talk_11011901
???:あら、こんなにガイアスがいっぱい……こんにちは
スピカ:はじめましてあの、この町の方ですか?
カリン:ええ。私の名前はカリンこのオーキューの町の自警団の団長よ
ソル:やっとたどり着けたな人のいる町に……
スピカ:あの! 私達仲間を探しているんです地球から来た……
カリン:ああ、それだったら……
???:あ、スピにゃんだ!
スピカ:この声は……!
???:ふふ、見~つけたっ!
スピカ:きゃっ! 桃ちゃん!?
モモ:ふふふ、スピにゃん久しぶり~
スピカ:ちょ、ちょっと恥ずかしいよ~!
ソル:お、おい……
スピカ:あ、ごめんね! この子は桜華桃ちゃん1年の女の子でね――
モモ:あー! もしかしてソル君?……ふ~ん、やっぱりスピにゃんが言ってたとおりだね!
ソル:ん? 言ってた?
モモ:そそ、あのね~、スピにゃんね~
スピカ:ちょちょちょちょちょちょっと~!何言おうとしてるの!?
モモ:モゴモゴ、モゴモゴ……
スピカ:……桃ちゃん、わかってるよね!
モモ:!!?! モゴモゴ……
ソル:なんなんだよお前ら……
スピカ:んふふふふ~ なんでもないよ!ね?
モモ:う、うん! なんでもないよ!
ソル:はぁ…… まあいっか。で?他には誰もいないのか?
???:ちょ、ちょーい!オレも! オレもいるすよー!
ソル:うおお、エグゼじゃん!お前も来てたのかよ!
スピカ:えっと……夜永エグゼ君だよね?
エグゼ:……そ、そうす。よろしく、す……
スピカ:えっ、エグゼ君、どうしたの……?
エグゼ:その……
ソル:こいつ女の子苦手でさ悪気はないんだよ
ソル:1年上の先輩なんだけどいつもゲームでチーム組んでて一緒に遊んでんだ
ソル:って、何だか全然元気そうに見えないけど……病気か?
エグゼ:不健康で顔が青いのは元からすよ!知ってて言ってんしょーが!
ソル:へへ、やっぱりエグゼはいいなハントもこれくらいの返しが欲しいぜ
-:エグゼはふうと一息つくと手に持っていたトマト味ゼリー飲料に口をつけた
ソル:何食べてる……いや、飲んでるのか?
エグゼ:トマトゼリー飲料すよ
ソル:そんなのがあるんだなというか固形物苦手なのは相変わらずか
エグゼ:前と比べると多少はいけるようになったすよ
スピカ:こんな状況だもんね好き嫌い言ってられないよね
エグゼ:あ、いやそういう理由じゃなくて
モモ:モモがいっぱい作ったからねでも最初は全然食べてくれないしさ
エグゼ:に、苦手なんすからそれなのに桃さんたくさん作って……
ソル:……お前さ、桃さんは大丈夫なんだな女の子苦手じゃなかったのか?
エグゼ:……はぁそりゃ2ヶ月も一緒にいたら慣れてくるすよ
ソル:エグゼ達は2ヶ月、か
エグゼ:ん? どういう意味すか?
-:ソルは自分やスピカがここに来て目覚めてから1週間程度しか経っていないこと
-:そしてハントやたまもニアや沙璃とも目覚めた時期がずれていることを説明すると桃とエグゼの2人は目を丸くした。
モモ:そんなことになってたんだー!
エグゼ:とんでもないすね……
ソル:エグゼはコミュ力ゼロなのによく頑張って過ごしてたな
エグゼ:あー、それも桃さんのおかげすね
ソル:桃さんが何かしてくれたのか?
エグゼ:桃さん、人見知りとかしないでどんどん話しかけるんすよ
エグゼ:それであっという間に仲良くなって色々情報とか聞き出して
スピカ:桃ちゃんは誰とでもすぐに打ち解けるもんね
モモ:そうそう、このラクーンって所に住んでる人は、たぬきの姿にも変身できるんだって
エグゼ:たぬき姿で暮らしてる住人もいっぱいいるっすよ
モモ:すごいよね!私もたぬたぬになってみたいな~♪
ソル:あ、だからたぬ彦もたぬきの姿なのかよ言ってくれりゃいいのにな
カリン:……ねえ、感動の再会も済ませた所でそろそろいいかい?
モモ:あ、リンリン、お仕事終わったよ!
カリン:ありがとう
スピカ:2人はお手伝いしてたの?
カリン:今このオーキューの町の近くもモンスターが増えてて大変なんだ
カリン:ゼロガーデンの町から逃げてきた人達もいるしさ
ソル:オレ達がこの前までいた町か
カリン:というわけで、まあこき使わせてもらってるよウフフフ……
エグゼ:世話とかもしてもらえてるすけど代わりに頼まれ事とかもされて毎日クタクタすよ……
ソル:インドアタイプのエグゼには確かに辛いか
カリン:さあ、今度は街の近くにハチが湧いちまってさ退治してきてよ
エグゼ:ま、またすか……
スピカ:それじゃ私達も手伝うよ!ね、みんな
モモ:ありがとう!
chattalk_11011902
カリン:首尾はどう?
エグゼ:イケたすよ[0007]
カリン:へぇ、いつになく順調じゃない
エグゼ:助っ人がたくさん来たすから
カリン:それもそうね手伝ってくれてありがとう
カリン:こんなにガイアスが集うなんてね驚いてるよ
ハント:……気になっていたんだがガイアスとはなんだ?
ソル:オレ達のことを言ってるぽいけど
カリン:なるほど、そういう状況ね戻ってきたら詳しく教えてあげるわ
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カリン:どうもありがとう助かったわ
ソル:カリンさん、ガイアスってのはオレ達のことでいいのか?
スピカ:たぬちゃん達にもその名前で呼ばれたよね
カリン:そう。ガイアスは貴方達のことよこのぱにぱにと呼ばれる星の救世主
モモ:ガイアスっていうのは色んな時代でぱにぱにに危機が迫ると召喚される他の世界の人のことなんだって
スピカ:救世主……
ソル:そういや無人島でもそんな事を……
エグゼ:そうなんすよ、ありえないっしょ?
エグゼ:自分らじゃなくって俺TUEEEE系の超絶チートでも喚んどきゃよかったんすよー
ソル:超絶チート……
タマモ:ねえねえ、わらわ達の他にもガイアスってのは来てる感じ?
カリン:そうなるね。ただ救世主と言うのは伝承上だけで、今じゃあ至って普通に暮らしてるし、特別な存在じゃあない
モモ:話してはないけど私達に似てる人、街で見かけたしねですぞおおおお!とか叫んでた
ニア:きっと話しかけなくて正解だにゃ
タマモ:ふむふむ、なるほどねとりあえずわかったのは……
ニア:この世界はぱにぱにと呼ばれていることにゃ
サリ:あと、どうやら沙璃達がこのぱにぱにを救うために喚ばれた……?
ソル:そして召喚されるのは地球の人間、もしかしたら日本人……
スピカ:えっと、ソル君何でそこまで言えるの?私わかんないよ……
ソル:この街を見て気づかないか?
