talk_19002102
諜報部員:報告します。レグルス将軍はこのあと戦場を見て回るとのことです
サダルメリク:……ふん、戦争屋め
サダルメリク:我々の目的は、敵を殺すことではなく戦争を正常に終結させることだ
サダルメリク:全く本末転倒が過ぎる
諜報部員:はっ……
サダルメリク:……まったく度し難い
サダルメリク:して、残りの2人は?
諜報部員:はっ! まずはアルデバラン様ですが御前会議以降その足取りはパッタリと
サダルメリク:諜報部の動きを察知して姿を消したか……
諜報部員:申し訳ございません
サダルメリク:まぁよい。して、もう1人は?
諜報部員:はっ、ヒアデス様のお姿も居城内になく……
サダルメリク:……奴等め
諜報部員:しかし、このようなものをヒアデス様の居城で見つけましてございます
サダルメリク:何だ、そのひどい落書きは?
諜報部員:巧妙に偽装されていますがこれはラクーンの地図ですね
サダルメリク:地図に印が……
諜報部員:恐らくは……キブカソーン地方ヘッドビルかと
サダルメリク:まさか……
諜報部員:……何か問題がありましたか?
サダルメリク:実戦で使うつもりか……奴ご自慢の人形とやらを……
サダルメリク:あの2人……一体何を企んでいる……
-:オーキューの町を出た12人の仲間達は洞窟の中にあるという次の大きな町ヘッドビルへ向かうため、洞窟の入り口に差し掛かっていた
スピカ:ふぅ、結構歩いてきたね
ソル:さすがに少しこたえるな
エグゼ:…………
ソル:おい……大丈夫か、エグゼ?顔、真っ青じゃねーか!
エグゼ:いや、疲れてるっすけど顔色悪いのは元からっすよー知ってるじゃないすかー
ソル:悪い悪い、いつも通りなのか気分が悪いのか一見わかんねえんだよなぁ
エグゼ:ご飯だって補助食ゼリーで効率良く食ってるすよー
エグゼ:つーか、スピカさんこそちゃんと食ってんすかー?
スピカ:え……
エグゼ:ダイエットっすかー?俺のゼリー食う? トマト味?
スピカ:わ、私は関係ないでしょ!
ソル:へー、ダイエットしてるのか?別に必要ないと思うけど……
スピカ:してません!
talk_12010301
タヌヒコ:キブカソーンへようこそでい!待ってたんだぜい!
スピカ:たぬちゃん、何かあったの?
タヌヒコ:おうよ、重要な話があるんでい
タヌヒコ:ここから先は、重要なクエストも女神様からの神託となって、掲示板から受注することができるんでい
ソル:重要なクエスト?それって例えばどんなものなんだ?
タヌヒコ:そうだなあ、その地域でお前らの今後を左右するような大事なクエストだと思ってくれい!
ソル:え? お前らの今後、ってなんでそんなことがわかるんだ?
タヌヒコ:……この重要なクエストをメインクエストと言うんでい!!
ソル:ごまかすんじゃねーよ!
タヌヒコ:しらねーよ!皇女様にそう教わってんだよ!
スピカ:メインクエストかぁ……町のみんなが困ってるんだったら解決してあげたいね
タヌヒコ:メインクエストをクリアすると受注できるサブクエストが増えることがあるんでい
ソル:まあ、ってことはオレ達も新しいレシピが手に入ったり好都合ってわけか
タヌヒコ:おうよ! 迷ったら、まずは掲示板でメインクエストを受注!覚えておけよな!
スピカ:うん、わかった!ありがとう、たぬちゃん
talk_11002101
ソル:ヘッドビルへの聞いてた道はこっちだよなぁ……
ダイゴ:お、あんたらガイアスだな?こんなところで会えるたぁ俺の運もまだまだ尽きちゃいねぇな
ソル:おじさん、どうしたんだ?モンスターに襲われるぞ
スピカ:ちょっと待って、ソル君おじさん、怪我してるみたい
ダイゴ:へへ、そうなんでぃちょいと持病の癪が、イテテテテ……
スピカ:大変、どうしよう
ダイゴ:いや、お嬢ちゃん、大丈夫だ少し休めばよくなんだよ
ダイゴ:でもよ、この先にカエルがいてよ町に帰ることができねぇんでぃ
ダイゴ:でもよ、この先にカエルがいてよ町にカエルことができねぇんでぃ!
ソル:……ん? 何で2度言った?
スピカ:えーっと……?
スピカ:……まさか、このおじさん ダジャレが言いたくてわざと……?
ダイゴ:っつうわけで俺も少しずつ向かうからそいつ倒してくんねぇか?
ソル:いいぜ、その代わりヘッドビルへの道教えてくれよ
ダイゴ:おうよ!そんなことでいいなら楽勝よ!
chattalk_11002102
ソル:おう、おっちゃん!カエル、倒しといたぞ![0007]
ダイゴ:おう、こっちもちょうど癪が治ったところでよ
ダイゴ:元気になったもんで町に向かってたんだけど
ダイゴ:あともうちょいのところであいつが出やがった
ソル:あいつって何だよ
ダイゴ:きのこのモンスターだよ!
ソル:なんだよ、またモンスターかよ
ソル:すぐ行くから待ってろよ
ダイゴ:すまねぇなぁ
chattalk_11002103
ソル:おう、おじさん!きのこ倒しといたぞ![0007]
ダイゴ:恩に着るぜ、助かったよ
ダイゴ:おめぇらのおかげで
ダイゴ:無事に帰るだけじゃなくて生き残ることができそうでぃ
スピカ:18
ダイゴ:無事にカエルだけじゃなくていキノコることができそうでぃ!
