゃないんです本当ですよ!
モモ:くすん、いいよ~だったら、モモが……
モモ:モモが最初に食べるから~
エグゼ:はむぅ、はぐ、はふはふもぐ……むぐむぐむぐ……
モモ:ええっ、エグゼ君!?
モモ:えー、なんでなんで~?だって、食べられないって……
エグゼ:ちょー、何言ってんすかー自分が1番最初だって言ったの桃さんっしょー
エグゼ:これ、いつものやつと違って結構イケるっすね!
エグゼ:つか、これ、マジウマすよーやべーしょ、止まらないしょーむぐむぐ、もぐもぐ……
モモ:エグゼ君……
エグゼ:へへ、ほら、いいんすかー?みんな食べないなら自分、全部食べちゃうすよー
-:そう言ってエグゼは手を伸ばしさらに桃まんを口へ運んでいく。
-:その様子を見て、躊躇していた一同も1人、2人と桃まんに手を伸ばした。
ハナヨ:まぁ、私、こんなに美味しいおまんじゅう、生まれて初めてですわ!
エチゴヤ:はむ、むぐむぐ……うむ、まことこれは見事な味
ソル:ぱく、もぐもぐもぐ……おお、いつもの桃まんだ!
スピカ:はむ、はむはむ……違うよソル君いつもよりずっと美味しいよむぐ、もぐもぐ、おかわり!
エチゴヤ:今年の奉納の一皿はお嬢さんの桃まんじゅうで決定ですな
モモ:本当ですか~!?モモ、超嬉しい~
エグゼ:よかったすね、桃さん
モモ:ふふ、ありがとうね~みんなエグゼ君のおかげだよ~
エグゼ:は?な、なんのことすかねー?
モモ:ふふふ!
-:勇気を出してエグゼが桃まんじゅうを頬張ると安心感からみんなも食べ出し全会一致で奉納品に指定された。
-:ただそんな中、桃は一番最初に食べたのがエグゼで良かったなとなんとなく思っていたのだった。
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エチゴヤ:それでは皆様、お気をつけて
エチゴヤ:皆さんの求める祠はハマリヤ遺跡の奥にございやす途中までは娘に案内させやしょう
モモ:ありがとう、越後屋さんモモ達、頑張ってくるからね~
エチゴヤ:…………
モモ:もー、大丈夫だよ~モモの桃まん、きっと神様も気に入ってくれるんだから~
エチゴヤ:ははは、そうでしたねあの味が信じられないなどあっしがどうかしていやした
モモ:うん、桃まんは嘘つかないもんね~♪
レン:おい、桃、そろそろ行くぞ
ハナヨ:……蓮様祠までご案内しますわ
レン:フン、余計なことだ迷う道のりでもないだろう
ハナヨ:まあ、そんなに照れなくても
レン:もういい! 早く行くぞ!
サディ:…………
サディ:やはりヒアデスの魔術汚染を破ったか
サディ:しかし、自国に毒を盛るなどとヒアデスめ……
サディ:かくなる上は……
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ハナヨ:確かに、承りましたわ
ハナヨ:では、これを祭壇の方へお供えさせていただきます
-:そう言うと、花夜は祭壇に桃まんを置き、恭しく祈りを捧げた。
-:それに呼応するかのように、辺りは不思議な光に包まれる。
モモ:どうかなどうかな~神様、美味しいって言ってくれるかな~
エグゼ:桃さん、ダメすよーお祈り中は静かにしてなきゃ
モモ:だって気になるんだもーんうー、どきどきする~
ハナヨ:ふぅ……終わりました
モモ:花ちぃ、どうだった~?神様、桃まん気に入ってくれたかな~?
ハナヨ:ええ、大変気に入っていただけたようでございますよ
モモ:やったねー!モモ、頑張ったもんね~
ハナヨ:さあ、遺跡の奥に祠はございます食神様の元へどうぞ
モモ:ふふ、よかったね~これで次の祠に行けるね!
ハナヨ:それでは皆様、ご武運を
ハナヨ:蓮様、あとでメッセージ送りますね
レン:……フンッ!
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ハント:みんな、止まれ……
モモ:えー、急にどうしたの~
ハント:臭わないのか
モモ:えー、臭うの~
モモ:すんすん、すんすんすん……別に何の臭いもしないよ~?
ハント:身を隠しても臭いまでは隠せない特に、殺気だった獲物の臭いはな
ハント:フン、そこだ!