スピカ:気づく?
ハント:後ろの古い建物……どこかで見覚えないか?
スピカ:……そういえば、これ
ソル:そう、渋谷のアレだ
ソル:偶然同じ物ができたとは考えられない渋谷を知ってる奴がこの世界に似たものを建てたんだよ
スピカ:そっか。それがガイアスできっと日本人ってことか
エグゼ:そうなんすよー、建物の他にも地球のことを知る人が、知識と経験をこの世界に伝えてる感じなんすよねー
モモ:そっかー、それでなんだね~この世界の言葉、全部わかっちゃうのおかしいな~って思ってたんだ~
タマモ:ぬふふ、何やら不思議なこともあったもんだね~
ニア:少しだけど、見えて来たにゃこの異世界のことが……
-:こうしてオーキューの自警団長カリンと会話しこの世界がぱにぱにと呼ばれまた自分達も含めた地球から来た人々がガイアスと呼ばれていることを知る一行だった。
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スピカ:ぱにぱにに危機が迫ると召喚される救世主が、ガイアスと呼ばれている私達で
スピカ:私達を喚んだのはテラさん
カリン:テラさん、とは……皇女様のこと?皇女様は知ってるのね
スピカ:こーじょさま?
カリン:皇女様は星や宇宙の預言を聞くことのできるお方
カリン:私は聞いたことは無いけれど召喚術もお持ちなのね
スピカ:皇女テラ様かぁ……喚べるくらいなんだし、その人に会えれば戻してくれそうじゃない?
モモ:意外と簡単かもしれないね~!
ソル:いや、待てよ……カリンさん、幽霊ってわかるか?
カリン:ええ、わかるけど……
ソル:皇女様には幽霊みたいになって色々な所に現れる能力があるのか?
カリン:いえ、皇女様にそんな能力があるって聞いたことはないわね
タマモ:だったらあの残像ちゃんは……?
ソル:それにオレも正直記憶が曖昧でよく覚えてないけど……皇女って言えば――
ソル:最初に起きた時、オレ達巨大な神殿にいて、そこは火の海で
ソル:黒騎士にベガ先輩を連れていかれていつの間にかここに来たんだけどそいつにまた街で襲われて…
カリン:な、なんですって!?神殿が火の海!?
カリン:それは間違いないの!?
カリン:だ、だったらマザーコアはどうなったの?
スピカ:マザー、コア……?
カリン:巨大なまるで柱みたいな宝石よ見かけなかった?
スピカ:神殿にはあった気がするけど……
ソル:……あ! 飛行船!
カリン:飛行船?
ソル:オレ達、無人島から脱出する時飛行船を見たんだよ
ソル:確かに飛行船にそんなのがぶら下がってたような……
スピカ:あ、たしかに!
カリン:なんてこと……マザーコアを奪われるなんて
カリン:この神聖ラクーン皇国は一体どうなってしまうの……
モモ:リ、リンリン……
カリン:だけど、それで納得がいったわ突然モンスターが涌いて町の中まで入って来た理由が
カリン:ゼロガーデンの被害が多かったのはマザーコア大神殿に近かったからね
カリン:まさかマザーコアが奪われていたなんて……皇女様……ううっ……
エグゼ:ちょ、カリンさん、泣くなっしょ泣きたいのは自分らの方なんすからー
モモ:くすん、どうしよう、エグゼ君おうち、帰れなくなっちゃったの~?
エグゼ:ちょ、ちょーい!桃さん、泣いちゃだめすよー!
エグゼ:大丈夫すー、何とかするすからー
モモ:本当に? モモ、信じていい?
エグゼ:いや、まぁ、まがりなりにも?救世主らしいすからー皆でやれば何とかなるっしょー
カリン:ありがとうガイアス達が助けてくれるこんなに心強いことはないよ
エグゼ:ちょ……待つっしょやっぱさっきのナシでー
モモ:モモね、誤解してたよエグゼ君って、モモが思ってるよりずーっと男の子だったんだね~
エグゼ:な、なんすかそれー!?
ソル:……頑張れよ、救世主!
エグゼ:待つっしょー!みんなの力で地球に戻るっしょー!
talk_11012001
カリン:みんなが味方についてくれるなら心強いよ
エグゼ:ううう、勢いとは言え何であんなこと言っちゃったすかねー
モモ:一緒にがんばろうね、エグゼ君~
エグゼ:……うぃす
カリン:早速お願いしたいことがあってね
カリン:モンスターの異常発生で行商人が襲われちゃってね
カリン:幸い命に別状はなかったんだけど品物を奪われたのよ
カリン:町に届くはずの薬なんかが来ないからみんな困ってるの取り戻せないかしら?
モモ:わかった!モモが取り返してあげるね~
エグゼ:ちょ、待つっしょー少しは話聞かないと危ないすよー
エグゼ:はぁ、MMOとかFPSとか協力プレイ系は死んでも一緒にしたくねータイプすね……
chattalk_11012002
カリン:調子はどう?
モモ:見て見て~[0001]
モモ:202101681
カリン:さすがね!
カリン:みんなにお願いして良かったわ
カリン:続けて薪も集めてもらえるかしら?
モモ:3
モモ:28
エグゼ:43
chattalk_11012003
カリン:ありがとう[item:202101691(薪)]は手に入った?
モモ:29
モモ:202101691
カリン:24
カリン:何度もありがとうね
モモ:えー[0015]気にしないで
カリン:最後に[item:202101701(石炭)]の奪還もお願いしていい?
モモ:3
chattalk_11012004
カリン:大丈夫?
モモ:大丈夫って?
カリン:怪我とかしてないか心配で
モモ:モモはこう見えても拳法とか剣術をやってたからね
エグゼ:それは初耳すだからあんなにパワーがあるんすね
モモ:なんかぱにぱにに来てからまた強くなったみたい
エグゼ:レベルアップって感じすかね
カリン:そいつは良かった目的の物は取り戻せた?
モモ:29
モモ:202101701
カリン:24
カリン:気をつけて戻ってきてね
talk_11012005
カリン:お帰り。どうだった?
モモ:お待たせ~余裕だったよ
カリン:これで町の皆も助かるよありがとう
スピカ:ふふ、良かったですね
talk_11012101
町民:た、たいへんだぁぁぁぁ!向こうにアスラ兵がたくさんいたぞぉぉぉぉ!
カリン:ええっ、何ですって!?次から次へと厄介ごとが……
カリン:一体どうすれば……
スピカ:あの、カリンさん!アスラって言うのは何ですか!?
カリン:この神聖ラクーン皇国に面した隣国、アスラ帝国のことよ
エグゼ:ちょい、おかしくないすかー?
エグゼ:えーと、神聖ラクーン皇国ってぱにぱにを守護する皇女様がいるから絶対不可侵だって前に言ってたっしょ
モモ:あー、それ、モモも聞いたよ~世界中が攻めてこないって約束をしてるって
カリン:その通りよだから絶対に攻めてくるはずがないの
ソル:なのに、大軍が来るってどうなってんだよ?
カリン:そんなのわからないわよ……
スピカ:どどどどうしよう、ソル君……!