スピカ:またダジャレ…[0015]
ダイゴ:よかったら礼を直接言わせてくれ道筋はぱにフォンに転送したからよヘッドビルで待ってるぜ!
talk_11002104
ダイゴ:おお、おめぇらか!いや~無事にカエルことができて――
スピカ:もうわかりましたから!!
ダイゴ:ええ? そうかい?まあ、ようこそ、ヘッドビルへ歓迎するぜ!
ダイゴ:って、で、でででで出たぁぁぁぁ!
スピカ:えええ~~?いきなりどうしたんですか!?
ソル:おじさんだけじゃねーぞ?町の人、みんな避けてってるぜ?
スピカ:私達のことが恐いのかな……
ソル:いや、そーじゃねえみたいだな……
スピカ:え、じゃあ誰を見て……?
エグゼ:ひょっとして自分っすかー?
エグゼ:ちょ、どうしてっすかー!自分、何も悪いことしてないっしょ!
talk_11002201
ダイゴ:ひぇぇぇぇッ!?で、でででで、出たぁぁぁぁ!
エグゼ:だから、さっき普通に会ったっしょ?何で急に怖がるんすかー!
ダイゴ:いや、俺はおめぇなんて見てねぇ!おめぇなんて見てねぇ!
エグゼ:カエルとキノコ、やっつけたすよー
ダイゴ:覚えてない、覚えてねぇんだ……ところでそっちの兄ちゃんよ
ソル:ん? オレのことか?
ダイゴ:さっきは逃げちまってすまねえな無事に町まで戻ることができたのお前らのおかげだぜ、へへへ
エグゼ:しっかり覚えてんじゃねーすか!
ソル:なんでエグゼを怖がるんだよこんな顔だけど悪いやつじゃないぜ?こんな顔だけど
エグゼ:顔! 顔色じゃなくて顔っすか!?
ソル:悪い悪い、間違えた
スピカ:エグゼ君は悪いことするような人じゃありません
ソル:そうだな、でもなぜかこのあたりの人は避けて通ってる
ソル:そもそもどうして顔を見ただけで逃げようってんだ?
ダイゴ:いや……それがよ……
ダイゴ:ん? ああ!? ない!
スピカ:今度はなんですか?
ダイゴ:小銭入れを落としちまったみたいだ!
ソル:はぁ、次から次へと……まあいいぜ、オレ達が探してくるよ
ダイゴ:へへ、そいつぁ助かるぜモンスターが怖くてよ
エグゼ:いや、そんなことより自分のことを怖がる理由を――
ソル:とりあえず行こうぜ、エグゼどのみちこのままじゃ埒が明かねぇよ
エグゼ:はぁ……もう、しょうがないっすねー
ダイゴ:ひぇぇぇぇッ!?お助けぇええええっ!
エグゼ:もー、ほんと何なんすかこれ
chattalk_11002202
ソル:26
ダイゴ:9
ダイゴ:25
ダイゴ:おまえらのおかげで仕事にも身が入るってもんだぜ!
ダイゴ:さあ、持って帰ってきてくれぃ!
エグゼ:12
ダイゴ:で、出たぁぁぁぁ!
エグゼ:スマホでダメならもう基本的に何やっても無理っすね
エグゼ:心が砕け散りそうっすよ
エグゼ:43
talk_11002203
ダイゴ:おう、これだこれだ!おめえら本当にありがとな!
ダイゴ:この町にはよ、俺みたいに困ってる奴がたくさんいるんだ
ダイゴ:掲示板に依頼が載って以来みんな待ち望んでてよ……
ダイゴ:掲示板にイライが載ってイライみんな待ち望んでてよ……
ソル:ちょくちょくダジャレ挟むのやめろよ!
スピカ:どうしてエグゼ君を怖がるのか、教えてください
ダイゴ:え、ああ……そうだったな、うん……
ダイゴ:まあおめえらは違うだろう悪いやつが俺のためにここまでしてくれるとも思えねぇ
エグゼ:ようやく誤解がとけたってことっすか
ダイゴ:実は青い顔の男が町の人を誘拐してるって噂があってよ
スピカ:誘拐!?
ダイゴ:それで俺も含めてみんな青い顔の男ってのを怖がるようになっちまって
ダイゴ:ひぇぇぇ、でも怖いもんは怖ぇ……何が嫌でそんな顔してんだおめえ
エグゼ:これは元々っすよ!!顔色悪いのはずっとこうなんすよ!
エグゼ:結局解決してないじゃないすか!
ソル:大丈夫だ、エグゼお前にはオレたちがついてる
エグゼ:慰めになってないっすよ!
talk_11002204
ミヨ:うわああああん……お姉ちゃああああん……!
ダイゴ:ああ、参ったなぁ……美代ちゃん、あのな……
スピカ:どうしたの? 大吾のおじさん
ダイゴ:いいとこに来てくれたなおめえら!
ソル:おじさん、子どもを泣かせるなんてわりと最低だぞ
ダイゴ:おお、俺じゃねえんだ……な? 美代ちゃん
エグゼ:そうなんすか?
ミヨ:ひぃ!?
スピカ:だだ、大丈夫だよ!私達はおじさんとお兄さんの友だちだから
ソル:おじさんもエグゼも怪しいから泣きたくなるのもわかるけどよ
ダイゴ:わかるなよ、俺が泣くぞ!
エグゼ:俺も泣くっす!
ソル:はぁ……で? 何があったんだ?オレ達に言ってみなよ
ミヨ:……連れてかれちゃった
スピカ:え? 連れてかれちゃった?
ミヨ:お姉ちゃん、怖いオバケに連れてかれちゃったぁ!
