talk_11032506
ソル:さ、早く行こうぜ!
スピカ:急ぎすぎだよ、ソル君
レン:逸る気持ちはわかるがもう少し落ち着け
ソル:そうだな、悪い悪い
スピカ:ふふ
talk_11032507
ソル:もうすぐ着くな
スピカ:うん! 早く行こう!
ソル:おいおい、オレに急ぎすぎとか言っといて……
レン:目前まで来て気持ちを抑えきれなかったんだろう
ソル:落ち着いているように見えたんだけどな
レン:スピカも人間ということだ
ソル:ハハッ
talk_19030501
ソル:ここがラッサムか
サディ:う……くっ
ソル:大丈夫か、サディ?
サディ:私のことは……気にしないで
スピカ:早くちゃんと横になれるところを探さないと
モモ:近くに病院がないか聞いてくるね~
サディ:私にかまっているような時間はないはずよ
ソル:だからって怪我人をほったらかして進むことなんてできねーよ
サディ:甘いところは、変わらないのね……
スピカ:ふふっ、だってそれがソル君だもん
モモ:病院じゃないけれど、近くで治療をしてくれるところがあるって~
-:怪我をしているサダルメリクを連れソル達は医療施設へと向かった。
-:そこにサダルメリクの治療を任せ自分達は神器が製作可能な鍛冶師を探しに町へと戻った。
レン:町に熱気があるな
スピカ:ここになら……
ソル:神器を作れる鍛冶師がいるはずだ
レン:さっそく探し出すとしよう
スピカ:う、うん、でも……
スピカ:さっきから町の人達に見られてるような気がして……
エグゼ:自分もそう思ってたすよ
ラッサム住人A:よそ者がなんで今……
ラッサム住人B:なあ、あいつらはもしかしたら……
ソル:ちょっと話を聞きたいんだけどいいか?
ラッサム住人A:…………
ラッサム住人B:他を当たってくれ
エグゼ:……避けられているすね
エグゼ:今の人達だけじゃないす他の人も自分達のことを見てヒソヒソと話しているすよ
レン:傷ついた建物が少なくない何かに襲われた可能性がある
スピカ:それって……
ソル:暗黒龍か、影響を受けたモンスターか
スピカ:ここも被害を受けたんだね……
レン:となれば、町の住人が俺達を知っていると考えるべきだな
ソル:これじゃ、協力してもらうのは難しいかもしれないな……
モモ:たとえそうでも、あたし達がやるべきことはかわらないよね?
ソル:そうだったな、ありがとう桃さん
ソル:まずは、神器を作れる鍛冶師を探そう
スピカ:暗黒龍を救える可能性があるんだし、がんばろうっ
レン:まずは情報収集から始めるか
ソル:一人でダメなら十人に声をかければいいだけだ
モモ:そうそう、その調子だよ~
-:ソル達は道行く人や露店の店主などに尋ねることにした。
ソル:すみません、ちょっと話を――
ラッサム住人C:…………
スピカ:あの、すみませんっ
ラッサム住人D:…………
エグゼ:ぜんぜんダメすよ
スピカ:鍛冶師のことを聞くどころか話もできないみたい
ソル:だったら話をしてくれる相手が見つかるまで声をかけるまでだ
モモ:ちょっと待ってもらえる?
エグゼ:かまわないっすけど何をするつもりっすか?
モモ:ええと……あの人がいいかな
モモ:こんにちはー
-:話しかけてもけんもほろろな対応をされる中、桃は一人の女性に声をかけた。
-:迷惑そうに顔をしかめあまり返事をしてもらうことができなかったが……。
-:桃が根気強く話し続けると頑なだった態度も軟化していった。
モモ:色々と聞かせていただきありがとうございます~
エグゼ:話が終わったみたいすよ
モモ:おまたせ~、色々と聞いてきたよ
エグゼ:さすが桃さんすね……
モモ:ちゃんと話をすればわかってくれる人だったよ
スピカ:桃ちゃん、神器を打てる鍛冶師のことはわかったの?
モモ:ケイさんって人みたい住んでいるとこもわかったよ
ソル:行って、話をするしかないな
-:ソル達は神器の製造方法を知る鍛冶師の元へと向かう。
-:そんな彼らの様子をうかがっていた男が一人、その場をそっと離れる。
-:男はサダルメリク軍の兵士だった。
サダルメリク兵A:……なに、サダルメリク様の行方がわかったのかっ!?
サダルメリク兵B:部下の一人が見かけたそうだ
サダルメリク兵B:かなりの怪我を負った状態で見知らぬ者達に連れられていた、と
サダルメリク兵A:アルデバラン軍の兵士ではないのか?
サダルメリク兵B:どうやら違うらしい
サダルメリク兵A:相手がどこの誰であれすぐにでも、お救いせねば!
サダルメリク兵B:待て、気持ちはわかるが俺達だけではどうにもできん
サダルメリク兵A:ならば戻って、救出のために準備を整えるぞ
talk_11032501
ケイ:鍛えてほしい剣があるってのはあんた達かい?
スピカ:そうです。お願いできますか?
ケイ:あたしらは鍛冶師だ。それが仕事だけどね……
ケイ:双龍様がああなった原因があんたらだってのは本当かい?
ソル:それは……
ケイ:……なるほど、事実みたいだねだったら諦めな
スピカ:で、でもっ
ケイ:あたしだけじゃない。この町の職人はみんな同じ気持ちだろうよ
ソル:それほど双頭の龍を崇めていたのか
ケイ:それもある。だけど、それだけじゃない
ケイ:住む家、家族……被害を受けたやつがたくさんいる
ケイ:あたしんとこだってそうだ
ケイ:ウチのバカ弟子も素材を採取しに行ったまま戻らないんだよ
クロム:それは暗黒龍と関わりがあることなんですか?
ケイ:あるかもしれないしないかもしれない
ケイ:けどね、前よりもモンスターが増えて暴れてるとなりゃ……
クロム:暗黒龍や僕達とは無関係です……とは言えませんね
ケイ:わかったみたいだね
ケイ:ここであんたらのことを手伝うような変わり者なんていないよ。諦めな
スピカ:神器があれば双頭の龍を救えるかもしれないんです
ケイ:かもしれないってだけで確証はないんだろ?
スピカ:たしかに、その通りですけど……
ケイ:で、その神器を作ったらあたしのバカ弟子は戻ってくるのかい?
スピカ:そ、それは……
ソル:スピカ、いいんだ
スピカ:ソル君……?
ソル:仕事の邪魔をしてすみませんでした
クロム:それで次はどうするんです?
ソル:別の鍛冶屋へ行くしかないそこもダメなら他の方法を探そう
ソル:ただその前に――
スピカ:戻ってこない弟子の人を探すんでしょ?
ソル:そのつもりだ
クロム:弟子を助けだした恩を利用して改めて交渉するわけですか
ソル:は……?
クロム:……違うんですか?
ソル:いや、そこまで考えてなかった
クロム:では、本当にただ助けに行くつもりだったんですか
ソル:活性化したモンスターが原因で戻って来られないんだとしたら……
ソル:オレ達と無関係とは言えないいや、言いたくないんだ
モモ:そういうとこ、ソル君らしいよねー
ソル:手を貸してもらえないか?