ソル:まずは状況を正確に把握したほうが良さそうだ
ソル:動くのはそこからだろ
アルデバラン:マザーコアを奪うことには成功した
アルデバラン:しかしその力は失われているか
アルデバラン:ならば……
talk_11012102
アスラ兵長:貴様等、何者だ!我等を鉄鎖黒牛騎士団特選先遣隊と知っての狼藉かッ!
ソル:お前らこそ何なんだ!?ここはラクーン人の土地だぞ?
ソル:ここで何をするつもりだ!
アスラ兵長:我等、黒騎士アルデバラン団長の命を受け、この地に逃げ込んだであろうガイアスを捕えにやって来た!
ソル:なっ!?
アスラ兵長:邪魔する者は誰であろうと排除する!
スピカ:は、排除!?
エグゼ:どうやらマジみたいすね……
アスラ兵長:ほう……貴様等ガイアスだなふふ、これは幸先が良いぞ
モモ:何であたし達を捕えるの?何も悪いことしてないのに!
アスラ兵長:ガイアスだからだ強大な力を取り込もうとするのは至極当然のこと!
ソル:味方に引き込めなかったら排除するってわけか
アスラ兵長:クク、その通りだ
ハント:悪いが黙って排除されるつもりはない
タマモ:そうじゃそうじゃ!
アスラ兵長:無駄な抵抗はやめておくんだな!
ソル:ハッ! 無駄な抵抗かどうか確かめてみろよ!
アスラ兵長:手加減などせぬぞ!鉄鎖黒牛騎士団! 突撃!
talk_11012103
スピカ:っ! この人たちやっぱり強い……!
ソル:アルデバランの部下ってだけはあるな……
ハント:ふん、鬱陶しい……!
エグゼ:倒しても倒してもきりがないすよー
モモ:みんなー! がんばれー!
エグゼ:流石桃さん笑顔で敵をなぎ倒してるす!
ソル:みんな、一旦退いて体勢を立て直すんだ!
アスラ兵長:逃がさんぞ!
スピカ:ダ、ダメ、もうこれ以上……!
ショウドウジ:義を見てせざるは勇無きなりぃ!助太刀致すですぞぉぉぉぉ!
アスラ兵長:何ィ――ッ!?
アスラ兵長:クッ! 貴様もガイアスか!?
オメガ:オマエ、みんな傷つけた!オメガ、許さない!
アスラ兵長:ぐああああああああ――ッ!?
アスラ兵長:ま、まだいたとは……ぬかったわ……一時撤退! 撤退――ッ!!
talk_11012201
ソル:お前たち……同じ学校の生徒だよな確か……正道寺とオメガ……?
ショウドウジ:いかにも! 拙者3年鈴木正道寺でござる!
オメガ:時風オメガ、中学3年生!同じ学校、通ってる
ソル:お、おう……
スピカ:ありがとう2人とも!
ショウドウジ:安堵するには早いですぞぉ!
オメガ:安全な所まで誘導するとんがり帽子、案内しろ
カリン:みんなありがとう頼もしい仲間ね
ソル:ああ、2人は……まあ噂が正しければ1番ありがたいヤツらかもな
ショウドウジ:噂とは何でござるかな!?
ソル:あ、いや、学校での事は気にするなって
カリン:今回はみんなのおかげで難を逃れることができたわだけど、今後のことが心配ね
カリン:モンスターやアスラ兵に怯えることなく、みんなが安心して暮らせる町にしないと……
ショウドウジ:ふむ、守りを固めて籠城戦ですかな?
ショウドウジ:逆茂木、乱杭、堀土塁に、櫓、鹿垣この辺りが定番ですぞ!
オメガ:違う、対戦車砲、機関銃対物ライフル、これが定番
カリン:そんなことができたら最高なんだけどね……
???:おとこはだまって鉄板ひとすじぃ!
カリン:ん? あら、バロンじゃない急にどうしたの?
バロン:みんながガイアスさんたちだね!ぼく、かじやのバロン!はじめまして!
スピカ:はじめまして、バロンちゃん
バロン:町のひとにいわれたんだカリンさん達をたすけてくれってね
カリン:それはありがたいね!バロンが来てくれたならなんとかなるかもしれないよ!
バロン:ねえねえ、おにいちゃんたち堅い鉄片と鉄板のかけらをあつめてきてよ
ショウドウジ:御意!
オメガ:鉄は夢を、裏切らない!オメガが、集めてくる!
ソル:ははは、何かすげー忙しねーな
スピカ:急いで後を追いかけよう!
-:隣国アスラ帝国が町に攻め入るのを打ち払った一行は正道寺とオメガを仲間に加えオーキューの町を救うために協力を始めるのだった。
chattalk_11012202
バロン:おにいちゃんたち、どう?
ショウドウジ:入手しましたぞ!
ショウドウジ:202101721
ショウドウジ:202101751
オメガ:任務完了
バロン:24
バロン:気をつけて帰ってきてね
talk_11012203
バロン:おかえり、おにいちゃんたち!
バロン:はやくみせて!
ソル:ほらよ
-:quest_110101003_01
オメガ:オメガも、見せる!
-:quest_110101003_02
バロン:すごい! どれも上質なものだよ!
バロン:おにいちゃん、おねえちゃん鉄をみるめがあるんだね!
オメガ:ふふ、オメガ、ほめられた
バロン:あのね、こんどはねこの鉄に魔力をねりこむからね
バロン:魔蟲の羽と魔鉱石ってのがたくさんいるんだ
バロン:おにいちゃん、おねえちゃんそれもとってきてくれるかな?
ショウドウジ:承知!
オメガ:オメガ、正道寺よりたくさんたくさんとってくる!
ショウドウジ:オメガ殿!待たれよぉぉぉぉ!
カリン:正道寺とオメガはいつもあんな感じなのかい?
スピカ:私達もあんまりしゃべったことないんですけど……
スピカ:あの様子を見る限りそうだったのかなって……
ソル:いや、オレの記憶が確かなら……
ソル:オメガってほとんど自動音声でしゃべれなかった気がするんだけど
スピカ:言われてみたらそうかも……
ソル:なんかどっかの研究所から来たって話だったけど話してる所なんて見たことねーし
ソル:もしかしたらこれもぱにぱにに来たことで起きた変化……
chattalk_11012204
バロン:おにいちゃん、おねえちゃん!
バロン:てにはいった?
ショウドウジ:無論!
ショウドウジ:202100601
オメガ:オメガ、えらい? えらい?
オメガ:202100261
バロン:24
バロン:9
バロン:これでぜんぶそろったよ!
バロン:ぼくのところにもってきてね!
talk_11012205
バロン:おにいちゃん、おねえちゃん!はやく、はやく!
オメガ:ミッション・コンプリート!
-:quest_110101004_01
-:quest_110101004_02
バロン:ありがとう! これでまちにつよい魔法のバリアができるよ!
バロン:モンスターもアスラ兵もちっともこわくないもんね
ソル:よかったな、何とかなりそうで
スピカ:ふふ、もう安心だね
カリン:ところが、まだお願いしたいことがあるのよ……
ソル:まだあるのか?
スピカ:他に何があるんですか?