呪血妖術師団員1:ハマリヤのエーテルに変動があったと聞き一体、どんなヤツかと思ったら
呪血妖術師団員2:ヒヒヒヒィ……なかなかやるじゃありませんか
呪血妖術師団員1:ですが、偉大なるヒアデス様を邪魔したからには、お覚悟を
呪血妖術師団員2:いえいえ、相応の代償を支払っていただければ、それで十分
呪血妖術師団員1:さあ行け、我等が生み出したる眷属達よ!
呪血妖術師団員2:ヤツらを同じ闇の世界へ引きずり堕ろし給え!
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モモ:あー、祠あったよ~
タマモ:じゃあ早くカプセルマシン出して~
-:グオオオオオオオオオオオオ!
タマモ:ももちぃ、危ない!
オメガ:2人とも、離れろオメガが食い止める
モモ:ふわー、ありがとう~たまちぃ、オメガちゃん
タマモ:……これもヒアデスの魔術汚染の影響かのう
タマモ:さては、遺跡を護っておった神威が薄まってモンスターの侵入を許したか
タマモ:何であれ、早く退治した方がよさそうだのう
モモ:ふふふ、たまちぃまたお婆ちゃんになってるよ~
タマモ:なっ、今はそんなこと言うておる場合ではなかろう!
ソル:ああ、たまもさんの言う通りだとっとと片付けて用事済ませちまおーぜ
モモ:うんっ!
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-:ごぶぅ、ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁ……
モモ:やったねー!みんな、エーテル注ぐよ~
-:一行は祠の周りに駆けつけ精神を集中させる
-:皆の心が1つにまとまった瞬間祠が強く輝き始める──
ソル:やっぱり、来たか
スピカ:うん、この感じって多分、あの時の……
アルデバラン:最後の力でマザーコアを暴走させたか……
アルデバラン:残ったのは、力のないマザーコアとこの女だけか……
アルデバラン:……しかしまだだ、まだ終わらんマザーコアがある限り俺に勝算はある!
アルデバラン:ハーッハッハッハッハ!
ソル:ふう……やっぱり、いつもの幻視かよ
レン:アルデバランが、ベガとマザーコアを奪うところか
ソル:マザーコアの暴走、か……何かアルデバランの思いのよらないことが起きたのか……
スピカ:とにかくあと祠は1つだね!
ソル:よし、がんばろーな!
-:ハマリヤの祠にエーテルを注いだ一行。残る祠はあと1つ。一行は胸を張って次の町へと歩みを進めるのだった。
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エチゴヤ:皆様、ありがとうごぜえやした
エチゴヤ:花夜から聞きましたところで無事に奉納が済んだとのこと
エチゴヤ:何とお礼を申してよいのやらこのお返しはいずれまた
エチゴヤ:蓮殿にもゆっくり我が家を堪能して頂きたいですしの
レン:断る
モモ:越後屋さん、そんなのいいよ~困った時はお互い様だよ~[0009]
エチゴヤ:おお、よくぞ言ってくれやした
エチゴヤ:桃殿には、折り入ってご相談したきことがありやして
モモ:えー、なになに~
エチゴヤ:つきましては桃まんじゅうのレシピと独占販売権を我が越後屋に、へへへ
モモ:うん、いいよ~お金もいらな~い
エチゴヤ:……ええっ!?
エチゴヤ:タダでいいんですかい?
モモ:だって、モモ、お金が欲しくて桃まんじゅう作ってるんじゃないも~ん♪
モモ:みんなにいっぱい元気になって欲しくて作ってるだけ[0009]
モモ:だからエグゼ君のだけにはいつも栄養ドリンクと漢方をいっぱい入れるんだ[0001]
エグゼ:それそれ! それっすよ!
エグゼ:やっとわかったっすいつも自分のがまずい理由!!
エチゴヤ:そうでしたかまったく、見上げた心意気
エチゴヤ:そういうことでしたらあっしが、国中の人々が楽しめるよう格安で広めやしょう
エチゴヤ:桃印の桃まんじゅうとしてその名が轟くように
モモ:9
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モモ:青い海♪キラキラ太陽♪絶好の恋日和だよ~
ニア:うう……太陽も桃もまぶしすぎだにゃ……
ニア:ああ……日陰……日陰はどこかにゃ……
モモ:にあちんいい感じに溶けかかってるね~
ニア:うう……太陽なんて嫌いだにゃ……
???:へいへいへーい!そこの彼女たちィちょっと手伝っておくれよ~!