スピカ:もちろんだよっ
クロム:周り道ではありますが……
クロム:戻らないお弟子さんを見つけるのが僕達にとって最善なんでしょうね
ソル:悪いな、みんな
スピカ:さっそく探しに……行きたいけど弟子ってどんな人なのかな?
モモ:戻ってきていないのはシンヤって名前の人だって
エグゼ:どうして知ってるんすかっ!?
モモ:みんなが親方さんと話してる時他の人とお話して聞いておいたの
エグゼ:さすが桃さんすね……
ソル:助かったよ、桃さん
クロム:名前がわかれば探しようもありますねまずは聞き込みをしましょう
スピカ:みんな話してくれるかな
モモ:スピにゃん、暗い顔してたらだめだよこういう時は笑顔じゃなくちゃ
スピカ:う、うん。そうだね
モモ:大丈夫、大丈夫あたしもがんばるから~
ソル:足取りがつかめるかもしれない周りの調査をしよう
-:一方、その頃――。サダルメリクの部下達が……。
サダルメリク兵A:さらわれたサダルメリク様を一刻も早く助けださねばならない
サダルメリク兵B:もちろんだ。だが失敗は許されない情報収集し、計画を立てる必要がある
サダルメリク兵A:サダルメリク様ご無事でいてください……
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ソル:ケイ、見ているか?
ケイ:なんであたしのぱにフォンを知ってるんだい?
モモ:あたしがお弟子さんに教えてもらったの
ケイ:ちっ。どのアホ弟子だい
ソル:そんなことよりも確かめてほしいことがある
ソル:202103181
ソル:落とし物があったんだがシンヤの物じゃないか?
ケイ:なんであんたらがシンヤのことを知っているんだい?
ソル:探しているからだ
ケイ:あたしは探してくれなんて頼んでないはずだけど?
ソル:わかっている
ソル:これはオレの自己満足だだから勝手にやらせてもらう
ケイ:そうかいなら好きにしたらいい
スピカ:それでこれはシンヤさんの物ですか?
ケイ:…まちがいないねあのバカのだ
ソル:そうか…
ケイ:何だ、何かあったのかい?
ソル:争ったような跡があった多分、相手は人間だ
ケイ:なんだって…?
レン:そうなると話は違ってくるな
ソル:何か思い当たらないか?
ケイ:ちょっと待っとくれ
スピカ:ケイさん……?
ソル:何かあったのか?
ケイ:……やっかいな話を聞いちまってね
ケイ:こっちで弟子達に確かめたが帝国軍のやつらを見たって話があるらしい
ケイ:ウチのバカ弟子の一人が町で聞いたそうだ
レン:となると帝国軍が絡んでいる可能性が高いな
クロム:目撃情報を集めながら追いましょう
ケイ:お、おいっ
ソル:大丈夫だ。すぐに見つける!
chattalk_11032503
ソル:ケイ、いるか?
ケイ:何かわかったのかい?
ソル:倒した帝国兵に聞いたがどうやら間違いないようだ
ケイ:帝国兵がなんであのバカ弟子を…?
ハント:理由を考えるのは後でいいだろう
クロム:まずは助けに行くことが重要でしょう
ケイ:…場所はわかるのかい?
ハント:帝国兵から聞き出した
タマモ:ここからならそんなに離れてないわね
ソル:オレ達はこのままシンヤを探す
ケイ:どうしてそこまで…
モモ:ソル君が言ったでしょ?あたし達の自己満足だよ
ショウドウジ:罪無き民をさらうとは許せん、許せんですぞ!
ショウドウジ:33
オメガ:オメガ、悪いこと許さない!
ケイ:…そうかい
ソル:状況がわかったらまた連絡する
ケイ:あんなんでもあたしの弟子だ
ケイ:すまないが、頼む
ソル:任せてくれ
talk_19030502
サリ:ニア様、あれは……
ニア:きっとそうだにゃ!
サリ:聞いてた通りの特徴ですシンヤ様だと思われます
スピカ:ソル君、行こう!
ソル:ああ。わかっているみんな、用意はいいか?
ニア:大丈夫だにゃ!
サリ:沙璃もです
ソル:よし、行くぞ!
talk_11032504
ソル:大丈夫だったか?
シンヤ:え? あ、はいあの……あなた方は?
ソル:ケイ親方に話を聞いたんだ
シンヤ:親方が自分のことを……
モモ:怪我はない?
シンヤ:帝国兵と軽く争った時についた擦り傷くらいっす
シンヤ:これくらい怪我のウチに入らないっす
シンヤ:親方の拳のほうがよほど痛いっすから
モモ:あははっ、そうなんだ~
スピカ:なんにしても無事で良かったですね
シンヤ:みなさん、助けていただきありがとうっしたっ
シンヤ:自分にできることがあれば言ってほしいっす
ソル:気持ちはありがたいけどただの自己満足だからな気にしなくていいぞ
シンヤ:たとえそうだとしても助けてもらったことに変わりはないっす
シンヤ:このご恩はいつか必ずお返しをするっす
スピカ:ケイさんにも、早く無事な姿を見せてあげないと
シンヤ:たぶん、怒鳴られて説教をされるっす
モモ:心配かけたんだから叱られるのは覚悟しないと~
シンヤ:その後、ボッコボコっすね
モモ:ボッコボコなんだ~?
レン:……それは諦めろ
シンヤ:慣れているんで大丈夫っす
レン:そ、そうか……
ソル:帰りに何かあったら大変だ町まで送っていくぜ
シンヤ:何から何まで助かるっす
talk_11032505
シンヤ:親方ぁっ!
ケイ:こんの、バカ弟子がぁっ!
シンヤ:へぶぅっ!? ぐあはっ
ケイ:どんだけ心配したと思ってんだいっ
シンヤ:親方、本気すぎっすめっちゃ痛かったっすよっ
ケイ:痛い痛い言ってるわりにはニヤニヤしてるじゃないか
シンヤ:あ、あれ……?そんな顔してたっすか?
ケイ:どうやら拳と説教が足りなかったようだね?
シンヤ:ま、待ってほしいっすそういうことじゃないっす
シンヤ:親方に殴られたら戻ってきたんだって思ったからっす
ケイ:……ちっ。まったくバカ弟子が
ラッサム住人A:無事でよかったな!
シンヤ:これもみなさんのおかげっす
ケイ:……このバカ弟子を助けてくれたことは感謝する
ケイ:だからと言ってあんたらの手助けはしないからね
ソル:言われなくてもわかっている
ケイ:じゃあ、何が目的でこいつを助けたんだい?
ソル:目的……?
ケイ:そうだ、あんたらが原因だなんてただの八つ当たりだよ
ケイ:それなのに無関係のバカ弟子を助ける理由はなんだってことさ
ソル:あんたらは目の前で困っているやつがいても助けないのか?
ケイ:他意はないとでも?
ソル:そんなものは最初からねーよオレ達はただ助けたいから助けただけだ!
ソル:目的なんてないし恩を着せるつもりもない!
スピカ:ソル君……
ソル:……悪い、言い過ぎた
ケイ:いや、こっちこそ疑って悪かったね
シンヤ:自分は助けてもらって感謝してるっすありがとうっしたっ
talk_11032601
スピカ:これからどうするの?