カリン:私はこれでも魔法使いなんだけどねそれが使えなくなって……
ソル:魔法使いなのに魔法が使えない?
カリン:えっと……
???:フン、俺が説明した方が早そうだな
ソル:誰だ!?
???:……久しぶりだな、ソル、スピカ
スピカ:蓮君!
モモ:……あれ、蓮先生はスピにゃんとお友達!?
スピカ:私とソル君、蓮君は中学時代仲が良かったんだよ私達の1個上で
スピカ:蓮君が中学卒業の時に飛び級で大学に行って教育実習で学校に来てたんだよね
レン:で、今はこの謎の世界ぱにぱににいる訳だ
???:ふふ、皆さんはじめまして
ソル:お前はクロムか? 同じ学年の……
クロム:知っていて頂けたとは光栄ですね、ソル君……フフフッ
クロム:さて、少し話も長くなりそうですまずはどうですか、お茶でも一杯……
諜報部員:サダルメリク様、件の調査ご報告に上がりました
サダルメリク:報告なさい
諜報部員:かねてより捜索中のガイアスですが人形遣いの手中にあるのを確認致しました
サダルメリク:やはりそうでしたか
諜報部員:また、黒牛騎士団がオーキューにて何者かと交戦し撤退したとの話があります
サダルメリク:オーキューで? 一体何の目的で?
諜報部員:まだ詳細な報告は上がっておらず……申し訳ございません
サダルメリク:そうですか。わかりました詳細がわかり次第、報告してください
諜報部員:はっ!
サダルメリク:黒牛騎士団はアルデバランの命で動いていたはず……
サダルメリク:オーキューの町か、その近辺に目的があったと考えるのが妥当か
サダルメリク:しかし思わぬ反撃に合い撤退彼らを退けたのは住民か……?
サダルメリク:いや、オーキューの住民にそこまでの力はないだろうだとしたら……
サダルメリク:…………
サダルメリク:すると、ガイアスか……?
サダルメリク:……何が起きている……
talk_11012401
スピカ:蓮君やクロム君は、どうしてここに?
レン:俺とクロムは、一時期カリンと共に自警団として町の警備を手伝っていたんだ
クロム:この町に初めてたどり着いたのは3ヶ月ほど前でしたかね
ソル:やっぱりお前たちもそんなに前から……
レン:どういうことだ、ソル
-:ソルはここに集まっている仲間たちがそれぞれ違った期間をこの星で暮らしている事を蓮とクロムに伝えた。蓮やクロムはその事を知ると、眉を顰めた。
レン:なぜそんな事が起きている何か意味があるのか……
クロム:不思議なことがあるものです僕にも理解できませんね
ソル:で? それからどうしたんだよお前達の事だから、ただここでぼーっとしてた訳でもないんだろ?
レン:ああ。カリン達が魔法を使えなくなった原因を調べに町の外へ遠征していたんだ
スピカ:カリンさん魔法が使えなくなってたんですか?
カリン:そうなのもう少し早く伝えていれば良かったわね
ソル:色々とあったもんな仕方ねーって
カリン:モンスターが凶暴になったから警備を固めたかったのに急に魔法が使えなくなって……
カリン:私だけじゃなくて、今まで使えてた人、みんな使えなくなって……
カリン:だからその調査をお願いしたの
カリン:平和なこの町をこれからも守るために力を失ったままではいられないわ
レン:ま、そういう訳で俺達が手を貸していたんだ
スピカ:やっぱり優しいね、蓮君は
レン:フン、道楽と情報集めのついでに過ぎん元の世界に戻るためのな
スピカ:ふふっ……それで、何かわかったの?魔法が使えなくなった理由って
クロム:あと一歩という所ですね
クロム:僕はこの世界に来てから少し魔法が使えるようになったんですが――
ソル:しれっとすごいことを言うな
クロム:ふふっ、そういうものみたいですよ地球から来たガイアスって
クロム:使えるようになったはいいんですが魔法理論などは知識が疎いんですけど
ソル:そうなのか……
ソル:でもさ、ガイアスなんだったらなんかこうカプセルから、ぽーんと答えが出てきてくんねえのかな
スピカ:ソル君、適当な事言っちゃダメだよ……
レン:カプセル……エーテル……
レン:そうか、エーテルかソル達はエーテルを知っているか?
ソル:ああ、カプセルを開けるのにカプセルマシンに貯めるエネルギーだろ?
レン:俺の想像が正しければエーテルにヒントがあるかもしれん
レン:カプセルにエーテルを貯めるのを観察してみたら、何か気づくか……
クロム:確かにエーテルは目に見えるものではありませんがカプセルマシンを利用すれば……
レン:よし、では早速カプセルにエーテルを貯めてみるか
ソル:……まあ、今はお前達を信じてみるよ
クロム:まずはカプセルの入手からですね
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レン:よし、カプセルは手に入ったな
レン:119
クロム:ではカプセルにエーテルが入る所を観察してみましょう
レン:そうだな
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クロム:なるほど……
クロム:なんとなく思い当たったことがあります
クロム:僕やニア君は、ガイアスとして
クロム:エーテルを扱えるようになったから
クロム:魔法が使えるようになったのでは
レン:ということは、魔法の発動にはエーテルが関与している、か
レン:このことは先にカリンに確認すべきだったな…
レン:俺としたことが
クロム:どうやら魔法の原理をもっと詳しく調べた方が良さそうです
クロム:この世界の魔法学を学ぶ学生の教科書と鉛筆があるそうです
クロム:それを手に入れて調べましょう
レン:よし、必ず真実に至ってみせる!
chattalk_11012404
レン:よし、これでいいな
レン:202100251
レン:202100611
ソル:そうだな
クロム:では近くのゾイモスの休憩所で再検討と行きましょうか
talk_11012405
クロム:お疲れ様です、みなさん
レン:そうか、やはりだ
レン:手に入れた教科書を読むに魔法を使うための魔力ソースはエーテルで間違いないだろう
クロム:そしてこの教科書の内容から読み解けば恐らく答えは……
レン:彼女たちは使わなかったのではなく使えなかったんだ
スピカ:どういうこと?
レン:マザーコアの消失により恐らくこの地一帯は一時的にエーテル量が爆発的に下がった
レン:その影響で彼女たちの体内がエーテルが欠乏した状態となり能力を失っていたんだろう
クロム:であれば、対外的ショックを与えれば元に戻るかもしれません
スピカ:ショ、ショックって……
クロム:そんなに難しいことではありません今はエーテルは再び満ちているんです
クロム:魔法を使えてた人にもう一度魔法を使えるように教え直したらいいんですよ
スピカ:じゃあクロム君が!
クロム:いいえ、私のような初心者より生粋の魔術師である彼女の方が適任でしょう。……ね?
ニア:……にゃ?
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カリン:ニアちゃん……そこを何とかお願い
ニア:うにゅぅ……確かにニアは魔法使いにゃ
ニア:でもやり方なんて説明できないにゃあニアは先生なんてしたことがないのにゃ
ミサ:魔法使えるようになりたいよー
カリン:ごめんね、この美佐って子は自警団に入りたがってるんだけどさ
レン:面白いな、ラクーンには和名が付いた者もいるのか
カリン:素質もあったんだけどね魔法が使えなかったらさすがに難しいかなって……
ミサ:なんとかならない?私もオーキューの町、守るの!