スピカ:お、オバケ……?
ダイゴ:それでよエーテルとカプセルを集める……って
ミヨ:うん、エーテルとカプセル集めるとお姉ちゃん見つけられるって聞いたから
ソル:まあ、すげー力秘めてるし間違っちゃいないんだろうけど……
スピカ:でもガイアスじゃないと扱うのは難しいはずだよね?
スピカ:カプセルマシンも必要なはずだし……
ミヨ:ないとだめなの……?それじゃ、お姉ちゃん……うわああああん……
スピカ:大丈夫だよ、お姉ちゃん達そのガイアスだから!
ソル:オレ達が集めてきてやるよ
ミヨ:……本当に?
スピカ:困ってる人を見過ごしちゃおけないよ
ミヨ:絶対に? 絶対に約束だよ?
エグゼ:うーす、自分、約束するっしょー
ミヨ:うびゃああああ! オバケ~!
スピカ:エグゼ君、だめ!
エグゼ:……もう無理なんじゃないすかね
talk_11002205
ミヨ:どう? エーテル集まった?
ソル:1
ミヨ:9
スピカ:次はカプセルだね
エグゼ:任せてwwwwwwww
ミヨ:34
エグゼ:36
talk_11002206
ミヨ:オバケいない?
スピカ:うん、いないよ
ミヨ:本当に、オバケいない?
スピカ:もういないよ! 大丈夫!
ミヨ:26
ミヨ:あのねごめんなさい
スピカ:?
ミヨ:お姉ちゃんの言うとおりだったの
ミヨ:美代じゃね
ミヨ:エーテルもカプセルも
ミヨ:上手く使えないんだって
ミヨ:お姉ちゃん見つけられないんだって
スピカ:大丈夫だよ
スピカ:お姉ちゃん達はガイアスなんだよ
スピカ:お姉さん、絶対に見つけるから!
ミヨ:うん! ありがとう!
ミヨ:だったら、集めたエーテルとカプセルは
ミヨ:お姉ちゃん達が使っていいよ!
ソル:へへへ、ありがとうっしょー!こういう時は笑顔すよーwww
ミヨ:びゃああああ!? バカオバケー!
ソル:ショックすー
ソル:ソル君のスマホ借りてもダメすか
スピカ:26
ソル:9
talk_19002301
スピカ:美代ちゃんのお姉さん頑張って探さなきゃね!
エグゼ:っても、そう簡単には見つからないっすよ
ソル:できるだけ早く見つけられるように探し方を考えないとな
ダイゴ:でも俺はおめえらのことを信じてるぜ、なんてったって俺の小銭入れを見つけてくれたからよ
ソル:小銭入れと一緒にすんなよな……
エグゼ:でもひとりで心細い気持ちわからなくはないっすよ
エグゼ:自分たちもみんなやラクーンの人たちがいなかったらどうなってたか
スピカ:うん……
ソル:オレ達で見つけ出して早く美代ちゃんに元気になってもらおうぜ
ミヨ:お兄ちゃん、お姉ちゃんありがとう……
ソル:困ってる時はお互い様さ
エグゼ:絶対に見つけてあげるっすよ
ミヨ:オバケのお兄ちゃん……
エグゼ:いや、オバケは余計すけど
ソル:エグゼ、お前ちょっとなんかやる気でてる?
エグゼ:やる気ってほどじゃないすよ
エグゼ:ひとりでいるのは楽っすけどひとりになるのはツラいすからね
スピカ:エグゼ君……
エグゼ:だから美代ちゃんのお姉さんは絶対に見つけてあげるっすよ!
ミヨ:ありがとう、オバケのお兄ちゃん
エグゼ:いや、だからオバケは余計っす……
ヒアデス:ヒヒヒヒィ……居心地はいかがですかァァ、レディ!
タマヨ:私には妹がいるんです町に帰してください!
ヒアデス:ん? 私をどこぞの殺人鬼か何かと勘違いされては困りますねェ?
ヒアデス:ええ、どうかご安心くださいませェ勿論、お返し致しますともゥ……
ヒアデス:その穢れた堕肉をォォォォ綺麗にした後でねェェェェ!
ヒアデス:ヒヒヒヒハァァァァ……!!
???:相変わらずだな
ヒアデス:誰だァ?
アルデバラン:随分と暴れまわってるみたいだな
ヒアデス:ヒヒヒッ、旦那か邪魔しないで下さいよォ楽しいショーが始まってるってときに
アルデバラン:それは悪かったな続けたらどうだ
ヒアデス:……興が削がれましたァ
ヒアデス:運が良かったですねェ、レディ綺麗になるのはもっと後ですヨォヒィッヒッヒッヒィ!
アルデバラン:報告があるということだが?何だ、ヒアデス
ヒアデス:いえね? 姫の身躰を調べてたら大発見があったんですヨォ
アルデバラン:大発見だと?
ヒアデス:旦那、ゾディアックはご存知で?
アルデバラン:無論だ。ガイアスの上位種でガイアスの能力を上回る特別な個体、らしいな
アルデバラン:だが、伝説の中での話だ
ヒアデス:それが、目の前に現れたとしたら?
アルデバラン:……まさか、あの女が!
ヒアデス:ヒィッヒッヒッヒ!私としたことが興奮してつい術式にも力がはいってしましたァ
アルデバラン:で、どうしたんだ、奴は
ヒアデス:全ては旦那のご要望どおりにィ完全に意識を消してアリマスゥ
???:…………
ヒアデス:ヒィッヒッヒ!ヒィッヒッヒッヒッヒィ……!
talk_11002302
ソル:まずは手掛かりが必要だよな何かひとつでもわかればそれをきっかけに進めるはずだ
スピカ:美代ちゃんお姉さんの手掛かりになりそうなこと何か思い出せないかな?