ソル:他の鍛冶屋を探そう
バロン:じゃあ、ぼくがお手伝いするよ
ソル:バロン、どうしてここに!?
バロン:手伝ってほしいってよばれたんだよ
ソル:手伝い……?
バロン:みんなもいっしょにきてるんだよ
スピカ:ケイさん……?
ケイ:……あのままってのはなんか後味が悪くてね
ソル:……いいのか?
バロン:もちろんだよ
ケイ:手伝いたいから手伝うだけ気にしないでいいよ
ソル:……悪い。助かる
バロン:それで、ぼくはなにをすればいいの?
ソル:ああ、実は――
-:ソル達は手伝いにきてくれたバロンやケイ達、鍛冶屋衆に今の状況を話した。
ケイ:なるほど。そんなものを作るつもりだったんだね
バロン:聖光の星剣をきたえるほうほうかぁ……
ソル:バロンもわからないのか?
バロン:ちからになれなくてごめんなさい
ケイ:さすがにあたしも鍛えたことはないね
ハント:だとしたら知っているヤツに聞くか、レシピを探すか……
ソル:どちらにしろ、聖光の星剣の情報を集めることからだな
シンヤ:あの……ちょっといいすか?
ソル:どうしたんだ、シンヤ
シンヤ:聖光の星剣が目的なんすよね?
ハント:そうだ
シンヤ:自分を襲ってきたやつらもたぶん目的は同じっす
ハント:どういうことだ?
シンヤ:聖光の星剣のレシピを盗まれたっす
シンヤ:だから自分は用済みになったんだと思うっす
ソル:帝国軍が聖光の星剣を……?
ハント:考えるのは後だ、ソル
ハント:やつらにレシピを渡せない
シンヤ:まさか取り戻しに行くつもりっすか!?
ソル:そうするしかないだろうな
シンヤ:盗まれたばかりなんで倉庫にあるかもしれないっす
ソル:帝国軍の倉庫に……?なんで、そんな場所に?
シンヤ:レシピを盗んだやつはあれが何なのかわかってないみたいっした
クロム:上からの指示に従っただけなんでしょうね
ハント:だが、のんびりしているとどこへ移されるかわからない
レン:……時間との勝負というわけか
ソル:その前に取り戻さなくちゃな
talk_11032602
サリ:これが聖光の星剣のレシピなんですね
モモ:けっこう大変だったね~
スピカ:これで聖光の星剣が作れるようになったよ
ニア:だけどなにか素材が必要そうにゃどうやって手にいれるのにゃ?
サリ:どこにあるのかもよくわかりませんね
モモ:わからないなら調べるしかないね~
ニア:バロン達のところへ戻るにゃ
サリ:ニア様の言う通りです戻りましょう
talk_11032603
-:取り戻した製法はさっそくバロンやケイ達、鍛冶屋衆によって調べられた。
ソル:聖光の星剣に必要な素材と入手先について何かわかったことがあるか?
バロン:うん、シンヤおにいちゃん達がしらべてくれたから必要なものがわかったよ
ハント:それは朗報だな
スピカ:何が必要なのか教えてもらえる?
バロン:星辰の玉鋼、日輪樹月華の霊水、雲外の燐光あとは龍の勾玉だよ
ソル:五つか……思ったより必要だな
タマモ:神器なんだし、それくらいは必要でしょ
ハント:たとえいくつあったとしても集めるしかない
ソル:それは、どこにあるかはわかるのか?
バロン:どうやったら手にはいるかははっきりしなかったんだごめんね
ソル:いや、必要な物が何かわかっただけでも十分だ
スピカ:ありがとう。これで前に進めるね
ソル:ああ。星剣を作って暗黒龍を止めるためにも
ソル:素材を集めに行くぞ!
chattalk_11032604
オメガ:29
スピカ:これが星辰の玉鋼なんだ…
スピカ:202103191
オメガ:ピカピカして綺麗!
バロン:24
バロン:星辰の玉鋼を見つけたんだすごいよっ!
ショウドウジ:26
ソル:次は日輪樹だな
オメガ:オメガもがんばる!
ショウドウジ:さっそく探しに行くでござるぞおおおおっ!
オメガ:18
chattalk_11032605
モモ:29
レン:これが日輪樹か…
レン:202103201
バロン:1
バロン:もうふたつもみつけたんだすごいね
モモ:3
クロム:これは何のために必要なんでしょう?
バロン:剣をうつときの火力をつよくするのにつかうんだ
クロム:ほう、それは…なかなか面白そうですね
モモ:実験とかにつかったらだめだよ?
クロム:先に言われてしまいました残念ですが諦めましょう
モモ:41
レン:冗談はそれくらいにしておけ
クロム:もちろん本気ですよ?
モモ:もっとだめじゃないっ
バロン:これがないと剣をつくれなくなっちゃうよ?
クロム:しかたありません諦めましょう
クロム:では、次の月華の霊水を探しにいきますか
モモ:18
chattalk_11032606
ソル:202103211
バロン:月華の霊水もみつけたんだね!
スピカ:とっても綺麗で澄んでいるね…
モモ:飲んだら美味しそう
バロン:38
バロン:のんだらだめだよ?
モモ:本当に飲んだりしないよっ
スピカ:そ、そうだよっ
ソル:なんでスピカまで慌ててるんだよ
スピカ:41
バロン:とちゅうでのまないでちゃんと持ってかえってきてね
スピカ:もちろんだよっ
モモ:わかってるよ~でも、ちょっとくらい…
バロン:38
スピカ:ええと、次は何を探しに行くの?
ソル:雲外の燐光だな
モモ:18
chattalk_11032607
タマモ:へえ…これは…
ハント:どうかしたのか?
タマモ:綺麗だと思っただけ
バロン:雲外の燐光だよね?みせてもらえるかな?
タマモ:202103221
バロン:…うん。それでまちがいないよ
ソル:となると残りは龍の勾玉だけか…
バロン:龍の勾玉はぼくが手に入れたかも
タマモ:41
ハント:かもとはどういうことだ?
バロン:龍の勾玉みたいなのをみつけたんだ
ソル:本物かどうかわからないってことか?
バロン:もともとどこにあるのかよくわからないんだよ
バロン:ほんものを見ることもあまりないからね
ハント:確かめるためにも一度、戻る必要があるな
バロン:うん、まってるからはやくもどってきてね
talk_11032608
ソル:これでオレ達の集めた素材は全部だ
バロン:ありがとう。ちゃんとぜんぶぼくがあずかるね
タマモ:龍の勾玉ってどれ?見せてもらっていい?
バロン:ええと……これだよ
タマモ:あれ……? でも……
モモ:たまちぃ、どうしたの~?
タマモ:ううん、なんでもないよ
バロン:これでぜんぶそろったから剣をきたえてみるね
ソル:すまない、頼む
バロン:ぼくにできることはぜんぶやるつもりだよあとはまかせて
talk_11032701
ソル:バロン、剣はどうなった?
バロン:できたんだけど……
ソル:何かあったのか?
バロン:みてもらえる?