ニア:ごめんにゃ、無理なのにゃ何していいか、わからないのにゃー
サリ:……ニア様、でしたらお手本になられてはいかがでしょう?
ニア:お手本にゃ?
サリ:生徒にニア様の姿形を真似させてまずは自信をつけさせるところから始めてみるのです
ニア:にゃるほど……それならできそうにゃ魔法使いらしい格好は楽しいにゃ
カリン:魔法使いらしい格好って言うととんがり帽子?それとも箒?
ニア:そんなの決まってるにゃ!魔法使いと言えば杖なのにゃー
サリ:流石、ニア様です気分も乗りますし、やる気もアップ成功すること請け合いでございます
ソル:上手くいくかわかんねーけどやらなきゃ始まんねーな!
クロム:試す価値は十分ありますよ
ニア:がんばるにゃ!
-:オーキューの町で蓮とクロムと再会した一行は町の人々に魔法の力を取り戻させるためニアを先生にする作戦を立てたのであった。
chattalk_11012304
カリン:杖の材料は集まった?
ニア:にゃ、楽勝なのにゃ[0029]
サリ:楽勝なのでございます
ニア:222900013
サリ:202101991
サリ:222010331
カリン:さすがね!
カリン:忘れていたけど、[recipe:500001801(シノビロッド)]を作るための石板が必要ね
クロム:石板を持つこの町の誰かが依頼を出しているかもしれませんね
クロム:一度掲示板を覗いてみましょう
ニア:3
サリ:3
chattalk_11012302
カリン:さっき石板を手に入れたって連絡があったけど、どう?
ニア:やっぱり楽勝なのにゃ[0029]
カリン:さすがね!
クロム:では工房にて[recipe:500001801(シノビロッド)]の制作を始めましょう
ニア:3
サリ:3
talk_11012303
カリン:ついに完成したわね!
ニア:じゃあ杖を使ってニアの真似をしてみるにゃあ
ニア:にゃあ!
カリン:ええと、こうして……
カリン:ふぅ……
カリン:ハッ!!
ソル:おお! 魔法だ!
スピカ:凄い凄い!
カリン:魔力が戻った……
レン:これで面目躍如だな
クロム:そうですね
カリン:やったわ! ありがとう!美佐も試してみて
ミサ:はい!……えーーい!
カリン:美佐もやるじゃない!これでオーキューも安泰ね!
カリン:形から入るのは大事なのね
クロム:ニア君が彼らの背中を押してあげたようなもの言わば、きっかけ作りですよ
カリン:これで一件落着ね!
カリン:ガイアスのみんなお礼にこれを是非受け取って
-:quest_110101102_01
バロン:あ~! それってそれって!
ソル:お? どうしたバロン
バロン:これね! エナジーって言うんだよ!
バロン:エナジーってねその土地のエーテルが詰まったものなんだ!
バロン:これはオリジア地区で取れたんだろうねだからオリジアエナジー!
カリン:これくらいしかお礼できないけど旅の役に立てば嬉しいわ
バロン:土地ごとに取れるエナジーもそれぞれちがうんだよね~
バロン:そうだ! せっかくだからさこのエナジーを使った強化の仕方を教えてあげるよ!
バロン:みんな、工房についてきて~!れっつご~!
バロン:つくった装備を強化すると、装備品の性能がアップするんだ
バロン:やりかたを教えてあげるね
バロン:強化できる性能は装備によって違うよ
バロン:強化にはエナジーが必要なんだ
バロン:エナジーは各地域のダンジョンで手に入るから積極的に行ってみてね
talk_19010203
カリン:お帰りなさい
ミサ:パーティーをやることにしたよ!
スピカ:パーティー?
カリン:魔力が戻った祝賀パーティーを開こうって美佐がうるさくてね
カリン:ただ、私も嬉しいし息抜きにいいかなと思って
ソル:息抜きは大事だないいんじゃないか?
カリン:みんなも是非参加して
スピカ:やったー! 楽しみ!
ソル:でも、参加するだけってなんか悪いな
カリン:あなた達のためにやるんだもの気にしないでいいわよ
スピカ:でも、私達も何かしたいね
クロム:そうだ、僕に提案がありますフフフ
talk_11012501
スピカ:クロム君、提案って何?
クロム:遠征している時に気づいたのですがこの辺りには果物がたくさん生っているようです
クロム:きっとそれらを使った名物があるはずです
クロム:それを持って行ったらどうでしょう?
レン:お前らしくない、良い案だな
クロム:美佐君に聞きに行ってみましょう彼女だったら何か知っているかもしれません
ソル:そうだな。行こうぜ
talk_11012508
-:一行は、オーキューの町の人々が開いてくれるというパーティに自分たちがオーキューの名物を作り持っていったら喜んでもらえると思いその作り方を美佐に尋ねることにした。
ソル:――というわけなんだ
スピカ:私達でも作れそうな名物とかある?あったらチャレンジしてみたいんだ
ミサ:それだったら宝石フルーツポンチがいいよ
ミサ:ゾイモス名産のハンマーパイナップルと、紅玉いちごで作ると――
ミサ:すっごくおいしいの
クロム:フルーツポンチ……素晴らしい響きですね
ソル:それだったらオレ達にも作れそうだしな
スピカ:昔、小学校で作ったよね
クロム:パーティと言えばフルーツポンチです最適解ですね
ソル:フルーツポンチにどんだけ食いつきいいんだよクロム……
ミサ:じゃあ宝石フルーツポンチのレシピをあげるね
ソル:ありがとな!
スピカ:じゃあ最初はハンマーパイナップルを探しに行こう
クロム:すごく楽しみです
chattalk_11012503
ミサ:どう? あった?
レン:ああ、これだろう?
レン:見ろ、この素晴らしい肉付きを
レン:219000061
ミサ:すごいすごい!
クロム:ふふふ
クロム:どんなフルーツポンチになるのか
クロム:愉しみでなりませんね
クロム:これに[item:219000011(紅玉いちご)]で
クロム:彩りを加えるんですね
レン:100点
レン:実に理にかなったトッピングだ
ミサ:いい[item:219000011(紅玉いちご)]が見つかるといいね!
chattalk_11012504
ミサ:見つかった?
レン:喜べ
レン:最高の苺が採れたぞ
レン:219000011
ミサ:41
ミサ:5
クロム:ふふ、異世界のフルーツで作った
クロム:特別なフルーツポンチ
クロム:どんな味がするのか愉しみですね
レン:よし、早速工房のキッチンで作ろうじゃないか
chattalk_11012507
スピカ:ほらほら、美佐ちゃん
スピカ:美味しいのが出来たよ[0012]
スピカ:800000021
ミサ:やったあ!
クロム:ゴージャス! ファンタスティック!
タマモ:ぬふふ、隠し味が決め手なの
クロム:隠し味ですか?
タマモ:わらわ達の女子の愛情たっぷり[0001]
クロム:ほう、興味深いですね
クロム:それは一体どういう成分かな?