ミヨ:手がかり……
ソル:ちょっとしたことでいいんだ教えてくれないか?
ミヨ:うーん、えっと……えっと……えと……
エグゼ:はぁ、草も生えないっすね……
ソル:どういう意味だ、それ
エグゼ:笑えない、って意味っすよ
ミヨ:……草? ……草!
ソル:草?
ミヨ:お姉ちゃんといつも草刈りに行ってたの
ミヨ:[item:202100321(レアリーフ)]っていうめずらしい草でね乾燥させると甘いお茶になるの
ミヨ:いなくなった日もちょうどお茶がなくなってて……
ソル:それは手掛かりになりそうだな
スピカ:そうだね!
ソル:この近くでその草が生えてるところを探そう!
chattalk_11002303
スピカ:ねえ、あれ見える?
ソル:モンスターがいるななんだあいつ、青い……オーク?
ハント:動く様子がないみたいだが
スピカ:そうなの!
ソル:警戒しているのか?
ハント:いや、あれは守るというより探している……
ソル:まさか……あいつが犯人じゃ無いだろうな
ハント:可能性はあるあれは……ヒトを探している
ソル:ってことは、あいつが実行犯!?
スピカ:あっ、こっちに気づいた!
ハント:来るぞ!
ソル:気づいてくれたなら好都合だやってやろうじゃないか!
talk_11002304
スピカ:あっ、オークが逃げてく!
ソル:あいつ、いったいどこから
ソル:……!?
エグゼ:あれ、もしかしてダンジョンっすか?
ソル:美代ちゃんのお姉さんを連れ去ったやつって……
ハント:この状況だと疑うべくもないな
スピカ:助けに行かなきゃ!
ソル:焦らないほうがいい
ハント:あいつからヒトの血の臭いはしなかったな
ニア:それに恐らく……あのオーク、誰かに操られていたにゃ
ハント:目的があって人々を捕らえている者がいる
スピカ:じゃ、じゃあ、どうすれば……
ソル:慎重にダンジョンに――
サリ:ソル様、スピカ様、大変です
スピカ:どうしたの?
サリ:大吾様からご連絡が
ソル:またあのおじさんか今度はなんだって?
サリ:美代様が倒れられた、と……
エグゼ:……!?
-:心労がたたった結果美代が倒れてしまった――そのニュースは一行を急ぎ町に戻らせるのに十分だった。
talk_11002305
ダイゴ:すまねぇ、おまえら俺がついていながら……
ソル:そんなことより美代ちゃんはどうしたんだ!?
ダイゴ:あ、ああ……それが心労がたたったみたいでよ急に倒れちまって……
スピカ:おじさんのせいじゃないですよ
エグゼ:美代ちゃん元気に振る舞っててもまだ子どもっすから……
エグゼ:きっと心と体にすごい負担がいってたんすよ……
ソル:ああ……
エグゼ:許せねえっす
エグゼ:絶対に見つけ出して美代ちゃんのお姉さんを連れ帰ってやるっす!
ソル:ああ、やってやろうぜ
talk_11002401
スピカ:美代ちゃんをなんとか元気づけてあげたいな
ソル:ああ、お姉さんが戻ってきた時横になってたんじゃオレ達も責任感じるしな
エグゼ:おじさん、いい方法知らないっすか?
ダイゴ:美代ちゃんは[recipe:503000401(スターオニオンスープ)]が好きだって話を聞いたことがあるぜ
ソル:[recipe:503000401(スターオニオンスープ)]か……
ソル:何が必要なんだ?
ダイゴ:まず新鮮な[item:219000151(マジックオニオン)]だ
エグゼ:[item:219000151(マジックオニオン)]っすかわかったっすよ
スピカ:じゃあ、みんなで探しに行こう!
chattalk_11002402
ダイゴ:どうでぃ、[item:219000151(マジックオニオン)]は見つかったか?
スピカ:ばっちりです!
スピカ:219000151
スピカ:これでどうですか?
ダイゴ:おお、こいつだ!間違いねえ!
スピカ:よかった……
ソル:これだけでいいのか?
ダイゴ:いんや、あとは[item:219000141(星しいたけ)]が必要だ
ソル:こうなったら[item:219000141(星しいたけ)]も極上のやつを持ってきてやる
スピカ:そうだね! 美代ちゃんのために!
chattalk_11002403
スピカ:219000141
スピカ:一番よさそうな[item:219000141(星しいたけ)]です[0010]
ダイゴ:やるじゃねえか! ばっちりだぜ!
ソル:これで必要なものは全部か?
ダイゴ:ああ、おめえらに頼んでよかったぜ
ソル:1
スピカ:あとはこれで料理に取りかかれば……
ソル:じゃあ、いっちょ作ってみるか
ダイゴ:それじゃあ、頼んだぜい!
chattalk_11002404
ソル:800000041
ソル:これでどうだ?
スピカ:私史上最高の出来かも!
ダイゴ:おお、これだ!こいつがあれば美代ちゃんも元気になってくれるはずだぜ!
ダイゴ:すまねえがお前達が美代ちゃんにあげてくれねえか?お前達に懐いてるみてーだしよ
ダイゴ:さっきようやく目を覚ましたところなんだ
エグゼ:わかったっすすぐに持っていくっすよ
talk_11002405
ミヨ:…………
スピカ:どうかな? 美代ちゃん
ミヨ:……おいしい
スピカ:よかった……
ミヨ:うぅ……ぐすっ……うわああああん……
ソル:えっ、お、おい……どうしたんだ……!?