スピカ:とっても綺麗な剣だね
ソル:これが聖光の星剣なのか?
バロン:そのはずだったんだけどちがうみたいなんだ
タマモ:すごく出来は良いみたいだけど普通の剣にしか見えないね
バロン:やっぱりそうみえる?
タマモ:浄化の力を秘めているように感じないかな
ソル:オレにはわからないんだけどどうなんだ、バロン
バロン:たまものいうとおりなんだよ……
ケイ:出来はいい。上物だよだけどそれは星剣じゃないんだ
タマモ:つまり失敗ってわけ?
バロン:……ごめんね
ケイ:すまないね
ソル:材料の龍の勾玉が違っていたのか?
ケイ:……たぶん、そういうことだね
バロン:ほかのそざいはまちがってなかったよ
モモ:どこにあるのか、どんな物なのかよくわからなかったんだよね~?
エグゼ:ゲームとか小説なんかだとこういう場合……
エグゼ:予想もしてなかったけどあれが本物だったんすよっ!
エグゼ:……なんて展開は多いすね
バロン:さいしょからわかればよかったんだけど……
ソル:元々が曖昧な情報しかなかったからな
モモ:そういえば、たまちぃ龍の勾玉を見て何か言いたそうだったよね?
タマモ:すごい素材のはずなのに何も感じなかったんだよね
モモ:そうだったんだ~
タマモ:言えばよかったかもしれないけどなんとなくだったから……
ソル:オレもそういうことはあるよ
ソル:理由は言えないけどなんとなくそうじゃないかって思うことが
ケイ:鍛冶師もそうだ。そういう直感は重要だな
エグゼ:失敗したなら素材全部また集めなおしすか?
バロン:ほかのそざいはまだあるからもういっかいはできるよ
ソル:本物の龍の勾玉があれば……ということだよな?
バロン:うん
ソル:本物がどこにあるのか調べるところからやり直しだな
スピカ:でも、ソル君は諦めるつもりはないんでしょ?
ソル:もちろんだ。力を貸してもらえるか?
スピカ:もちろんだよ
スピカ:これ以上、暗黒龍のせいで被害を受ける人がいなくなるように
シンヤ:親方、大変っす!!
ケイ:なんだ、そんなに慌てて
シンヤ:サダルメリクってやつの軍隊が町に向かってきてるっす
ソル:サダルメリクだって……!?
スピカ:こんな時に、どうして……?
ソル:それは本当なのかっ!?
シンヤ:あ、はい。みんなそう言ってるっす
スピカ:ソル君、確かめよう
ソル:ああ!
talk_11032702
ショウドウジ:また敵のようですぞ!どうするでござる?
ソル:避けて通っていく時間はない
ソル:強引にでも突破する!
ショウドウジ:わかりましたぞおおっ
オメガ:オメガ達の邪魔させない!
talk_11032703
クロム:サダルメリク軍に間違いなさそうですね
スピカ:私達の様子を探りに来たのかな
ソル:それともサディを追ってきたやつらか
レン:可能性の話をしている場合か
レン:それを確かめに行くのだろう?
ソル:ああ、そうだったな
クロム:真実を知るためにも急ぎましょうか
talk_19030503
サダルメリク兵A:いたぞ、奴らだ!
ソル:なっ!?
サダルメリク兵B:貴様らがサダルメリク様をっ
スピカ:サディを……?
サダルメリク兵A:気安くその名を口にするな!
サダルメリク兵B:絶対に許さん。刺し違えても貴様らを倒す!
ソル:何を言ってるんだよっ!?
サダルメリク兵A:サダルメリク様を連れ去ったのは貴様らだろう!
ソル:くっ! そういうことか!待ってくれ! 誤解だ!
スピカ:話を聞いてくださいっサディさんは無事ですっ!
サダルメリク兵A:ならばなぜ、サダルメリク様は戻ってこないのだ!
サダルメリク兵B:何の連絡もないではないかっ!
スピカ:それは怪我の治療をしているから
サダルメリク兵A:怪我だと!?
スピカ:誤解なんですっ信じてくださいっ
サダルメリク兵A:お前達ガイアスの言うことなど信じられるかっ
サダルメリク兵B:サダルメリク様をお救いするのだ!
ソル:何を言っても無駄みたいだな
スピカ:戦うしかないの……?
ソル:……しかたない、相手をしよう
スピカ:で、でも……
ソル:できるだけ怪我をさせないよう倒すんだ!
レン:まったく無茶なことを簡単に言ってくれるな
ハント:だが、それしかないだろう
ソル:行くぞ、みんな!
talk_11032704
サディ:そこまでだっ!!
サダルメリク兵A:サダルメリク様!?
サダルメリク兵B:ご無事だったのですか!!
サディ:私は無事だ。理解したのならばこれ以上の戦闘を禁ずる!
サダルメリク兵A:し、しかしっ
サディ:これは命令だ
サダルメリク兵A:ハッ!
サディ:ソル、そちらも武器を下ろしてもらえるかしら?
ソル:……わかった
サディ:だいぶやられていたようだな皆、無事か?
サダルメリク兵A:はっ! 若干名が負傷しましたが死者、重傷者はおりません
サディ:……ソル、ありがとう
サダルメリク兵B:サダルメリク様、なぜ礼などを?
サディ:お前達は彼らを殺すつもりで戦っていたはずだ
サディ:しかし重傷者は一人もいないその意味がわからないのか?
サダルメリク兵A:ま、まさか……!?
サディ:殺さないように手加減をしていたのだろう?
ソル:誤解だってわかっていたからな
スピカ:本当は戦わずにすめば良かったんだけど……
サディ:部下を殺さなかったこと改めて感謝する
サダルメリク兵A:……我々も謝罪する
サダルメリク兵B:すまなかった
ソル:上官思いの良い部下じゃないか
サディ:ええ、良い部下を持ったわ
サダルメリク兵A:サダルメリク様……!
サダルメリク兵B:そのお言葉だけで十分ですっ
サディ:……本当に双龍様を倒しに行くつもりなの?
ソル:聖光の星剣があれば殺さずに済むかもしれない
サディ:まだ諦めてはいないのね
ソル:少しでも可能性があるなら最後まで諦めるつもりはない
サディ:そう……
スピカ:サディさん、私達をこのまま行かせてください
サディ:……本当はそうするしかないとわかっていたわ
サディ:あなた達の選んだ先を見届けさせてもらうわ
ソル:……ああ
サディ:皆は、撤収の準備だ!
サダルメリク兵A:ハッ!!
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ケイ:あんたら、無事だったのかい?
ソル:もう大丈夫だ。帝国軍はこない
ケイ:なんだって!?そいつは本当なのかい?
モモ:外を見てみればわかりますよ~
ケイ:シンヤ、見てきなっ
シンヤ:わかったっす
ケイ:疑いたくはないけど……
スピカ:わかっています
モモ:もしもがあったら町が危ないですからね~
シンヤ:親方、こっちに向かってた軍がいなくなってたっす
ケイ:どうやらあんたらの言うことは本当のようだね
ソル:わかってもらえたようだなそれじゃ、オレ達は……
ケイ:ちょっと待ちな!
ソル:……まだ何かあるのか?