ニア:にゃ?手伝うって何を――
ニア:って、うにゃーっ!裸だにゃ!
モモ:わ~すっごい筋肉~♪むっきむき~♪
???:驚かしてごめんね僕は磯太郎
イソタロウ:さざなみの貝殻を探して走り回ってるうちに
イソタロウ:気が付いたらこんなに筋肉がついてたんだよね~!これって才能かな~?
ニア:ほんとすごい筋肉だにゃ……ちょっと羨ましいにゃ……
イソタロウ:そうかい!?じゃあ、僕と一緒にさざなみの貝殻を探さないかい?
イソタロウ:同じように走り回れば筋肉がつくかもしれないよ?
ニア:にゃっ!?……ほんとかにゃっ!
モモ:モモも筋肉ほしいな~むっきむき~♪
ニア:桃はいらないんじゃないかにゃニアは健康になりたいにゃ
イソタロウ:いいぞ、いいぞ~!じゃあ、みんなで筋肉をつけようじゃないかぁ!
イソタロウ:いくぞ!むっきむきー!
ニア:むっきむきだにゃー!
モモ:むっきむきだよ~♪
chattalk_21021102
ニア:見つけたにゃ[0024]
モモ:あったよー[0001]
イソタロウ:素晴らしい!
モモ:もってかえるねー
モモ:28
ニア:おかしいにゃ[0028]
ニア:ニアの体
ニア:まだ何の変化もないにゃ[0028]
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イソタロウ:わーお!こんなに早く見つかるなんて!
イソタロウ:君達なら[item:202101591(深海のサンゴ)]も見つけてくれるかもしれないな!
ニア:探してくるにゃ[0029]
ニア:でも
ニア:まだ全然筋肉がついてないにゃ[0028]
ノア:38
ノア:ニアったら、まだ信じてるの!?ってか! なんで[item:202101591(深海のサンゴ)]を探してるのよ?
イソタロウ:彼女へ告白するためさ!
モモ:27
モモ:モモのテンション爆上げ~[0021]磯太郎君、告白するの~??
イソタロウ:ああ!いつもこの浜辺で見かける女の子に一目惚れしちゃってね!
イソタロウ:告白しようって決めてたんだ!
モモ:よ~し、恋のキューピットがんばっちゃうんだから~[0012]♪
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ニア:あったにゃ[0027]
モモ:[0010][0009]
イソタロウ:ありがとう!
イソタロウ:告白だ!
モモ:告白だー[0021]
ニア:告白にゃー[0027]
モモ:すぐ戻るねー[0012][0009]
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イソタロウ:ありがとう!早速、彼女にアタックしてくるよ!がんばるぞー!
モモ:うふふ~見つかって良かったね~
ニア:よくないにゃ……全然よくないにゃ!
モモ:え~なんで~?
ニア:だってあんなに走り回ったのに全然筋肉が付かなかったにゃ!
モモ:だから、そんなにすぐむっきむきになったら恐いって
モモ:それにさー、にあちん
モモ:筋肉むっきむきで小麦色に日焼けした魔女って聞いたことないよ
ニア:た、確かに……超絶ミスマッチにゃ……
モモ:うんうん~にあちんは今のままがいっちばんかわいいよ~?
モモ:黒いお洋服には~にあちんの白い肌とほっそりした体がいっちばんだよ~
ニア:そ、そうかにゃ?
ニア:じゃあ、やっぱりニアは今のままでいいにゃ……
モモ:うんうん♪
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リンゴ:はぁ……やばいよぉ……時間がないよぅ……
ハント:おい、どうした?
サリ:何かお困りのようですが……
リンゴ:あ、えっと……その私、フラワーナイト鉄鋼っていう超一流企業にエントリーしたんです
リンゴ:そうしたら、なんと私書類選考を通過したんですよぉ
ハント:いい事じゃないか
サリ:それなら、どうして困っているのですか?
リンゴ:えっと、1次面接で出された試験内容があるんですけど
リンゴ:張り切りすぎちゃったのか足をひねっちゃって……
リンゴ:折角、書類審査通ったのにぃこのままだと落ちちゃいますぅ!
ハント:無理は禁物だまたエントリーすればいいだろ
リンゴ:次も通るとは限りませんからこのチャンスを逃したくないんです!折角掴んだチャンスなんですから!