エグゼ:変なもの入ってないはずっすけどもしかして本当はまずかったとか
ソル:じゅる……十分美味いと思うけどな
ミヨ:……違うのお姉ちゃんが作ってくれたスープとおんなじ……
ミヨ:すごくおいしくてお姉ちゃんのこと……ぐすっ……うわあああん、お姉ちゃん……
スピカ:美代ちゃん……
エグゼ:許せねえっすよ
ソル:エグゼ?
エグゼ:こんな小さな子を泣かせるやつらがいるなんて許せねえっすよ!
ソル:ああ、そうだなオレ達であいつら見つけてお姉さんを取り戻すぞ
エグゼ:大丈夫っすよ、美代ちゃん
エグゼ:オバケのお兄ちゃんが絶対にお姉さんと一緒に帰ってくるっすからね!
talk_11002501
エグゼ:よし、じゃあ真犯人討伐に向けて出発っす!
スピカ:エグゼ君、すごい気合
ソル:美代ちゃんのためだしな
エグゼ:ヒーロー気取るつもりはないっすけどやっぱりあんなことするやつは許しちゃいけないと思うんすよ
エグゼ:ひとりぼっちでツラいなら自分達が助けてあげるしかないっしょ
ソル:エグゼの言うとおりだこの先何が待ってるかわからないけど力をあわせていこう
スピカ:うん、頑張ろう!!
ソル:じゃあ、行くぞ!
スピカ:おー!
エグゼ:おー! っす!
-:この世界がどこであろうと少女が涙する姿はとても心苦しいものだった。
-:一行は美代の姉である珠代を救うため東キブカソーン大洞窟に挑むことを決意したのだった。
talk_19002507
-:cutin_00009_00
スピカ:やったー! 見つけたよ!
ソル:誘拐犯め……こんなたくさんの人達を……
タマヨ:あなた達は……?
スピカ:私達、美代ちゃんのお姉さんを探しに来た、えっとガイアスです
タマヨ:美代? 美代は無事なんですか!?
エグゼ:お姉さんっすか?美代ちゃんはスープを飲んで今頃は元気に眠ってるとこっす
ソル:ああ、お姉さんの帰りをヘッドビルで待ちわびてる頃さ
タマヨ:よかった……美代は元気なんですね本当によかった……
スピカ:だから一緒に帰りましょう!
???:ようこそ……皆様方ァァ!
ソル:お前は誰だ!
人形遣い:名乗るほどの者ではございませんが人は私を人形遣いと呼びますゥ
ソル:人形遣いだって?
人形遣い:ヒ、ヒヒヒヒィ……教えてあげますよォォその身で感じていただきましょうゥ!
talk_19002508
スピカ:さあ、今のうちに!この先にはモンスターもいませんから!
タマヨ:ガイアスの皆さん本当にありがとうございます
エグゼ:早く美代ちゃんのところに戻って顔を見せてあげるっすよ
エグゼ:お姉さんが戻ることが美代ちゃんにとって元気の源っすから
人形遣い:ヒヒヒィ……素晴らしいデスねェェとても素晴らしいですネェ!
ソル:お前……
人形遣い:ヒヒヒ、焦るのはいけませんねェショーにお付き合い頂いたお礼をしなくてはなりません
エグゼ:そんなもんいらねえっすよ!
人形遣い:さアさァこちらもご覧くださいィ!我がァ至高の大傑作ゥ……聖なる肉の姫君をねェェェェッ!
???:……う、ああ……う……
ソル:そんな……何で……
スピカ:ど、どうして……!?
???:……ああ……う……
人形遣い:皆様方ァ、いい顔にございますよゥ?実にィ素晴らしィィィィ!
人形遣い:私の完璧な人形魔道術でェ美しく変化を遂げた姫君……
ヒアデス:よもや、これほどまでに感動していただけるとはァ、このヒアデスゥ感激の至りにございますゥゥゥゥ!
ソル:ふざけるなぁっ!今すぐベガ先輩を元に戻せっ!
ヒアデス:あァ、それは無理というものですゥ私の術式は完璧でしてねェ決して元には戻りませぬ故、ヒヒヒィ
スピカ:そんな……それじゃ、もうベガ先輩は……
ヒアデス:さあァお喋りはお終いですよゥ姫君ィ、穢れた魂のォ除去手術と参りましょうかねェッ!
ベガ:…………
ヒアデス:さあァ姫君ィ、早くゥゥゥゥ!早くやってしまうのですよォォォォ!
ベガ:…………
ヒアデス:姫君ィどうしたと言うのですゥ!さあァ早くゥゥゥゥ!浄化して差し上げるのですよゥッ!
ベガ:……ぐぐぐ……
ソル:……ベガ先輩、まさか……オレ達のこと、わかるのか?
スピカ:そうだよ、ベガ先輩がこんな魔術なんかに負けるはずないもん!
ベガ:……逃げろ……私は……もう……
ソル:先輩!
スピカ:先輩!!
ヒアデス:ばァ、馬鹿なァァァァ!ゾディアックとはそれほどまでなのか……!?
ソル:待て! ベガ先輩を置いて行け!
-:ソルの叫びが虚しく響き、届かぬ想いに一行は口を噤んだ。
-:あの時、黒騎士に連れ去られたベガが生きているかも知れない――
-:その可能性を喜ぶべきであるのに誰1人として笑顔の者はいなかった。
talk_11002551
スピカ:あ、珠代さん!待っててくださったんですか?
タマヨ:皆さん! 無事だったんですね!