ケイ:この先にあるゼオラート神殿の中だ龍の勾玉はそこにあるらしいよ
スピカ:調べてくれたんですか……?
ケイ:個人的に気になっただけさ
ソル:……オレ達に協力をするつもりはなかったんじゃないのか?
ケイ:別にあんたらに恩を売りたいわけじゃない
ケイ:目の前で困っているヤツがいたら助けたくなるもんだろ?
ソル:……っ!?
ケイ:……まあ、そういうことだ
シンヤ:そうっすよ。そのために親方はあちこちに頭を下げてまわ……
シンヤ:いたたたっ!? 親方、痛いっす頭が割れるっす
ケイ:余計なことを口走るからだよっ
ソル:……そうか、ありがとう。ケイ
ケイ:礼なんていらないよ
ケイ:あたし達の町のことをよそ者に任せきりにしてどうすんだい
ケイ:なあ、あんたらもそう思うだろ!
-:いつの間にか集まっていた住人達が野太く力強い同意の声をあげると空へと拳を突きあげた。
ケイ:……というわけさ
スピカ:みなさん、ありがとうございます
ケイ:……行くんだろ?
ソル:もちろんだ
ケイ:無理や無茶をするなとは言わない死なない程度にがんばってきなっ
talk_19030504
ソル:ここに龍の勾玉があるのか
エグゼ:雰囲気あるダンジョンすね
モモ:普通の人が喜んで入るような場所じゃないよね~
エグゼ:ここにあるのなら探しに来るのは難しそうすね
モモ:似ているけど違っていたのもわかるよね~
ソル:聖光の星剣のためには必要なものだからな気合い入れていくぞ!
エグゼ:わかってるすよ
モモ:それじゃ、がんばって探そう~!
talk_11032802
ケイ:これが本物の龍の勾玉かい
シンヤ:すごいっす
ケイ:まさか本当に集めてくるとはね
シンヤ:めっちゃすごいっす
ケイ:……うるさいっ
シンヤ:おごっ!?
シンヤ:親方、めっちゃ痛いっす
タマモ:たぶん、間違いないと思うけど見てもらえる?
バロン:ふしぎなちからを感じるよまえのとはちがうね
ケイ:確かに、前のヤツとは物が違う
ケイ:これが本物の龍の勾玉だったというわけかい
ソル:これで全部そろったはずだ聖光の星剣を作れるか?
バロン:それなんだけど……
タマモ:足りない材料でもあるの?
ケイ:聖光の星剣を完成させるならこの町じゃだめなんだよ
ソル:どういうことなんだ?
ケイ:星剣はただの剣じゃないんだ型ができてから鍛える必要があるんだ
ケイ:わかりやすく例えるなら魂を込めるってやつだね
ソル:一筋縄じゃいかないな……
バロン:星剣を鍛えるならタバンちほうにいかなくちゃだめなんだよ
ソル:タバン地方?
シンヤ:ここからそんなに遠くはないんすけど……
ケイ:ちとやっかいな場所でね
モモ:モンスターがたくさんいるとか~?
シンヤ:暑い……いや、熱いんすよ
バロン:すっごくあついばしょなんだ
ケイ:あそこで鍛冶をしようなんてまともなやつの考えることじゃないね
バロン:でも、みんなは行くつもりなんでしょう?
ソル:ああ、もちろんだ!
スピカ:行こう! 星剣を作りに!
-:数々の苦難を乗り越え遂にソル達は全ての素材を手に入れることに成功した。はたしてソル達は聖光の星剣を無事に作ることができるのか?
-:そして、暗黒龍となった双頭の龍を救い出せるのか?ベガの運命は?彼らはもうすぐ……
-:全ての答えを知ることになる。
talk_21031301
???:えと……私はヒナコ、です
ヒナコ:ここで頼めばお願いを聞いてもらえるかもって……
モモ:お願いって何かな~?
ヒナコ:建物の修復の手伝いをしてほしいの
モモ:もしかしてヒナコちゃんは大工さんなのかな?
ヒナコ:うん。まだまだ半人前だけど……
ヒナコ:今はフォレスへイムを回ってあちらこちらの建物の修復をしているんだ
タマモ:まだ小さいのに旅をしてるって大丈夫なの?
ヒナコ:少しだけ大変だけど……
ヒナコ:でも、やりたいことがあるからっ
タマモ:その年でもう目標があるんだすごいじゃない
モモ:やりたいことって、どんなこと~?
ヒナコ:『家』って家族の安らぎと幸せを集めておく場所だと思うの
ヒナコ:だから、みんなが笑顔で住める家を自分の手で守って作っていきたいのっ
モモ:とっても素敵な目標だね~
タマモ:それでわらわ達に依頼を?
ヒナコ:うん。家が壊れて困っている人がいるの
ヒナコ:修復をするために必要な物があるんだけど
ヒナコ:モンスターがいるから外は危ないって
ヒナコ:町の人に私は出ちゃだめって言われたの
モモ:暗黒龍は近くにいなくてもモンスターが暴れているからね
タマモ:ヒナっちは出ないほうがいいわね
ヒナコ:でも、それじゃ家の修復ができないよ……
タマモ:だからヒナっちの代わりに必要な資材を集めてほしいのね
ヒナコ:お願い、できる?
モモ:たまちぃ、いいよね?
タマモ:ええ、もちろん
ヒナコ:いいのっ!? ありがとうっ
モモ:がんばっていい家にしようね
ヒナコ:うんっ
chattalk_21031302
タマモ:ヒナっち、集めてきたよっ
タマモ:202103231
ヒナコ:わあっ! ありがとうっ
モモ:これで間違いない~?
ヒナコ:1
モモ:綺麗な色しているね~これを使うの?
ヒナコ:うん、そうなのっ
ヒナコ:黄金ワラは綺麗なだけじゃなくてあ…!?
タマモ:35
モモ:どうしたの~?
ヒナコ:えへへ…大好きな家のことだとたくさんお話したくなっちゃうの
ヒナコ:嫌がる人もいるから
タマモ:いいじゃん。わらわはそういうの嫌いじゃないよ
タマモ:人の好きなことをバカにしたり文句言うやつなんてほっときなって
ヒナコ:そうだね…そうする
ヒナコ:元気づけてくれてありがとうたまもお姉さん
タマモ:お礼を言われるようなことじゃないって
モモ:たまちぃ照れてるの?
タマモ:そんなことないしっ
タマモ:そんなことより、次は何を集めてくればいいの?
ヒナコ:えと…温もり丸太なの
タマモ:3
モモ:がんばろうね、たまちぃ
chattalk_21031303
モモ:202103241
モモ:ヒナコちゃん、温もり丸太を集めてきたよ~
ヒナコ:24
モモ:たまちぃが熱心に…
タマモ:41
タマモ:ももちぃだって一所懸命にやってたじゃない
モモ:それは…そうだけど~
ヒナコ:あははっ。お姉さん達って仲良しなんだねっ
モモ:そうだね~
タマモ:ヒナっちとだって仲良くなってるじゃない
ヒナコ:私も…?
モモ:あたし達はヒナコちゃんと友達のつもりだよ~?
タマモ:わらわもそう思ってたけど?