クロム:錬成できるものなのか、分析したいな
クロム:そうだ
クロム:今度一度、抽出させてくれませんか?
タマモ:なっ、抽出じゃと!?
タマモ:ななな、何を言っておるんじゃ[0005]
クロム:ふふふ
ミサ:フルーツポンチ楽しみにしてるね!
talk_11012505
スピカ:それじゃあ、みなさんめしあがれ!
-:quest_110101305_01
クロム:ふふ、感謝しますこれで異世界を堪能できますね
クロム:ところで、これのどの部分に愛情とやらが入っているのでしょう
タマモ:なっ、もうそれはいいでしょ!?
クロム:どうしてですか?僕は興味がありますよ、キミの愛情に
タマモ:じょ、冗談じゃ、本気にするでない!
ハント:からかうのも、そこまでにしておけ
クロム:ふふふ、すみません反応が面白くてつい
タマモ:まったくもう!
ニア:はぁ~フルーツポンチ美味しいにゃ
サリ:素晴らしい調和です
ミサ:お姉ちゃ~ん!ごめーん!
ニア:にゃ!? どうしたにゃ!?
ミサ:ノアちゃんにもフルーツポンチあげようとしたら逃げて行っちゃったー!
サリ:柑橘系の匂いに刺激されたんだと思います
ニア:にゃるほど
ミサ:ごめんなさい……
ニア:大丈夫にゃノアは賢いから変な場所には行かないにゃ
サリ:どちらの方角へ行ったかわかりますか?
ミサ:うん
スピカ:探しに行こう!
talk_11012506
サリ:いました
ニア:よしよし[0024]猫に柑橘系は辛いにゃ
スピカ:ノアちゃんも何か特殊な力を手に入れたのかな?
レン:その可能性は否定しきれんな
ソル:オメガみたいな事もあるしな
オメガ:オメガ、しゃべれる!嬉しい!
ソル:そのうち芸でも覚えるかもな
ニア:もうちょっとすごい能力を持って欲しいにゃ……[0026]
レン:とにかく一件落着だな
クロム:戻ってパーティーをしましょう
talk_11012601
スピカ:ここでパーティーするんだ!なんかすごいね!
ソル:うーん、でももうちょっと飾りとかあった方がいいんじゃないか?
スピカ:お花とかどう?
ミサ:うん、いいね!
カリン:でも、付近の花はモンスターにみんな狩られちゃってさ
ソル:え? 仕方ねーななら、そいつらから取ってきてやるよ
ミサ:本当? ありがとう!
chattalk_11012602
モモ:ほらほら、見て~
モモ:202100621
モモ:202100631
モモ:ふふ、きれいだね~[0001]
スピカ:こんなに綺麗な花を
スピカ:根こそぎ取っていっちゃうなんてね
モモ:ホントだよね、すぴにゃん
モモ:これね
モモ:エグゼ君が手伝ってくれたんだよ
モモ:ありがとうね、エグゼ君
エグゼ:なっ、別にそんなんじゃないすよ
モモ:ふふふ~
カリン:これでパーティーができるわねみんな待ってるわよ
talk_11012603
カリン:ありがとう!これでパーティができるわ!
カリン:さあ、みんなもこっちに来て存分に楽しんでいって
-:魔法を再び使えるようになった人々に誘われゾイモスの休憩所で開催されるパーティーに参加する一行。つかの間の楽しいひと時を過ごすこととなった。
スピカ:やったー! パーティーだー!
ソル:やっと一息つけるな
タマモ:ドタバタしてたからね~
レン:つかの間の休息だろうまだまだわからないことだらけだ
レン:この世界のこともそうだが俺達の身に起こったこともな
レン:明らかに自身の能力が上がっている
クロム:こればかりは僕でもわかりませんこの世界のことはまだまだですね
オメガ:オメガもこっちに来てたくさんしゃべれるようになった
ソル:おう、まーたおしゃべりが増えたな。まあ賑やかでいいか!
オメガ:うん、ずっとしゃべりたかった!
クロム:地球にいた頃の長所や願望に影響しているのかもしれませんね
レン:そういえばそこに掛かっているものはこの国の地図か?
ミサ:うんとねウェスタニア大陸の地図だね
レン:ウェスタニア大陸?
-:quest_110103109_03
ミサ:美佐が教えてあげる!
ミサ:ウェスタニア大陸っていうのはこの神聖ラクーン皇国がある大陸で今いるのは、このオーキューだよ
ミサ:大きな道がずっと伸びて南にはゼロガーデンの町、反対側にはヘッドビルって町があるの
ソル:オレ達が船でたどりついたのがゼロガーデンの町ってことか
レン:ラクーンというのは随分と小さいな
ミサ:小さくても世界中に愛される女神様の国なんだよ!
ソル:女神……それはもしかして俺達が会った
スピカ:皇女テラ様、だっけ?
ミサ:うん!
レン:街にある、あの女神像からみても信仰心は篤いようだな
ミサ:そうだよ!色んな国で、世界中の人達に信じられてる偉大な女神様なの!
スピカ:そう言えば、掲示板のたぬちゃんも女神様の神託を受けてるって言ってたっけ?
タマモ:このぱにぱにの生活の隅々にまで浸透してるのね……ふう、何とも羨ましい話
クロム:ふむ、実に興味深いですね
レン:なるほど……ではアスラというのはどこだ
ミサ:えっと……ここだよ
レン:なっ、この国土、これ全てがアスラ帝国だと言うのか!?
クロム:まさかこれほどまでとはまともにやったら勝負になりませんか
ソル:そして、ベガ先輩を連れてってマザーコアを奪っていったのもアスラ帝国のアルデバラン……
クロム:なんだかこれから大変になりそうですねふふふ、面白そうでもありますが
talk_11012701
ミサ:お兄ちゃん、お姉ちゃんまた困ったことがあるの……
スピカ:どうしたの?
ミサ:アスラ帝国の人達が来た時一緒にモンスターも現れて――
ミサ:その時に町の図書館も荒らされて図書館の本がいっぱい盗まれちゃったんだ
スピカ:それはひどいね!
スピカ:私達が取り返してきてあげるよ
ソル:ああ、行くか
ミサ:本当!? やったあ!
chattalk_11012702
カリン:ごめんなさいねこんなことまで頼んで
スピカ:気にしないでくださいあともうちょっとなので
カリン:さすが早いわね!
ミサ:がんばってね!
chattalk_11012703
カリン:34
カリン:全部手に入ったの??
カリン:24
スピカ:28
カリン:さすがね、じゃあ戻ってきて
ソル:1
スピカ:4
talk_11012704
スピカ:カリンさん本はここでいいのかな?
カリン:ええ、……あ、この1冊だけ美佐に渡してもらえるかしら
カリン:これだけあの子の本なの
レン:………
スピカ:あれ? どうしたの、蓮君?