スピカ:こっちは……大丈夫です
タマヨ:本当にありがとうございます美代とはもう会えないかもって……そう思っていました……
エグゼ:いやー、よかったっすねね? ソル君
ソル:あ、ああ……そうだな
???:お姉ちゃ〜ん!!
ミヨ:お姉ちゃん……ぐすっ……
タマヨ:美代……ああ、女神様感謝致します……
エグゼ:本当によかったすねぇ
ミヨ:オバケのお兄ちゃん達本当にありがとう!
エグゼ:ああ……もうなんでもいいっすよ
ソル:だな、オバケの兄ちゃんよ
エグゼ:ソル君に認めた覚えはないっす!
ソル:ハハハッ、そりゃそーだ
タマヨ:皆さんはこれからどうされるんですか?
ソル:ああ、大事な仲間のひとりがあの気味の悪い奴にさらわれちまって……
タマヨ:そうなんですか……それはつらいですね……
タマヨ:あっ、そうでした!
タマヨ:あの気味の悪い男ザントロードに行くって言ってましたよ!
ソル:な!? 本当か!?
タマヨ:えぇ、牢屋にいる時に聞いたんです役立つ情報だったらいいんですが
スピカ:もちろんです!ありがとうございます!
タマヨ:今回の恩は返しても返しきれません
タマヨ:また町にいらっしゃったら是非我が家にお立ち寄りください
ミヨ:そうすよー!
エグゼ:ちょ!自分の真似しないでほしいっす
スピカ:ふふっ、いいんじゃない?少しくらい
ソル:よし、決まりだな!次はザントロードだ!
ミヨ:オバケのお兄ちゃん達、頑張ってね!
エグゼ:美代ちゃんも元気で頑張るんすよ!
ミヨ:うん!
talk_21010101
コマチ:ぴゃああああああああ!!
エグゼ:うわわっ!?な、なんすか!?
コマチ:ぴゃああああっ!し、死体が、死体が!!しゃべ、しゃべったぁ!?
エグゼ:がーんっ……し、死体扱いっすか……(エグゼの精神に 会心の一撃……)
スピカ:お、落ち着いて!エグゼ君はちゃんと生きてるよ!
コマチ:嘘だよ嘘だよ!だってこんなに血色わるい人――
エグゼ:ゴボッ……
コマチ:ぴゃああああぁっ!!ほらぁ! 血ぃ吐いてる!!もーやだぁああああ!!
スピカ:だ、大丈夫だよー!これはただのトマトゼリーで…………なんだよね??
エグゼ:そ、そうっすよー……自分はちゃんと生きてるっすよ……
エグゼ:不健康なのは認めるすけど……死体扱いはショックっす……
コマチ:ほ、本当……?ご……ごめんなさい……あたし、すごく怖がりで……
コマチ:最近、怖いモンスターにいっぱい脅かされちゃったから……
スピカ:そうだったんだ、怖かったねでも、もう大丈夫だよ!
エグゼ:え?大丈夫って……?
スピカ:私達があなたを怖がらせたモンスター全部、やっつけてきてあげる!
コマチ:ほ、本当に!?
エグゼ:私達って……じ、自分も行くんすか?
スピカ:汚名返上のチャンスだよ!ゾンビのお兄ちゃん♪
エグゼ:んぐっ……なんだか理不尽な気がするすけどしょうがないっすね……
コマチ:あ、ありがとう!お兄ちゃん、お姉ちゃん
コマチ:それに、あの、お兄ちゃん……さっきは、怖いって言ってごめ――
エグゼ:ゴボッ……
コマチ:ぴゃああああっ!!!!
スピカ:もー、エグゼ君それ紛らわしいよ……
chattalk_21010102
スピカ:26
エグゼ:14
コマチ:13
スピカ:エグゼ君がね
スピカ:頑張って倒してくれたんだよ
コマチ:お姉ちゃん
コマチ:お兄ちゃん
コマチ:どうもありがとう!
エグゼ:これで
エグゼ:汚名返上できたすかねー
スピカ:7
コマチ:でもまだ怖いのいるの
コマチ:34
エグゼ:まだいるんすか?
コマチ:ねずみさん
エグゼ:ねずみ?
エグゼ:これのことすかー
コマチ:ぴやあっ
スピカ:もー[0014]エグゼ君![0014]
スピカ:33
エグゼ:36
chattalk_21010103
エグゼ:14
スピカ:エグゼ君大活躍だよ!
コマチ:9
コマチ:34
スピカ:もしかして
スピカ:まだ怖いのあるの?
コマチ:ケーン
コマチ:ぴやあっ
スピカ:38
エグゼ:36
エグゼ:違うんすよ
エグゼ:慣れてもらおうと思ったんす
スピカ:41
スピカ:それでわざと写真を?
コマチ:お兄ちゃん
コマチ:小町のために…
コマチ:9
chattalk_21010104
コマチ:お兄ちゃん大丈夫?
コマチ:お姉ちゃんも無事?
エグゼ:26
スピカ:1
コマチ:9
コマチ:でも
エグゼ:あー
エグゼ:まだ怖いのあるんすね
コマチ:ちがうの
コマチ:エグゼお兄ちゃんとスピカお姉ちゃんが怖いの
エグゼ:99
エグゼ:120
エグゼ:これでどうすか
スピカ:28
スピカ:エグゼ君
スピカ:別に恐がってるわけじゃないと思うよ
エグゼ:どういうことっすか?
スピカ:私達の写真欲しかったんだよね[0012]
コマチ:28
コマチ:怖いっていえばくれるかなって
エグゼ:41
スピカ:23
コマチ:お兄ちゃんお姉ちゃん
コマチ:本当にありがとね!
talk_21010105
コマチ:あ、お兄ちゃん!大丈夫だった!?