ヒナコ:旅してばかりだと友達があまりできないからすっごく嬉しい!
ヒナコ:27
タマモ:友達や家族のために家をつくりたいんでしょ?
タマモ:ヒナっちの気持ち、みんなにちゃんと伝わるわよ
ヒナコ:9
モモ:そのためにもがんばらないと~ヒナコちゃん、他に必要なものは?
ヒナコ:んー。頑丈レンガが欲しいかなお願いしてもいい?
タマモ:1
モモ:それじゃ、行ってくるね~
chattalk_21031304
モモ:202103251
モモ:お待たせ、ヒナコちゃん
ヒナコ:9
タマモ:これで揃った?
ヒナコ:うん、これがあれば家の修理も…
モモ:…ヒナコちゃん?
タマモ:ヒナっち、どうしたの?
ヒナコ:た、大変だよっ!!
タマモ:どうしたの?
ヒナコ:モンスターが出たってみんな言ってるっ
ヒナコ:ど、どうしよう…?
モモ:大丈夫だよ~
ヒナコ:大丈夫って、どうして?
モモ:あたし達がモンスターをやっつけちゃうからだよ~
ヒナコ:え…?
タマモ:ま、そういうこと
タマモ:ヒナっちは安全なとこに避難してて
ヒナコ:で、でも…
モモ:3
タマモ:4
chattalk_21031305
タマモ:だいたい全部、倒したかな?
モモ:そうだね~。もう大丈夫かな
ヒナコ:ふわぁ~。お姉さん達って強いんだね
タマモ:これくらい大したことないわよ
ヒナコ:24
モモ:そっちは怪我した人とかはいなかった~?
ヒナコ:うん、みんな避難してたから
タマモ:そっか、よかった
モモ:必要な建材も集まったし持っていかないとね~
タマモ:そういうわけでこれからそっちに戻るから
モモ:28
ヒナコ:うん、待ってるっ
talk_21031306
ヒナコ:ありがとう、お姉さん達っこれで壊れた家を修復できるよっ
タマモ:こんな危ない目に遭っても諦めないのね
ヒナコ:うんっ、きっとお父さん達も同じだと思うから
モモ:お父さん達?
ヒナコ:私のお父さんとお母さんはすっごく腕のいい大工なの
タマモ:じゃあ、ヒナっちの両親も町のどこかにいるんだ?
ヒナコ:ううん、別の町だよ
モモ:ヒナコちゃんとは一緒じゃないの?
ヒナコ:お父さん達は、この国の壊れた建物を直して回る旅をしてるの
ヒナコ:だから、いつ帰ってくるかわからないんだ
モモ:そっか。それは寂しいね……
ヒナコ:ううん、そんなことないよっ
ヒナコ:いつか幸せをいっぱい詰め込める家を建ててお父さん達の帰りを待つの
モモ:そっか。そのために大工さんをしているんだね
ヒナコ:そうだけど、それだけじゃないよ?
タマモ:どういうこと?
ヒナコ:住むところがないと困るでしょ?そうなったら幸せって言えないから
ヒナコ:みんなを幸せにするためにももっとたくさんの家を直すのっ
モモ:ヒナコちゃんなら素敵な大工さんにきっとなれるよ~
タマモ:わらわもそう思う
ヒナコ:ありがとう、お姉さん達っ!
talk_21031401
???:俺はスギゾーだあんた達が俺の依頼を受けてくれるのか?
ハント:内容次第だ。どんな依頼だ?
スギゾー:イヒッ、ヒヒヒッ刃物だ、刃物を研ぐんだ
ハント:手入れくらいならできるがプロではないぞ?
スギゾー:違う違う違うっ。足りなかった説明が足りなかった!研ぐのは俺だ。俺が研ぐ!
スギゾー:最高の切れ味を!極上の切れ味を!
スギゾー:イ、イヒヒヒ……フヒヒヒヒッ。刃物を研ぐ研ぐ、研ぐゥウウ!
ハント:スピカ、帰るぞ
スピカ:い、いきなりどうしたのっ!?
ハント:冷静に合理的に考えての判断だ
スギゾー:待て、待て、待ってくれ
スピカ:もう、ちゃんと話を聞かないうちにそんなのはダメだよ
ハント:聞くまでもないとは思わないのか?
スギゾー:フヒッ、イヒッ、そう、話を説明がまだだったな
スギゾー:必要なのは研磨材だ!刃物をより鋭く輝かせる研磨材の材料が足りないっ
ハント:悪いが他を当たってくれ
スピカ:困っているみたいだし助けてあげようよ
ハント:誰彼かまわず助けるのは親切とは言わないぞ?
スギゾー:そうそう、そのとーり!親切は相手を選ぶべきイヒヒヒヒッ!
ハント:本人もこう言ってるんだスピカ、帰るぞ
スギゾー:だがぁ、研磨材がないと刃物を研げない。磨けないっ!どうか、頼めないかぁ?
スピカ:たしかに刃物のお手入れには必要なものですよね
スギゾー:そうそう、それがあればどんな刃物も研いで磨いて完璧なものにすルゥゥウ
スギゾー:全部、全部、どんなものでも斬り裂く刃物になるゥウウイヒヒヒ!
ハント:本当にこいつに刃物を扱わせて大丈夫なのか……?
スピカ:研磨材の素材ってどんなのですか?
スギゾー:まずはアルミナ長石が欲しいあれが必要だ!
スピカ:わかりました任せてください
ハント:お、おい、スピカっ
chattalk_21031402
スピカ:取ってきましたけれどこれでいいんですよね?
スピカ:202103261
スギゾー:イヒヒヒッ。そう、それ!すばらしい、それだっ
ハント:…持って帰らないほうがいいんじゃないか?
スギゾー:41
スピカ:もう、ハント君ってばまだそんなこと言ってるの?
ハント:いや、しかし……
スピカ:他に必要なものってありますか?
スギゾー:ヒ、ヒヒッ、いいのか?頼んでもいいのか!?
スピカ:もちろんです
スギゾー:フヒイイイイィィッ!
スギゾー:25
ハント:38
スギゾー:では、ではっ、次はコークス粘土が欲しい集めてきて欲しい!
スギゾー:最高の研ぎのためにも絶対に必要だからな!イヒヒヒッ!
スピカ:ハント君、いいよね?
ハント:…しかたがないな集めに行こう
ハント:放置しておくほうが危ないもしもの時は僕がどうにかするしかない…
chattalk_21031403
ハント:コークス粘土を集めたんだが…
ハント:202103271
スギゾー:5
ハント:あ、ああ。わかっているちゃんと渡すから安心してくれ
スギゾー:イヒヒッ、ありがとうこれでまた最高の研ぎに近づいたぞ! ヒヒッ
ハント:なあ、スピカ本当にこのまま続けるのか?
スピカ:もちろんだよ。あんなに喜んでくれてるんだもん
ハント:38
ハント:たしかに、喜んではいるな…
スピカ:他に必要な物ってまだあるんですよね?
スギゾー:イヒ、そのとーり!
スギゾー:フェノーラ樹脂で終わりだそれさえ揃えば…
スギゾー:フヒッ、イヒヒヒヒヒッ作れる、研磨材が作れるっ!