リンゴ:この開きかけたキャリアへの道をなんとしても突き進みたいんです!
ハント:その無鉄砲さ……嫌いじゃないぞ
サリ:沙璃と同じ気持ちのようですね頑張っている人は応援したくなります
ハント:なんとかしてやりたいが……おい、試験内容はどんなものだ?
リンゴ:鉄鋼会社が取り扱っている品物を集めてくることなんです
ハント:素材か……どのくらい必要なんだ?
リンゴ:あそこにある荷車いっぱい分です
ハント:……ほうもう半分近くは集まっているなよくやった方だと思うぞ
リンゴ:ありがとうございます!でも過程が例え満点でも結果がダメなら意味ないですから!
サリ:だから無理をしてしまったのですね
リンゴ:つい舞い上がってしまって後先考えずに突っ走ってしまいました
リンゴ:こんな状況なのに、この先にいるミノタウロスとブルーヘドロンの討伐も必要なんですよぉ!
ハント:それはお前には無茶だ
リンゴ:でもやるしかないんです!やります! がんばります!
サリ:さすがにそれは無謀すぎます沙璃達がお手伝いいたしましょう
リンゴ:え!? い、いいんですか!?
ハント:自分の力で無理な時に他人を頼るのは悪い事じゃない
サリ:試験内容もおひとりでは無理な内容だと思われます
サリ:誰かの協力を得ることも試されているのでしょう
リンゴ:お、お願いします!助けてください!
リンゴ:私は変わりたいんです!
ハント:ならば先にモンスターを狩るべきだな
サリ:ええ、その後に素材を集めましょう
リンゴ:あ、ありがとうございますぅ!
ハント:行くぞ、沙璃
サリ:かしこまりました
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サリ:モンスターを討伐いたしました
リンゴ:ホントですか!?マジすごいです!!
リンゴ:そしたら続いては
リンゴ:ゴツゴツ石と頑丈な木材をお願いできますか?
ハント:任せろ
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ハント:29
ハント:これだけあれば荷車いっぱいになるだろう
リンゴ:ホントにありがとうございます!
サリ:お届けにあがりますね
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リンゴ:ありがとうございますでもすいません……
リンゴ:さっき、会社に行ったらその場で2次面接が始まって
リンゴ:荷車いっぱいの素材を再び集めてくるように!
リンゴ:……って言われちゃったんですぅぅ!
サリ:2次試験ですか
ハント:随分と急ピッチだな
リンゴ:早くしないと試験に失敗して不採用になっちゃいますぅ!
ハント:集める素材の詳細は?
リンゴ:これがリストです!
ハント:かなりの量だな……
サリ:リンゴ様がお勤めしたい会社は社員に厳しすぎるのでは?
リンゴ:やっぱ、そうなんですかね……いえ、でも超一流企業ですから!これくらいできて当然なんですよ!
ハント:まあ、詳しいことはわからないが少なくとも狩りなら僕の得意分野だ
リンゴ:また手伝ってくれるんですか!?わ、私がやりますよ!
ハント:その怪我では無理だそれに、受かりたいんだろ?
リンゴ:う、受かりたいです!
ハント:了解だ
リンゴ:何から何まですみません!
サリ:謝らなくても結構ですよでは、参りましょうかハント様
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ハント:29
リンゴ:ありがとうございます!
リンゴ:ホントに頼りになります!
サリ:これで試験もバッチリですね
リンゴ:はい!
talk_21021206
リンゴ:すごいです!こんなにたくさんの素材私、初めて見ました!
ハント:簡単な狩りだ気にすることはない
リンゴ:お2人とも本当にありがとうございます!
リンゴ:これ……つまらないものですが、報酬です!
ハント:これは……?
サリ:リンゴ券……?
リンゴ:私を好きに使えるチケットです!10枚綴りですよ?
サリ:リンゴ様……少し自分を大切にされては?
リンゴ:そ、そうですか?
リンゴ:でもとにかくこの素材の山を会社に届けてから先のことは考えます!
リンゴ:お2人とも!ホントにありがとうございましたー!
サリ:…………
サリ:この券、どういたしましょうか……
-:ハントはその券を一瞥すると手で真ん中から破り、それを丸めて捨てた
ハント:彼女はもう少し自由になるべきだという意見には僕も賛成だ
サリ:ええ、そうですね