エグゼ:もちろんっすまだまだ余裕っす。
スピカ:ふふ、エグゼ君、とっても頼もしかったんだよ
コマチ:あ、そうだ、スピカお姉ちゃん
スピカ:なあに、小町ちゃん
コマチ:あのね、えっとね、ごにょごにょ……
スピカ:うんうん、なるほどね……
エグゼ:何の話っすか?
コマチ:なっなんでもないよ!?
スピカ:そうですよ、何でもないですよねー
エグゼ:えぇ……あからさまにごまかされたっす……
コマチ:じゃあスピカお姉ちゃん、後で……教えてね?
スピカ:うん、後でまた戻ってくるね
talk_21010401
???:うおおおおん!うおおおおっ!
ソル:うお、びっくりした。一体なんだ?
クロム:ふふ……貴婦人の涙ですかね?
ソル:俺には野獣の雄たけびに聞こえてくるけどな……
ニッコウ:な~に~が~野獣よぅっ!ひどい! ひどいわぁ!!もう! ぶっちゃうんだから!
ニッコウ:ってあら!なんて可愛い子達……!やぁだもう~! びっくりぃ~!!
ニッコウ:ハッ! アタシったら!男子ィの前ではしたないわ!
ニッコウ:くすんくすん~(チラッ!)ニッコウ困っちゃう~(チラッ!)誰か助けて欲しいなぁ~(チラッ!)
ソル:はぁ……なんだか面倒に巻き込まれたな
クロム:そうですか?僕は楽しそうに思えますよ
ソル:変わってるな、クロム…………なぁ、困ってるなら聞いてやるよ
ニッコウ:あらやだぁ、優しいぃ!ニッコウメロメロぉ~!
ニッコウ:実はねぇ、姉のヨッツがいなくなっちゃったのよぉ!
ニッコウ:最近、おかしなフロッグもウロチョロしてるしアタシ、心配で心配でぇ~
クロム:なるほど……となると、答えは簡単です
ソル:流石クロムだな仕方ねーからお前の姉ちゃんの居場所を教えてくれ
クロム:ふふ、それは野暮というもの動けば自然に真理へと辿り着けますよ
chattalk_21010402
ソル:フロッグ、倒したぜ!
ニッコウ:27
ニッコウ:強い男って
ニッコウ:す[0001]
ニッコウ:て[0001]
ニッコウ:き[0001]
クロム:さあ次に行きましょうか
ソル:次の町はどっちかな
ニッコウ:やだ~[0018]無視しないで~[0018]
クロム:おかしなモンスター
クロム:他にもいるのではありませんか?
ソル:おかしな…ニッコウのことか?
ニッコウ:33
ソル:36
ニッコウ:そうなのヘドロの様子がおかしいの
クロム:ヘドロだね
ソル:仕方ねーな…
chattalk_21010403
クロム:また一つ答えに近づきましたね
ソル:35
ソル:そうだな
ソル:なんとなくわかってきた
ソル:やっぱり面倒だ
クロム:そうですかね?
ソル:38
ニッコウ:助けて!
ニッコウ:アタシのつけまつげが盗まれたの[0018]
ニッコウ:お願い探して~!
ニッコウ:つけまつげは乙女の必需品なの~![0018][0005]
ソル:また急だな…
クロム:26
クロム:これもピースの1つ
ソル:しょうがないな…
chattalk_21010404
クロム:おまたせいたしました
ソル:見つけたぞ![0007]
ニッコウ:やだ~!ありがとう~![0021]
ニッコウ:おねがい!
ニッコウ:一刻もはやく戻ってきて!
ニッコウ:アタシの乙女が死んじゃう!
ニッコウ:どこかに預けてくれてもいいわ![0007]
ソル:はいはい…
クロム:3
chattalk_21010405
ソル:つけまつげ預けといたぞ
ニッコウ:さっすが~![0009]
ニッコウ:27
ヨッツ:お願い!誰でもいいから助けて!
ニッコウ:ヨッツ!?どこにいるの!?
ヨッツ:助けて!オークが!
ニッコウ:ねえ!ヨッツったら!
ニッコウ:どうしましょ!返事がないわ~!
ソル:今のがお前の姉だな?
クロム:落ち着いてください
クロム:大丈夫ですよ真理はもうすぐそこです
ソル:ああ
ソル:さっさと解決しよう
ソル:26
chattalk_21010406
ソル:オークがレディだったな…
クロム:7
クロム:真理に辿り着きましたね
ニッコウ:どういうこと?
ヨッツ:アタシが説明するわ
ヨッツ:モンスターたちに素敵な女になる秘訣を教えてあげたのよ
ニッコウ:はぁ?
ヨッツ:だって~モンスターって色気がないじゃない?襲われてもつまんないんだもーん
ソル:それだけでモンスターにレクチャーしてたのかよ
ソル:怖ろしいなお前…
ニッコウ:アタシのつけまつげが盗まれたのもそのせいね![0009]
ソル:おそらくな
ヨッツ:それで一通りレディの作法を教えてね
ヨッツ:帰ろうとしたらあいつら先生先生ってアタシを離さなくって!
ヨッツ:ごめんなさいね[0005]心配かけちゃって……[0005]
ヨッツ:でもアタシのために戦う二人とってもカッコ良かった…
ヨッツ:27
ニッコウ:はあ?
ニッコウ:二人はアタシのために戦ってくれたのよ?
ニッコウ:38
ヨッツ:馬鹿言わないで!アタシよ!
ニッコウ:アタシよ!
ヨッツ:アタシ!
ニッコウ:アタシ!
クロム:ふむ
クロム:ソル君はどちらが好みですか?