スギゾー:削って研いで磨いて最高の刃物になるゥウウ!
スギゾー:10
スピカ:18
ハント:お、おお……わかった
ハント:やはり、今からでもこの依頼を断るべきか…?
chattalk_21031404
ハント:…そろってしまったな
ハント:202103281
スピカ:ぜんぜん嬉しそうじゃないね
ハント:素直に喜べない理由はわかっているだろ?
スピカ:35
スギゾー:5
スギゾー:5
スピカ:そんなに慌てなくても大丈夫
スギゾー:依頼をして良かった任せて良かった
スギゾー:さあ、さあ、さあ!早く、早く、早く!
ハント:…わかっているちゃんと持っていく
スギゾー:すばらしいぃイヒヒヒっこれで研磨材が作れるイーヒヒヒヒッ
chattalk_21031405
スピカ:研磨材ができたね!
ハント:ああ、できたないや…できてしまったと言うべきか
スピカ:どうしたの、ハント君あまり嬉しそうじゃないね
ハント:素直に喜んでいいのかわからないからな…
スギゾー:どうだ? できたか!?
スピカ:はい、できましたよ
スギゾー:イヒヒヒッ、見たい見せてくれっ
ハント:これだ
ハント:202103291
スギゾー:5
スギゾー:5
スギゾー:5
スピカ:すぐに持って帰りますね
スギゾー:待ってる。イヒヒヒッ待っているぞぉお
ハント:スピカ、本当に納品するのか?
スピカ:うん、そのために色々と集めて作ったんだし
ハント:しかし、これを渡しても問題ないのか?
スピカ:どうしてハント君はそんなに心配してるのかな
ハント:あの男に刃物を扱わせて良いとは思えないんだが…
スピカ:なんだ、そんなこと大丈夫だよっ
ハント:本当にそう思うか?
スピカ:うん。ハント君は違うの?
ハント:僕は…迷っている
スピカ:せっかく作ったんだからスギゾーさんに渡しに行こっ
ハント:…ああ
talk_21031406
スギゾー:いいぞ、いいぞ、いいぞォオオッこれだ、これこれこれが欲しい欲しかったんだアアァ!
スギゾー:ウェヒヒ! すばらしい、すばらしいさいこーだああっ!!
スピカ:喜んでもらえてよかった
スギゾー:嬉しい、助かった、頼んでよかったイヒヒヒヒヒッ
スギゾー:これで、研いで研いで研いで研いで研いで研いで研いで研いで研いで研いで研ぎまくれるゥウゥ!
ハント:やはりここでどうにかしておかないと……!
スギゾー:せっかくだから、あなた達の刃物も完璧に研いでやるゥゥ……イヒヒ!
スピカ:え? いいんですかっ!?
スギゾー:もちろんだ。さあ、さあさあ刃物を出せ。持っているのはわかっているっ!!
ハント:スピカ、下がれっ
スピカ:これを研いでもらえますか?
スギゾー:おお、おおおお、いい、いいっしっかり使い込まれた包丁だなすばらしイイイィイイィっ!!
スピカ:はい、ずっと使っている包丁なんです
ハント:……は?
スギゾー:うん? お前は研がないでいいのか?いくつか持っているのだろう?刃物をあるだけ出せ、出すんだ!
ハント:い、いや……僕は……
スピカ:あれ? スギゾーさんは料理器具の研ぎを専門でやっているんですよね?
ハント:え……?
スギゾー:もちろんだ。だが、他の刃物も研ぐ、研げる、研ぎたいのだ!イヒヒヒッ!
スギゾー:見せてくれ、その腰にあるものを持っている刃物を全て!
ハント:あ、ああ……これでいいか?
スギゾー:いいぞ、これもいいっ丁寧にあつかっている大切にしているすばらしィイイィイイ!!
スギゾー:では、研ぐ研ぐ研ぐ研ぐ研いで研いで研ぐゥウゥッ
-:ハントは獲物をさばくためのナイフをスピカは愛用の包丁をスギゾーに研いでもらった。
スピカ:すごい、ピカピカ……
ハント:最低限の削りで最高の研ぎだなこれはすごい……
スギゾー:はあ……すっきりしましたいかがですか?
スピカ:とってもいい感じですありがとうございます
ハント:ああ、文句なしの出来だ
スギゾー:ありがとうございますそう言っていただけるのは職人冥利につきますね
スピカ:あの、お代は……?
スギゾー:研磨材を集めてもらいましたからサービスです
スギゾー:また何かあったら持ってきてください
スピカ:すっごく優しい人だったね!
ハント:そう、言えなくもないなしかしあの怪しさはなんなんだ……?
スピカ:綺麗に研がれた刃物が好きなんだって
スピカ:だから仕事ができるのが嬉しくてしかたないって
ハント:そ、そうか……
スピカ:スギゾーさんが研いだ刃物はご近所でも評判だって……あれ? 言ってなかったっけ?
ハント:聞いてなかった。警戒をしていたのは僕だけだったというわけか……
ハント:とはいえ、見事な研ぎだ確かに腕前は一流だな
ハント:また、研ぎを頼んでみるか
talk_21031501
???:私は鍛冶師をしているギルと申します
モモ:へえ、鍛冶師さんなんだ~
ギル:はい、私自身が作った防具をこの店で売っております
ショウドウジ:防具だけを扱っているのでござるか?
ギル:はい。町の人々が自らの身を大切なものを守れるようにと考えておりまして
ショウドウジ:すばらしい考えでござるなっ!
モモ:たしかに考えはいいよね~
ギル:町の外には危険も多く身を守るのは当然のこと
ギル:防具があれば守れた物もあったでしょう
ギル:防具があれば助かった命もあったでしょう
ギル:だからこそより良い防具を必要としているのですっ
ショウドウジ:では拙者達への依頼とは材料の収集でござるか?
ギル:はい、おっしゃる通りです
ショウドウジ:任せるでござる!
モモ:うーん……
ショウドウジ:桃殿、どうしたのでござるか?
モモ:防具を作るために材料が必要なんだよね?
ギル:え、ええ。もちろんです
ギル:より頑丈な、良い防具を作るためです
モモ:そっか~
ギル:そのためにもレアニウム鉱石やレアオーク木材、レアルビーなど必要な材料がいくつかありまして……
ショウドウジ:どれもあまり聞いたことがないものでござるな
モモ:どれも珍しい高価な材料だね~
ギル:より良い防具を作るためには高い素材が必要ですから
ショウドウジ:安かろう悪かろうという言葉もあるでござるからな
ギル:初めて聞いた言葉ですがまさにその通りです
ショウドウジ:町の人々のことを考えてそのような素材を集めて防具を作るとは……
ショウドウジ:人々の命を守るための防具作りに心血を注ぐとは、実にあっぱれ!
ギル:鍛冶師としては当然のことです
モモ:町の人達のために防具を作ってるんだよね?
ギル:その通りです
ショウドウジ:拙者に任せてくだされっ!最高の素材を集めてくるでござるぞぉおおっ!!
ギル:ありがとうございますでは、よろしくお願いします
chattalk_21031502
ショウドウジ:とってきましたぞぉっ!