レン:いや、美佐に渡す本の中身が少し気になってな
カリン:ああ、このラクーンに伝わる言い伝えの本ね
レン:言い伝え……
カリン:遥かな昔双子の月女神は常闇の王に囚えられこの世は嘆きに満ちた
カリン:――光の巫女が落とした13粒の涙は光の神人となり闇を挫き何処かへと去った
カリン:ラクーンだけじゃなくアスラの人も誰でも知ってるおとぎ話みたいなものよ
カリン:……何? あなたそんな恐い顔をして……
レン:い、いや、なんでもないすまない
スピカ:それじゃ私達が美佐ちゃんのところに行きますよ
カリン:何から何までありがとうね
talk_11012801
ミサ:お兄ちゃん達お帰りなさ~い!
ミサ:言い伝えの本、取り戻してくれてありがとう!
ミサ:私この本大好きなんだ……光の神人って、カッコいいよね!
クロム:遥かな昔双子の月女神は常闇の王に囚えられこの世は嘆きに満ちた
クロム:――光の巫女が落とした13粒の涙は光の神人となり闇を挫き何処かへと去った
ミサ:……どうしたの?
クロム:しかしとても気になる詩です特にその光の神人の所ですね
ソル:……その光の神人ってのはガイアスの一部か……
スピカ:まさか、それが私達のことだったり……?
レン:俺も実はそんな気がしていたんだなぜだかはわからないがこの話を聞いた時身震いした
レン:だとしたら13粒の涙は神人の人数か
オメガ:ソル、スピカ、ハント、たまも、沙璃ニア、エグゼ、桃、正道寺、蓮クロム、オメガ
オメガ:12人、違う
ソル:いや、残りの1人はもしかして……ベガ先輩か……?
スピカ:絶対にそうだよ! 一緒にいて一緒に喚ばれて、ベガ先輩だけ違うなんてあり得ないよ!
ソル:落ち着けって。まだオレ達がその光の神人って、決まったわけじゃないだろ
レン:一緒にいて……そこは盲点だった
ソル:どうした? 蓮
レン:ここにいる者達の共通点だ1つは同じ学校に通っている最初はこれだけだと思っていた
ソル:一緒にいて……そうか! バスか!
レン:そうだ。俺達は皆あのバスに乗っていた
スピカ:ベガ先輩も乗ってたよ!私達と一緒にいたから!
ソル:光の神人の伝説もしかしたらもしかするぞ
スピカ:仮に私達が光の神人なら13人集まる必要があって
スピカ:闇は何のことかわからないけど何かしたら何処かへと去った
ソル:過去にオレ達みたいに喚ばれたヤツがいたそれが言い伝えになってる
クロム:その13人の神人は闇を挫き何処かへ去った
クロム:この何処かは地球に戻ったことを表していると考えれば……
ソル:ベガ先輩を助けて13人になったら何か起こるかもしれない
レン:正直俺達が信じたいからそう思い込んでいるだけかもしれない
レン:しかし現状、これくらいしか試す価値のある情報はないな
スピカ:どっちにしたってベガ先輩は探し出して一緒に帰らないと!
ソル:とすると、するべきはベガ先輩をさらった黒騎士の行方を追うこと……
-:一行は自分たちをぱにぱにに伝わる言い伝えの光の神人と重ね合わせ13人が集まることで地球に帰れるのではないかと考えた。
-:そして13人目は一緒にバスに乗っていた平等院ベガなのではないかと――
-:一行は言い伝えに縋るようにアルデバランに連れ去られたベガをアスラ帝国で探し出すという目標を立てたのであった。
カリン:大変よ! 近くでアスラ兵を見たって人がいるの!
ソル:なんだって!?また来たのか!?
カリン:この先のゾイモス洞穴の周辺で見かけたって話なの見間違いかもしれないけど……
カリン:ただ、あいつらの狙いはきっと貴方達よ早く逃げて
レン:ふむ、アスラ帝国に行くにはそのゾイモス洞穴を抜ける必要があるようだな
カリン:そうね。だからしばらく様子を見て安全になったら行けばいいわ
ソル:……攻撃は最大の防御こっちから仕掛ける
カリン:な、何を言ってるの!?
ソル:このままだとまたこの町に迷惑がかかる
ソル:意見のあるヤツ、いるか?
ソル:……決まりだな! よし、行くぞ!
レン:ソル、焦るな先手必勝は同意だが準備を怠ってはだめだ
レン:新しい石板やレシピをくれる人を探しに掲示板を見てみたらどうだ?
ソル:それもそうだな、見てみようか
talk_11012805
カリン:見つかった?強そうな装備、作れそう?
ソル:ああ、大丈夫だ
カリン:……行っちゃうんだね、寂しくなるよ
ミサ:お兄ちゃん、お姉ちゃん遠くに行っちゃうの?
スピカ:うん、私達、お友達をね探さないといけないんだ
ミサ:また戻ってくる?
スピカ:うん、きっと戻ってくるよ
カリン:旅の無事を祈ってるよガイアスの、いや、光の神人のみんな
スピカ:その可能性があるってだけですけどね
カリン:いや案外光の神人がいたらあんた達みたいな人なんだろうよ
カリン:オーキューの町はいつでもあんた達を受け入れるよ本当にありがとう
ミサ:バイバーイ!
スピカ:うん、またね
ソル:……よし、じゃあゾイモス洞穴に行くぞ!
talk_11012802
スピカ:よし、いよいよゾイモス洞穴だね
スピカ:みんな、がんばろうね!
ハント:気負いすぎるなよ、スピカ
ソル:無理は禁物だぞ
スピカ:うん、大丈夫大丈夫
レン:…………
ソル:蓮、どうしたんだ?
レン:アスラ帝国といえども皇国への信仰は篤く、不可侵の約定は堅く守られてきたはずだ
レン:それを突然、破ることなど本来あり得ると思うか?
クロム:確かにおかしいですね
レン:ならば、これは戦争ではない恐らく、完全なる黒騎士の暴走だ
クロム:あるいはクーデター、でしょうか
レン:黒騎士が単独で行ったただの私闘であればそれを利用しない手はないだろう
モモ:利用するって~?
レン:アスラ帝国に赴き事情を説明すれば断罪されるのは黒騎士俺達を保護してくれる可能性すらある
ハント:それが蓮の描いた青写真か勝算はどれくらいだ
レン:俺達全員が1つになり当たれば30、いや、50%は堅いか
ソル:悪くない賭けだな
スピカ:とにかく今はベガ先輩を探さないとね
talk_11012803
スピカ:でも、不思議だよね
ニア:何がにゃ?
スピカ:だってこんな異世界にやってきて救世主だなんて言われて
スピカ:もしかしたら伝説にある光の神人かもしれないんだよ?
サリ:確かに、少し前の生活では考えられなかったことです
ニア:ただの中学生と高校生だったにゃ
スピカ:ベガ先輩を助けたい人
スピカ:ベガ先輩を助けることよりも地球に帰りたい人
スピカ:地球の暮らしを全部捨ててこの世界で自由に暮らしたい人
スピカ:色んな考えの人がいると思うのそれは当たり前のことだから
オメガ:今はみんなの心、1つ
スピカ:そうだね
スピカ:地球に帰れるかもしれないからベガ先輩を助けるって人もいるかもしれない
スピカ:ただね私はそれでもいいと思ってるの
スピカ:みんなは下校する時誰かと一緒に帰ってる?