ソル:そうだな…
ソル:帰ろう
クロム:ふふふつれませんね
talk_21010601
トラジ:鉄ぅ!!ひんやりつめたい鉄ぅぅぅぅ!
スピカ:鉄ですか?
トラジ:鉄乙女達よ鉄はいいぞ!鉄は夢を、裏切らない!
スピカ:鉄乙女って……
オメガ:鉄の乙女……まさにオメガのこと
トラジ:鉄製品はよぉ安全で安心でとにかく硬いそれにあの重さも癖になる……
スピカ:く、癖になるんですか
オメガ:オメガ、よくわからない
トラジ:おっと、伝わってない?伝わってないのかい?コイツはたまげたぜ!
トラジ:そんなら、丁度いい機会だ鉄に慣れ親しんでみようじゃねえか!
オメガ:面白そう癖になる理由を知りたい
トラジ:まずは鉄鉱石のかけらを集めてくれ!あれは素晴らしい硬度だからな!
トラジ:それと頑丈な殻も必要だな!
スピカ:鉄鉱石のかけらに頑丈な殻ですか?一体何に使うんだろ?
トラジ:ふっふっふ~集めてきたら教えてやるぜ!
chattalk_21010602
スピカ:211010011
オメガ:222010371
トラジ:Foooooooo↑↑
トラジ:26
トラジ:いい鉄鉱石のかけらだ!
トラジ:いい頑丈な殻だ!
トラジ:こいつはいい鉄ができそうだ!
スピカ:35
オメガ:いい鉄を作るにはどうしたらいい?
トラジ:それらを同じ釜で高温で熱するのさ!
トラジ:高温で熱された鉄ってやつはな
トラジ:見とれるほど美しくてよ
トラジ:輝くほど素晴らしくてよ
トラジ:Foooooooo↑↑
オメガ:そんなにいいのか[0030][0027]
スピカ:5
スピカ:次は?
スピカ:次はどうすればいいのかな?
トラジ:へへへ、焦るな焦るな!
トラジ:次は、こいつだ!
トラジ:222900011
トラジ:ライトウェポンピースを持ってくるんだ!
トラジ:これも釜に入れる素材なんだぜ
オメガ:18
chattalk_21010603
スピカ:222900011
トラジ:Foooooooo↑↑
トラジ:24
トラジ:さあ!
トラジ:ついに君達は[item:211010011(鉄鉱石のかけら)]を使って製鉄するんだ!
トラジ:丹精込めて!
トラジ:愛をこめて!!
オメガ:オメガ、承知した!
オメガ:だが、鉄マスター
オメガ:それはいつまで続ければいいのか?
トラジ:そんなのもちろん
トラジ:[recipe:502700201(アイアンインゴット)]になるまでさ!
スピカ:34
スピカ:[recipe:502700201(アイアンインゴット)][0030]
スピカ:そんなに続けるんだ[0005]
トラジ:怖がってはいけない、鉄乙女よ
トラジ:鉄への愛が本物なら
トラジ:きっと出来るはずさ君だけの[recipe:502700201(アイアンインゴット)]がね
オメガ:5
スピカ:欲しいんだ…
スピカ:でもそれならやってみよう[0009]
オメガ:18
トラジ:25
chattalk_21010604
オメガ:できた[0030][0030]
スピカ:202102161
トラジ:Foooooooo↑↑
トラジ:たまんねぇ!!
トラジ:どうだ、どうだどうだどうだ!
トラジ:この光沢は!
トラジ:この存在感は!
オメガ:吸い込まれる感じ!
オメガ:それに
オメガ:しっくりすべすべ!
トラジ:そうだろそうだろ!
スピカ:それにこの重厚感とても丈夫そうだね
トラジ:だろぉ? だろだろだろぉ?
トラジ:だが鉄の魅力はまだあるんだぜ!
スピカ:41
スピカ:なんですか[0032]
トラジ:イェェェェア!
トラジ:教えてやるから早く戻っておいでーな!
スピカ:1
オメガ:4
talk_21010605
トラジ:鉄だぁああぁああぁあ!んん、んんぅ~いい重みだ!そしていい輝きだぁ!
トラジ:たまらん!
トラジ:重さ、輝き、存在感……どれをとってもたまらん
オメガ:鉄マスター、たまらんのか
トラジ:たまらんのだ!
スピカ:たまらないんだ
トラジ:たまらんのだぁ!
オメガ:鉄マスター、そろそろ更なる鉄の魅力を教えてほしい
トラジ:イェェェェス! いいぜ、いいだろ!鉄製品はな、味が出るんだよ……
オメガ:味? 美味しいのか?
スピカ:オメガちゃんダメだよ!鉄はオメガちゃんでも食べられないから!
トラジ:そりゃそうさ! 鉄だもの!というか、そうじゃないさ!
トラジ:頑丈で壊れにくい故に長持ちする故に長く連れ添う
トラジ:そして連れ添った分だけこいつらは傷を負いあせて、錆びていく
トラジ:気が付けば、世界で自分だけの掛け替えのない唯一無二の一品になっているはずさ
オメガ:ほう……唯一無二……
スピカ:なんかカッコいい響きだね
トラジ:へへ、そうだろそうだろぉ?鉄はまさに嫁だな!
オメガ:嫁……嫁、か
スピカ:ふふ、面白い喩えですね
オメガ:寅次は結婚しているのか?
トラジ:…………
トラジ:こ、細けぇこたぁいいんだよ!それより鉄乙女達よ!もっといい愛で方を教えてやろう!
オメガ:教えろ! すぐに教えろ!
スピカ:ふふふ、いっぱい愛でてあげようね