ショウドウジ:202103301
ギル:すばらしい、それです!それが欲しかったんですっ
ギル:……いけませんねつい興奮してしまいました
ショウドウジ:大丈夫でござる気持ちはわかりますぞ
ギル:9
ギル:私では手に入れるのは難しいですからね
ショウドウジ:さて、まだこれで終わりではござらん
モモ:そうだね。防具を作るなら他の素材も必要だし
ギル:25
ショウドウジ:なに、よい防具のためひいては町の人々のためでござるからなっ!
ギル:では、申し訳ありませんが引き続きレアオーク木材をお願いいたします
ショウドウジ:3
ギル:9
chattalk_21031503
ショウドウジ:29
ショウドウジ:202103311
ギル:24
ギル:入手困難なその素材を簡単に……
ショウドウジ:これで町の人達が少しでも安全に安心に暮らせるならたやすいことでござる
ショウドウジ:拙者もがんばったでござるよ!!
モモ:そうだね。正道寺ならそう思うよね~
ギル:13
ショウドウジ:次はレアルビーでござるな
ギル:あなた方ならば簡単でしょう期待していますね
ショウドウジ:26
chattalk_21031504
ショウドウジ:14
ショウドウジ:202103321
ショウドウジ:集めてきたでござるよ!
ギル:24
ギル:これだけのレア素材を軽々と……
ショウドウジ:なに、この程度のこと桃殿が一緒でござるし
モモ:今回、モモは何もしてないけれどね
モモ:がんばっていたのは正道寺だから~
ショウドウジ:桃殿にそう言われると照れるでござるな
モモ:本当のことでしょ~?
ギル:そのお話はまたにでも
ギル:必要な素材はそろっているんですよね?
ショウドウジ:ああ、そうでござった今から届けるでござるよ
ギル:10
ギル:お待ちしています
talk_21031505
ギル:たしかに、これでお願いしたものすべてそろいました!
ショウドウジ:これがあれば鎧が作れるでござるな!
ギル:鎧……?
ギル:え、ええ。そうですともこれだけの材料があれば……
モモ:じー
ギル:な、なにか?
モモ:ねえ、聞きたいんだけど
鎧姿客1:居たぞ、あいつに間違いない!
ギル:……っ!?
ギル:お客様、今は取引の最中ですのでお待ちください
鎧姿客1:お前んとこで買った防具ちょっとぶつけただけで壊れちまったぞ!
鎧姿客2:俺のやつもだ!
ギル:そ、そういう話は後日にでも詳しくうかがいますので……
鎧姿客1:後日だとか言って逃げる気か!?
鎧姿客2:最近、店が閉まっていたから変だと思ったんだよっ
ショウドウジ:さすがにそれは言いがかりではござらんか?
鎧姿客1:はあ? お前もこいつの仲間か?
ショウドウジ:何を言いだすかと思えば……
ショウドウジ:ギル殿は高潔で真摯な方でござろう
ショウドウジ:町の皆のために鎧を作るため拙者達に素材集めの依頼をした人でござるぞ?
鎧姿客1:素材? どんなのだ?
モモ:レア系の高いやつが多かったかな~
鎧姿客2:だったらこいつを見ればわかるだろうがっ
ショウドウジ:ふむ……鎧でござるな
鎧姿客2:こいつが俺に売ったもんだ
ショウドウジ:ちょっと調べさせてもらうでござるぞ?
鎧姿客2:かまわねぇ、じっくり見てくれ
モモ:正道寺、どう~?
ショウドウジ:これは……
ショウドウジ:これは、なんでござるか?
ギル:…………
モモ:どうだったの?
ショウドウジ:金属の質も、鎧の造り自体もかなりいい加減なものでござる
モモ:そっか……
鎧姿客1:そいつは安くて粗悪な素材で鎧を作って、レアな素材は転売して稼いでいやがる!
鎧姿客2:詐欺師まがいの男なんだよっ
ショウドウジ:……もう一度、聞くでござるがこれはギル殿が作ったもので間違いないか?
ギル:……そうだが、それがどうした?
ショウドウジ:なんですと?
ギル:本気で作ったところで変わらない!
ギル:昔は頑丈な防具を作っていたさ!これこそが俺のやることだって命をかけていた!
ギル:だがな……自分が作った防具を着てモンスターに立ち向かった時に大けがをして思い知らされたんだよっ
ギル:防具なんてしょせん気休めだ本当に強い相手には無意味だ!
ショウドウジ:命を預けるための防具作りで手を抜くとは何事かああああっっ!
ギル:ひいっ!?
ショウドウジ:ならば本物の防具がどのようなものか教えてしんぜよう
ギル:本物の防具だと? お前が……?
ショウドウジ:この素材、使わせてもらうでござる!
ギル:ちょ、ちょっと待ってくれ!それを売ったらいくらになると思っているんだっ
ショウドウジ:この素材は金稼ぎのためでなく防具のために集めたもの
ショウドウジ:ならばどう使うかなど説明するまでもない!
ギル:やめろっ! 鎧なんか作らずに転売すれば金になるのにっ
モモ:やっぱりそういうつもりだったんだ
ギル:うぐっ!? そ、それは……
モモ:もう、いいから黙って見てようね~
-:正道寺は集めてきた材料を元に鎧を作っていく。
-:その姿は近寄りがたいほどの真剣さであり……
-:誰もが無言のまま鎧の完成までを見つめていた。
ショウドウジ:出来たでござる!!
鎧姿客1:おお……すげーな
鎧姿客2:見た目はいいけどまともなもんなのか?
ショウドウジ:たしかに、疑いたくなる気持ちもわかるでござる
ショウドウジ:だから、今から防具の重要性を証明しますぞ
ショウドウジ:桃殿、拙者を全力で殴ってくだされ!
モモ:ホントに全力で大丈夫~?
ショウドウジ:も、もちろんでござる!
モモ:それじゃいっくよ~!
ギル:女が殴るだけならどんな適当な防具だって……
モモ:破ッ!!
-:ドゴオオオオオオオオオンっ!!
ショウドウジ:…………っ!!!!!!!
ギル:な……!?
鎧姿客1:おいおい、なんだ今のはシャレにならない威力だったぞ!?
鎧姿客2:腹に穴が空いてないのが不思議なくらいじゃねーか
ギル:すごい……あんな強烈な一撃をものともせず……!
ショウドウジ:……わかったでござるか?これが防具の力でござる
ショウドウジ:鍛冶師でない拙者でさえ本気になればこれだけのものが作れるのですぞ?
ギル:……目が覚めましたこれからは心を入れ替えます
ギル:あなたの見せてくれた鎧のようにいえ……いつかあれ以上のものを作ってみせます!
ギル:すべてあなたのおかげですありがとうございました
ショウドウジ:その気持ちを忘れずに精進するでござるよ
ギル:はいっ!
ショウドウジ:桃殿
モモ:なにかな~?
ショウドウジ:もう、他に誰もいないでござるか?
モモ:うん、あたし達だけだよ
ショウドウジ:それならば……もう……う、ぐうう……
モモ:正道寺!? だ、大丈夫!?
ショウドウジ:さすが桃殿の一撃。恐ろしい威力でござった……げふううっ!!
モモ:正道寺、しっかりして~!!