ニア:ニアは沙璃ちゃんと帰ってるにゃ
スピカ:例え家が近所でもさ一緒に帰らない人はいるよね?
スピカ:逆に家が近所じゃなくても一緒に帰る人もいる
スピカ:だから例え途中まででも一緒に来てくれるってことが凄く嬉しいの
モモ:一緒に帰ってるうちに目的地が変わることもあるよね
モモ:カラオケ行こ~とか桃まん食べに行こ~とか
タマモ:わらわ達もそうなるかもね
スピカ:例え目的は違っても最後の分かれ道までは一緒にいようね
スピカ:……なんか変なこと考えちゃったよし、じゃあ出発~!
talk_11012804
-:アスラ兵やモンスターを撃破しベガを探すため隣の町へと歩を進める一行。
-:それと時を同じくして。ここより遥か遠方──アスラ帝国領内古き城の片隅にその狂気の監獄はあった。
-:cutin_00001_00
ヒアデス:私の人形遣いの力を嘲る輩がおりますればァ……甚だ遺憾とでも申しましょうかァ……
ヒアデス:さし当たって私は天使ィ……そう、穢れた魂を救い、肉を浄化する奇蹟の天使でござァいまァァズゥ……
ヒアデス:さあさ、聖なる肉の姫君よォ……今、私奴が貴方様を不滅の愛と無垢なる美で満たしましョォォゥ!
ベガ:く、くそ……離せ……!
ベガ:ここはどこだみんなは……!?
ヒアデス:ご自分は心配なさらないんですネェスバラシク気高い精神……
ヒアデス:なんとまァ、いじりがいのあるヒィッヒッヒッヒィ……
ベガ:き、貴様……!!
ヒアデス:さァ、私奴に全てを委ねなさいィィ貴方様の全てを、汚穢の全てをォ……
ベガ:……あッ、ああッ……あッ……
ヒアデス:ヒ、ヒヒヒヒィィィィ!素晴らしいィ、実に美しい肉ゥッ!
ベガ:────ィッ!?
-:柱に縛り付けられた女の肉体が激しく痙攣した
ヒアデス:まさか、この女……まさか、まさかァ!
ヒアデス:ヒィイイッ!ヒッ!ヒッ!ヒッ!
-:何かを察知した術師の声が悦楽と昂揚でますますうわずる
ヒアデス:さあァ、もう少しですよゥ……ああああァ、我慢なさいィィィィ!その程度の苦痛、甘美ィ甘美ィィ!
ベガ:ク……ア……
ベガ:…………
-:-
ヒアデス:さァ、完成ですよォォォォ!高潔にして聖なる肉の姫君よォその見目麗しきお姿をォ私奴にィィ!
-:彼の名はヒアデスしかし人は彼を畏怖と侮蔑を込めて人形遣いと呼ぶ――
talk_21010301
トラジ:革ッ! あぁ、あぁぁあッ!革大好きぃッ!!
サリ:どうしたのでしょう……
ニア:皮? 動物の皮かにゃ?剥いで生贄に使うのかにゃ?
トラジ:ノウゥ! 財布とかカバンとか小銭入れとかに使うあの革のことさ!
ニア:あの革か、にゃ……
トラジ:革はいいぞ!いいぞ……!
サリ:例えば鉄製のものではダメなのでしょうか
トラジ:ナンセンス!金属製は重いし冷たいし何より手触りが最悪じゃないか!
トラジ:革製品は小道具にしても防具にしても、何にせよ鉄製のそれより柔らかい
トラジ:故に防御性能も下がるしかし、しかしだ革乙女達よ!革は軽くて体に良く馴染むのだ!
サリ:…………
ニア:うーん……にゃ
トラジ:伝わってないな! たまげたぜ!そんなら試しに革を作ってみようぜそして見て触って感じてみてくれ!
ニア:うー、わかったにゃ作ってみるにゃ
トラジ:とりあえずアレだ!丈夫な皮、おおきなくちばし星鉄石を手に入れる所からだ!
chattalk_21010302
ニア:222010041
ニア:222010231
サリ:211010101
トラジ:Foooooooo↑↑
トラジ:26
トラジ:今すぐ工房に持っていくんだ!
ニア:わかったにゃー[0028]
サリ:その後はなにをすればよいのでしょうか
トラジ:その後は革をなめして……あ~ぉう! 興奮するぅぅぅぅ!!
トラジ:さぁ! 俺を信じてなめし革を作るのだ!
トラジ:18
ニア:3
サリ:1
トラジ:Foooooooo↑↑
chattalk_21010303
ニア:出来たにゃ[0029]
ニア:202102151
トラジ:Foooooooo↑↑
トラジ:26
トラジ:いい革だよ!
トラジ:たまらねぇ!!
トラジ:どうだい!
トラジ:触り心地はどうだい?
サリ:とても柔らかくて
サリ:しっとりしていますね
トラジ:そうだろそうだろ!
トラジ:へへ、育てたくなる色合いだぁ!
ニア:育てるって、なんにゃ?[0028]
トラジ:ふふふふ
トラジ:そうさ!
トラジ:革製品は育てることができる!
サリ:それはペットということでしょうか?
トラジ:ではない!
トラジ:むしろ相棒!!
ニア:38
サリ:35
トラジ:教えてあげるから戻っておいで! 革乙女よ!
talk_21010304
トラジ:革だぁああぁぁあぁあ!んん、いい触り心地だぁ!肌に吸い付くこの感じぃぃぃぃ!
トラジ:たまらん!!
サリ:たまらんのですか?
トラジ:たまらんのだ!
ニア:たまらんのにゃ……?
トラジ:たまらん!!
サリ:それで、育てるというのは一体どういう意味なのでしょうその……教えて欲しいのです
トラジ:イェェェェス!革製品は鉄にはない魅力がある!その一つが育てられることさ!
トラジ:日焼けさせて色を変えたり、優しく揉んで艶をだしたり、自分だけの革に育てることができるんだ!
ニア:日焼け、させるのかにゃ……奥が深い、にゃー……
サリ:揉むのですか、そうですか
サリ:もみもみ……
ニア:もみもみ……
トラジ:いいよいいよ!いい愛で方だよ!
トラジ:次は保革クリーム塗ってみようか!柔らかい布でやさしくやさーしく撫でるように塗るんだ……
サリ:ぬりぬり……
ニア:ぬりぬり……
サリ:確かに、これはいいものです
ニア:にゃふふ……楽しくなってきたにゃー[0024]
トラジ:そうだろそうだろ!いいか、要件を纏めるぞ?
トラジ:革はいいモノ! イェェェェア!
サリ:革はいいモノ……記憶しました
ニア:んにゃ、覚えた、にゃ[0029]
トラジ:これで革乙女の2人は俺のレザーフレンドだ!
トラジ:そいつは、友情の証だ!受け取っておけ!
サリ:これは……レザーヘルムとレザーキャップの石板ですね
ニア:くれるのかにゃ?
トラジ:イエス!俺達、レザーフレンドだろぉ?
ニア:……イェス、レザーフレンドにゃ!
サリ:革友達……ふふよい響きです。ふふふ……